Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

かどや(湯河原)

2022-05-24 18:00:02 | ビールのお店
先週、思いがけない連休が出来たので久しぶりに小旅行に行って参りました。
沼津に友達が移り住んだので、彼女に会うのが一番の目的でしたが、折角なので前々から行きたいと思っていた湯河原にも足を運びました。
温泉や万葉公園は勿論行く計画を立てていましたが、出発前日にクラフトビール屋さんが出来たという情報をゲット。
調べてみると私が行く月曜日は14時からオープンの様子。
これは行かねば!!とワクワクが膨らみました。
湯河原駅から万葉公園までバスに乗り、目当ての『かどや』さんは落合橋という停留所の近くだったのでそこで下車。
川合にある停留所で、川の流れと音が心地よく迎えてくれました。
バスの中でも辺りをきょろきょろ眺めていたので、『かどや』さんは下車する前に発見。
停留所からもすぐ近くで、名前の通り角にある小さなお店。
 
今年の4月にオープンしたばかりというお店は、とってもキレイ。
木の感じが湯河原の街並みと合っていて、雰囲気がありました。
入り口から中の様子を覗いて、ワクワクしながら入店!
 
ドアを開けるとすぐにカウンターと4つのタップ。美しい^^
入って左側には瓶ビールと生樽の冷蔵庫、奥に小さな丸テーブルが二つあってそこで座って頂けます。
カウンターでも勿論OK。
 
湯河原の地ビール(瓶)も気になりましたが、やっぱり生を飲みたかったので、4種類の中から3種選んで飲み比べが出来る利きビールセット(1580円)にしました。
この日のタップは『伊勢角屋麦酒・XPA』『伊勢角屋麦酒・ペールエール』『熊澤酒造(茅ヶ崎)・Hazy IPA』『柿田川ブリューイング・Hop Connection』。
伊勢角屋麦酒さんのペールエールは何度か飲んだ事があるので、それ以外の3つを頂きました^^
おつまみがあるのも嬉しい。因みにナッツとかの小袋は自由に食べていいそうです(わーい)。
「XPA」はトロピカルの香りが豊かで、後味は割とさっぱり。
「Hazy IPA」も美味しく、シュワッと口の中で弾けて消えていく感覚が面白かったです。
一番好きだったのは「Hop Connection」。この三つの中では一番個性があって、より飲み応えがありました^^
冷蔵庫の左側は伊勢角屋麦酒さんの商品、右側が神奈川のクラフトビールと次に控えた生樽。
控えの生樽は湯河原のクラフトビールが待っていたのに…それはまた次のお楽しみに。
月曜日だったのでこの日はとても静かでしたが、前日の日曜日は(4種類のタップも全部入れ替えをしたくらい!)盛況だったそう。
街自体も静かで、お休みのお店も多かったです。
でもそういうタイミングだったからお店の方とも沢山お話が出来たので、私としては良かったー!!


二階にはイベントスペースもあり、今後の展開が楽しみなお店。
また行きたいです!!

PUMP Craftbeer bar(池袋)

2022-04-27 18:00:31 | ビールのお店
先日、池袋の『PUMP Craftbeer Bar』へ初訪問しました^^
池袋とは言え、駅からは少し距離があり、池袋駅東口から南側に400m位歩きます。
池袋駅と雑司が谷駅の間くらいでした。
市街地からちょっと離れるので、落ち着いた場所にひときわアメリカンな空気感を放っているお店^^
 
店内は思ったより広く、フロアは2人席が6つ、4人席が2つ、テラス席も1つある様です。
私達はタップをより楽しむためにカウンター席へ。
タップ数は15個で、この日は11個が動いていました。
クラフトビールの情勢もありますし、コロナ禍や世界情勢等々で、アメリカのクラフトビールのラインナップが今は主流だそう。
フードはアメリカンなので、ビールも自ずとそうなる部分もあるのでしょうね。
 
行く前にチェックしていた4種の飲み比べセット(1500円)を二人で、合計8種類頂きました。
チョイスしたのは以下の通り。まずは1セット。
・鬼伝説(北海道):金鬼ペールエール
・スモッグシティー(アメリカ):Sabre-Toothed Squirrel
・オフシュート(アメリカ):Escape
・ニーディープ(アメリカ):Hoptologist
 
そして2セット目。
・リヴィジョン(アメリカ):Disco Ninja NE-IPA
・シエラネバダ(アメリカ):Hazy Little Thing
・伊勢角屋麦酒(三重):Bravo New World-DDH Hazy IPA
・ジャイガンティック(アメリカ):The Deep
 
