Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

レーベンブロイ

2020-04-26 18:00:00 | ドイツビール

4月23日は「ビール(地ビール)の日」でした。
この日は、1516年にドイツで「ビール純粋令」が施行された日なのです。
そんな日にあやかって、ドイツの伝統的なビールである「レーベンブロイ」を飲みました^^

麦芽の豊かさを感じる香り、「これぞビール!」というような澄んだ黄金色。
飲み口もしっかりした麦芽が口の中に広がり、スーッと喉を通っていく心地よさ。
ホップの苦みがほのかに残る、まさに伝統を感じる王道ビール!
豊かな旨みが余韻を残します。


レーベンブロイはドイツのミュンヘンにあるレーベンブロイ社が生産しているビールの銘柄の一つです。
レーベンブロイとはドイツ語で「獅子のビール」という意味があります。
以前はレーベンブロイと名を打ったビールが多数あったそう(今はレーベンブロイ社のみ)。
最初に書いた「ビール純粋令」とはビールの原材料を「大麦、ホップ、水」と限定した法律ですが、
このレーベンブロイもそれに基づいて作られた伝統的なミュンヘン式ビールです。
日本では1983年~2018年までアサヒビールがライセンス生産をしていましたが今は終了しています。

レーベンブロイの始まりは遡ること1383年、“Zum Lowen(獅子の宿屋)”の主人によるもの。
640年近くの長ーい歴史があるんですねぇ!
ドイツでは1810年から「オクトーバーフェスト」というお祭りがあり(今は日本各地でも開催されてます)、
そこに出すことを許されている6つの醸造所の1つになっている由緒あるビールなのです!!
因みに今年はそのオクトーバーフェストもコロナの影響で中止になってしまいました(涙)…。
レーベンブロイという名前もトレードマークの獅子も私の中ではおなじみでしたが、
今回飲んだラガーだけでなく、ヘレスやエクスポート・ヴァイセなど10つのラインナップがあるみたい。
そんなことを知ってしまったら、当然飲みたくてしょうがなくなる私です!!
(やっぱりオクトーバーフェストが狙いどころかなぁ)。



 

僕ビール、君ビール

2020-04-23 18:00:00 | 日本のクラフトビール

今月の14日にリニューアル販売開始された「僕ビール、君ビール」。
販売される前からチェックしていて、すぐに購入したんですがやっとありつけました^^
このビールはローソン・ナチュラルローソン・ポプラで限定発売されています。
因みに私は販売日にローソンに駆け込んだんですが、最初に行った店舗では早くも完売してました。
クラフトビール業界では有名な「ヤッホーブルーイング」さんの商品です。
「よなよなエール」はご存じの方も多いと思いますが、それを作っている長野のメーカーさん。

ほんの少しですが濃さのある黄金色。
軽やかなホップの心地よい香り、レモンの爽やかさとその上に漂うハーブは個性的。
飲み口も軽快なホップが効いていて、後に苦みがスッと残ります。
酸味も程良くあり、飲む毎に印象の変わる奥深い味わいでした。



「僕ビール、君ビール」は、日本ではあまり馴染みのない「セゾン」という種類のビール。
セゾンビールは、ベルギーやフランスの一部で、夏の農作業の間に飲まれていたと言われる季節限定のビールです。
季節限定って魅惑的な響き…(きらきら)。
「僕ビール、君ビール」はその伝統的なレシピに、現代的なクラフトビールのアレンジを施しています。
苦みやアルコール(4.8%)を抑えながら、柑橘やトロピカルな香りが特徴のホップを加えているので、
一口の中に織り成される色が沢山あって楽しくなりました(ビールは楽しい!!)。
テーマは「リフレッシュ」だそうで、なるほど納得、飲む度に新鮮な感覚のあるビールでした!

2014年に発売された「僕ビール、君ビール」。6周年を迎えて、今回初のリニューアルだそうです。
期間限定の商品が時々発売されていたのは知っていたのですが…ちゃんと調べて良かったー。
この2014年、何と「ビール氷河期」という言葉が世間を賑わせていたんだそうな…。
…。
なんじゃ、そんな時期知らんぞーーー(笑)
いやいや、個人的なものは置いといて、ビールを飲まない人が増えていたことに加え、
日本経済も不景気(そもそも好景気が分からない;)の上に、ハイボールやチューハイが登場した時期だったので、
ビールは益々売れなくなっていく…という、まさに「ビール氷河期」。
でもそれに「それって本当?」「ビールの魅力を知らないだけなんじゃない?」という疑問を抱き、
「クラフトビールの楽しさや美味しさをもっと知ってもらいたい」という思いから活動を始めたんだそう。
もう、その気持ちが分かりすぎる!!共感しかない!!!
クラフトビールの魅力を伝えていきたいという想いに共感したのが、このビールを限定販売しているローソンで、
共同開発をしたのが「僕ビール、君ビール」だった、と(私の中でローソンの株が一気に上昇しました↑↑)。
そして、このビールのキャラクターである蛙。
私も今まで「蛙のビール」として印象がありました。
イメージされているのは新しいしいことや面白いことを知っていて、それを教えてくれる「友だち」なんだそう。
そんな友だち、いつでもウェルカム!というより、お友だちになって下さいっっ!!
と、ビールそのものの味わいも、そこに込められた想いも、一口毎に深くなっていくビールなのでありました。



