Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

箕面ビール・桃ヴァイツェン(大阪)

2020-09-30 18:00:00 | 日本のクラフトビール
このブログを始めた後にtwitterでもビールのアカウントを作り、嬉しい事に少しずつビール好きの方達との交流が増えて来ています。
そんな中最近よく見かけるし気になっていた『箕面ビール・桃ヴァイツェン』。
今月22日に行った「Brewskival(ブリュースキーバル)」で箕面ビールも出店していたので、一緒に行った友達にその話をしたその帰り道の事…。
ふと寄ってみた小さな酒屋さんに偶々置いてあり(しかも一本だけ!)、勿論即購入しました!!
願えば叶うって本当にステキ(キラキラ)!!
 
泡のきめ細やかさが美しい。小麦の甘みがしっかりと香ります。桃自体の香りは思ったより控えめ。
飲み口はとにかく柔らかくて優しい。これは話題になるはずです。
桃の果汁感が瑞々しくも繊細に残る、優しい白ビールでした。
 

箕面ビールは大阪のクラフトビールで、定番ビールと季節限定のシーズナブルビールがあります。
箕面には行った事があり箕面ビールも飲んだ事があるし、家に飾ってある2枚のビールの手拭いは箕面ビールと手拭い専門店にじゆらさんとのコラボ商品で、
毎日目にしているのでとても親近感があるビールメーカーです。
でもシーズナブルビールとして色んな種類のビールが毎年造られているとは知りませんでした。
そしてこの桃ヴァイツェン、毎年恒例の夏のビールなのですが、その中でも4種類のバージョンがあるとの事!
いやぁ、そりゃ話題になるわけだーー。(そして当然の様に飲みたくなる笑)。
桃は和歌山の八旗(はっき)農園さんの「あら川の桃」を使用していて、その日に採れた新鮮な桃を全て手作業で丁寧にピューレ加工しているそう。
その贅沢さを感じられる納得の美味しさです!!
因みに10月9日に桃ヴァイツェン・川中島ヴァージョンが発売されるそう。
これは…お誘いの響きにしか聞こえない(笑)。

季節限定のビールも8種類あり、今後の販売状況もチェックした所、12月頃に発売予定の『ゆずホ和イト』が特に気になっています。
定番ビールでも6種類ありますし、改めて飲んでみたいなぁ。
いやぁ、本当に知れば知るほど飲みたいビールがどんどん増えて行きます!



 

STELLA ARTOIS(ベルギー)

2020-09-27 18:00:00 | ベルギービール

今回はベルギー国内で輸出売上ナンバーワンのプレミアムラガービールである『ステラ・アルトワ』を頂きました^^

キレイな黄金色、草を感じる爽やかなホップの香り(草の様な香りが最近分かってきました)。
飲みやすいピルスナーなんですが、香ばしさもあります。
スッキリとした中に味わいも楽しめる美味しいビールです。

 
今ステラ・アルトワを販売しているのは「アンハイザー・ブッシュ・インベヴ社」なんですが、
ちょっと前に紹介していたドイツの『BECK'S』も同じだったので、ちょっと調べてみました。
今は世界中に拠点を持っていますが、本社は起源となったベルギーのルーヴェンにあります。
元々パブの醸造者だったセバスチャン・アルトワが醸造所を購入し、アルトワという名前に変更。
その後、クリスマスビールとして「ステラ(星)」という銘柄を発売しました。
これが後々ベルギーで最も有名なビールとなったという。
こういう話を聞くと何事も最初は一人の小さな力だったものが、色んな人と共鳴して大きくなっていく軌跡を思います。
このアンハイザー・ブッシュ・インベヴ社、今は約300以上のブランドを所有するほどのビッグカンパニー!
昨日私が働いているお店でもビール会社の話が出たんですが、買収や吸収・権利などの大きな力が働いてるのも感じます。
大きくなればなるほど、個人の力では制御できなくなるし…ビールの事を知る度に興味の範囲も本当に広がります。