友達が1セット目、私が2セット目を前に乾杯したので、私の方がより濃い味からスタートしてしまい、繊細さを欠いたのは反省(汗)。
2セット目のラインナップはヘイジー系と黒なので、色味からしてもそうですが全体的にパンチが強かったです。
個人的には『ニーディープ・Hoptologist』が一番好きでした。
麦芽の豊かさがあり、こっくりと残る余韻は9%というアルコール度数が決め手だったのかも。
パンチが強いとは言え、飲みやすいものが多い印象。
唯一の黒ビールはカカオのコクとバニラやキャラメル系の甘みが強いタイプで、スイーツと合わせたい感じ(ベイクドチーズケーキも食べてみたかったぁ)。
 
先述した様にフードメニューはアメリカンなので、お肉系フライ系が豊富。
今回はナチョスをおつまみに、軽く頂きました^^
池袋から歩いた勢いで目白まで歩き、『TANAKAYA』さんに行こうとしたら定休日(涙)。
そこを見落とすなんて、まだまだ修行が足りませんな(笑)。




大江戸ビール祭り2022春

2022-03-28 18:00:00 | ビールのイベント記
昨日、27日(日曜日)に町田で開催されている大江戸ビール祭りに行って来ました。
大江戸ビール祭りには今までも何度か行った事がありますが、コロナ禍もあったし久しぶりです。
今回は東京の町田での開催で、先週と今週(3/30~4/3)の2部制となってるのでご興味がある方は今週是非!!

町田には一度行った様な気がするのですが、駅から会場に行く道も色んなお店があって、今度ゆっくり足を運びたいなぁと思いました。
会場は町田シバヒロで、その名の通り芝生の広場です。
コの字型に各店舗が並んでいて、その内側にまたコの字型にテーブルと椅子が設置されています。
そして内側は芝生の広場。シートを広げてそこで飲食している方も多かったし、直で座っても大丈夫な位綺麗な場所でした。
私達は運良く座席を確保。早速ビールを求めに。
店舗数は14で先週と今週では異なる所もある様です。
大江戸ビール祭りの楽しさの一つは各店舗で飲み比べセットがある所。
私は網走ビールの4種セットを、友達は江戸東京の5種セットをチョイスしました。
店舗毎に値段も違うし、量の違いもあるのでしょうが、どちらとも1000円でした。

網走ビールは『おうとうのしずく』『流氷ドラフト』『ゴールデンエール』『アルチザンエール』の4種類。
網走ビールの存在は知っていましたし、その色合い(流氷ドラフトは水色)と味に興味を持っていたので良い機会でした。
江戸東京ビールは『ベルガモットIPA』『CROSS ROAD』『DJコークノイズ』『天翔柚子閃』『東方見聞録』の5種類。
名前も個性的ですが、味わいもそれぞれとても個性的で面白いブルワーさんでした。

フードの店舗もあるのでそれも目当てにしていましたが、皆そうだったようで2店舗とも行列が出来ていました。
一番近くのコンビニでおつまみを買い足しに。
どうしても食べてみたいというものがなければ、駅前で食べ物は調達して持ち込んだ方が良さそうです。
駅前ならコンビニより種類も豊富だろうし、今ならテイクアウトの食べ物も色々楽しめそうだし。

そして最後は、こぼこぼビールの3種セットをチョイス。
こちらは3種で1000円でした。
『珈琲エール』『クリームエール』『白川茶エール』と、原材料が個性的なビール。
珈琲を使ったビールはいくつか飲んだ事がありますが、これはしっかり珈琲の味わいもあっていい具合にビールとの調和が取られていました。

 
久しぶりのビールイベント、とても楽しかったです!!
もし今週行こうかな、とご考慮されている方へ→平日:15時~21時・土日祝:11時~21時
フードコーナー以上に並んでいるのはトイレです。
女性トイレも並びますが仮設トイレもあるのでまだマシで、男性の方が大変そうでした。
気温差も激しいので、屋外のイベントは着ていく物も悩みますが、備えれば憂いなしです!きっと。
本当、行けて良かったーーー!!!