 


 

リーフマンス

2020-04-17 18:00:00 | ベルギービール

前回「台湾ライチビール」を飲んだので「フルーツビール」繋がりで、
家にストックしてあったベルギーの「リーフマンス」を開けました^^

私はこれまでも飲んだ事がありますが、ビールをあんまり知らない人には
そのイメージを覆すようなキレイなルビー色にびっくりするかも。
私も初めてリーフマンスに出会った時は「これがビール?!」と驚きました!
薄紅色の泡はきめ細かくて、思わずほぅっとなります。

 

甘いベリーの香りが瓶を開けた瞬間から漂い、フレッシュなフルーツの甘みと酸味が広がります。
熟成したチェリーの深みと程良い炭酸が、絶妙なバランスを醸し出すフルーツビールです。
アルコール度数も3.8%と低い(フルーツビールは低アルコールのものが多い)上に低カロリーと魅力満載!、

ベースとなるチェリーは18ヶ月間熟成され、その後にフレッシュジュースでブレンドされています。
そのジュースは「ストロベリー・ラズベリー・チェリー・ブルーベリー・エルダーベリー」の5種類!!
深さもあり新鮮さもあり、甘くもあり爽やかでもある…。素敵すぎる。

「リーフマンス」は1679年、ヤコブ・リーフマス氏がアウデナールに醸造所を創業した事により始まっています。
今あるリーフマンス醸造所は、ベルギー最古の醸造所の一つ。
1900年頃に地元の農家が、余ったブラックチェリーをビールと交換しに来た事をきっかけに、
ブラックチェリーを発酵タンクに詰め始めたそうです。
ビールの歴史やその成り立ちを知ると(それはビールに限った事ではないのですが)、
何がきっかけになるのかはいつでも分からないし、だからこそその一つ一つが奇跡なんだと熱くなります!

それ以来長い年月をかけて進化し続けているリーフマンス。
その個性的な風味は野生酵母による発酵と長い熟成期間、
そして年代の異なるビールを絶妙なバランスでブレンドする事で引き出されています。
ブレンディングは、淡色モルト・褐色モルト・ローストモルトのそれぞれを使用するというこだわりよう。
冬季に醸造されて夏季に保存できるようにブレンドされているそうです。
「熟成された強い味わいのビール+若くて新鮮なビール→二次発酵」という過程を経て、
この美味しさが作られるというのはすごく納得するところであります。

リーフマンスは「オン・ザ・ロック」という独自の飲み方もあるので、楽しみ方も人それぞれ。
リーフマンスシリーズも他にいくつかあるようなので(飲んだものもありますが改めて)、
これからも飲みたいリスト(増える一方)にアップしました!





 

台湾ライチビール

2020-04-08 18:00:00 | アジアのビール

今年、横浜の中華街に行った時に購入した台湾のライチビールを飲みました^^

缶を開けた瞬間からライチ果汁の香りが漂います。
色は本当に淡い黄金色。グラスに注いだらより一層果汁の軽やかな香りが。
飲み口も爽やかなライチソーダと言った感じで、麦芽やホップはほとんどありません。
アルコール度数も3.5%と低いし、とにかくライト!
ビールが苦手な人でも全然OKなフルーツビールでした。

果汁は9%で、何と香料は無添加だそうです(びっくり!)。
本当に芳醇な香りが印象に残りました。
新鮮なライチを厳選しているだけあって、香りと甘みを楽しめます。
情報が少なかったのですが、台湾のビールは苦味が少ないんだそう。
これを買う時にも一緒に並んでいたのがマンゴーとパイナップルでしたし、
とてもポップと言うか、お酒が弱い人でも気軽に手に取れるラインナップでした。
調べてみると、白葡萄とグレープフルーツもあるみたい。
んーーー、全部飲みたいっ(多分すぐ飲み干しちゃう)!!

フルーツビールが目を引きましたが、普通のビール「金牌」もあるそうな。
それが世界のビール評議会モンドセレクション・ビール部門受賞で金メダルに5回も選ばれています!
個人的にはそっちの方が本命…とは言え…。
んーーー、全部飲みたいっっ!!



 

ビールの手拭い②

2020-04-04 18:00:00 | ビールグッズ

昨日の記事「ビールの手拭い」を書いた後、先日頂いたの2枚目の手拭いを広げました^ ^

これも大阪の手拭いブランド「にじゆら」さんと大阪の地ビール「箕面ビール」さんのコラボ商品。

 

黒を基調にしたイラストは、ビール作りの工程が描かれています。

何だか見てるだけでワクワクしちゃう!

箕面には一度行った事があるんですが、ニホンザルがいることでも有名。

なのでこの手拭いにも登場しているんですね(ラブリー)。

因みに箕面ビールにもニホンザルのラベルのものがあります。

 

この手拭いは「ブログ開設記念に」と頂きました。

今までの手拭いコレクション同様に、天井からカーテンのように飾りましたが、

これを見る度に新しい気持ちになれそうです!