大江戸ビール祭り2022→HP
 

CRAFT BEER MARKET(吉祥寺)

2022-02-26 18:00:00 | ビールのお店
先週は吉祥寺でお仕事があったので、合間を縫って吉祥寺の『CRAFT BEER MRKET』さんに初訪問^^
アトレの東館一階にあるのですが、西側から入ったので同じアトレ内でも結構歩きました。
 
入り口を見て受けた印象よりも大分広い店内で、客席もキッチンスペースやドリンクカウンターもゆったりとしていました。
飲めるビールはは実に20種類!
平日限定の飲み比べセットがあって、「Special Beer」と書かれたもの以外から3種類を選べたので2人で合計6種を頂きました^^
飲み比べセットは1杯が150mlで、11時から17時までが1000円・17時以降は1200円とリーズナブル!!
グラスビールも500円からと、気軽に楽しめるのが嬉しいですね。
この日飲んだ6種類は以下の通り。
1.ヒノブルーイング・バカラガー(滋賀):ラガータイプだけどホップ感、苦みもあり。
2.富士桜高原麦酒・ヴァイツェン(山梨):私的にはお馴染みの白で、柔らかくて何度飲んでも美味しい。
3.伊豆の国ビール・インペリアルスタウト(静岡):ホップの香りはしっかりあるけど、飲み口が爽やかで意外にスッキリ。
4.伊豆の国ビール・クライム(静岡):芳ばしさが特徴的なエールで飲みやすい。
5.スワンレイクビール・IPA(新潟):しっかりとホップが効いていて程よいパンチ力。
6.ベアードビール・スルガインペリアルIPA(静岡):焙煎された麦芽の甘みがこっくりと味わえる黒。
 
今回は時間も限られていたので、写真もあまり撮らずお店の人との交流も出来なかったのが残念。
でもタップの写真だけはちゃんと撮らせて頂きました^^
食べ物も美味しそうで、ラム肉を使ったメニューが気になる所。
この日のお通しがトリッパのトマト煮で、とても美味しかったです。
『CRAFT BEER MARKET』さんは以前から行きたいと思っていたお店でもあり、吉祥寺以外にも8店舗あるので他のお店にも行ってみたいっ。
系列店の『CRAFTROCK BREWPUB&LIVE』さんにはイベントで一度行った事がありました。
因みに東京以外にも仙台・大阪に店舗を構えている様なのでお近くの方は是非!


 

BITREX(イタリア)3種飲み比べ

2022-02-10 18:00:00 | ヨーロッパのビール
珍しいイタリアのクラフトビールを3種類頂きました^^
『BITREX』というシリーズで、苦さによって違う「SINGLE HOP」「CALIFORNIA」「IPA」の三つです。
「IBU」というのはビールの苦みの数字で、「International Bitterness Units」=「国際苦味単位」を意味します。
今回の3種類はそれぞれ「IBU40」「IBU50」「IBU60」と、10ずつ数値が上がっていて分かりやすいです。
因みに日本でよく飲まれているピルスナータイプのスタンダードなビールのIBUは15~25位なのですよー。
 

基本的にビールを飲む時は味や苦みが少ない方から頂きます。
そっちの方が、より繊細な味わいを感じる事が出来ますからねー。
なのでまずは「SINGLE HOP・IBU40」から。
華やかなホップの香りが特徴的、一番軽いとは言え味わいは意外としっかりありました。
柑橘系の風味があり、飲み口は爽やか。後に苦みが残ります。

次に「CALIFORNIA・IBU50」を。
イタリアのビールなのにカリフォルニアと、不思議なネーミング。
カリフォルニアのスタイルのビールなのでしょうが、それがどういった特徴があるのかは今後また調べてみようと思います。
「SINGLE HOP」に比べてIBUは高いのですが、またまた意外にも香りは落ち着いた印象。
口に含むとスパイシーさが舌を刺激します。味わいはやはりちゃんとって、こっくりしていました。

最後に「IPA・IBU60」。
カラメル香を感じる芳ばしい香り。
ホップ感もありますが麦芽の甘みが引き立っていて、苦みは一番強いながらも甘みと苦みが良い具合に混ざり合って後残りはさっぱり。

 
イタリアというとあまりビールではなく、ワインのイメージがありますが、昨今のクラフトビールの隆盛によってイタリアでも800以上のブルワリーがあるそうです。
今回飲んだ『BITREX』は『Soralama(ソララマ)』というブルワリーで作られているシリーズで、ここはイタリアの中でも古いブルワリーの一つで醸造開始から20年が経っています。
それでもまだ20年、クラフトビール業界の成長はまだまだこれからといった所でしょうか。
『Soralama』というブランドでも今日本で飲めるビールが4種類あるようで、こちらはヨーロッパの伝統的なスタイルのビールだそう。
『BITREX』の中にカリフォルニアとありましたが、こちらのシリーズはアメリカのスタイルに近いビールという事でなるほど納得です。
3種類ともしっかりとした個性と味わいがあり、イタリアのビールの印象が変わりました。
エチケットと王冠も個性的で可愛い^^