 


 

Antenna America (EXBAR TOKYO)

2020-09-25 18:00:00 | ビールのイベント記
今週の水曜日に銀座に12月31日まで期間限定でオープンされているアンテナアメリカのポップアップショップ、
EXBAR TOKYO店に行って来ました^^
新橋と銀座の真ん中位にあるビルの8階にあり、おしゃれな内装。
 
店内はアメリカのクラフトビールがずらり。180種類以上のラインナップだそう!!
ドラフトビールは4種類で、昨日まで1杯750円で提供されていました(わーい)。
このスペースにも飲める場所はあるのですが、そことは別に飲食スペースがあります。
大きなプロジェクターもあり、ゲームなども楽しめる広い客席です。
アンテナアメリカさんとゲーム会社のタイトーさんが共同で行っているそうで、
飲食スペースの方で買った商品をアンテナアメリカのスペースには持ち込めないという区別がありました。
 
飲食スペースの方にも18種類のTAPが並んでいて、これは量り売りで自分で注ぐという面白い方法。
種類によって、1円当たりの量が違います。
グラスは3種類から選べるので、一番小さいサイズで試し飲み程度に楽しめるので良かったです!
因みにこちらはタイトーさんスペースなので、ビールの種類もアメリカに限らず、
国産のクラフトビールや海外のクラフトビール、はたまた日本酒までありました。
 
お会計は全てリストバンドで管理。商品を購入するごとにリストバンドをかざして、最後にまとめて清算します。
うーん、近代的ー(笑)。
 
と、ようやく落ち着いて折角なので一杯目はドラフトビール。私はSIERRA NEVADAのPALE ALE。
ホップの弾ける様な香り、程よい苦みに酸味が効いてて飲みやすいPALE ALEでした。
友達はPIZZA PORTのIPA。草っぽい香りがするんですが、これがとても自然な感じに漂います。
色は薄いけど苦みがしっかりあって、飲みごたえのあるIPAです。
 
その後は2種類のTAPビール(小)を頂きました。
最初は門司港ビールのヴァイツェン。やっぱり白ビールは欠かせません。
香りが白ビール特有の甘みが効いていて、本当にスタンダードと言っても過言ではない位のヘーフェヴァイツェンでした。
次にアメリカのファイアストーンウォーカー・マインドヘイズのヘイジーIPA。
フルーティーで華やかなホップの香りがとても賑やかです。口の中で色んな刺激が楽しめるビール。
因みにこれで一番小さいサイズ(大体180ml)で490円でしたよー。


最後にもう一度アンテナアメリカに戻り、入れ替えたばかりのドラフトビールにありつけました。
RevisionのIPA、Revisionは今年の頭に行ったクラフトビールの大会で賞を取っていたので気になっていたので、
こんなタイミグで飲むことが出来て嬉しい!
グレープフルーツの様な柑橘系の香りがして、苦みもありますが飲み口は爽快です。
アメリカのクラフトビールは主流がIPAなんだなぁと改めて感じました。
何せ180種類以上ですから、そのマーケティングの広さも想像以上なんだろうなぁと思いつつ。
缶ビールや瓶ビールをその場で買って飲めるので、普通のクラフトビールのお店に行くよりもお手頃で楽しめますよ。
私はドラフトビールを750円で飲めるなんて思っていなかったので、すごくラッキーでした(ほくほく)。
因みにアンテナアメリカは関内・横浜・品川にも店舗があるようです。
また行きたい場所が増えちゃった(笑)。

Brewskival(ブリュースキーバル)

2020-09-22 18:00:00 | ビールのイベント記
先週の土曜日に、日本橋コレド室町で開催されたBrewskival(ブリュースキーバル)に行って来ました^^
 

ヨーロッパ最大級のビアフェスらしく、今回日本に初上陸!!
スウェーデンのブルワリーである「ブリュースキー」が主催しているフェスで、
今回はスウェーデンと日本の8つのブルワリーで構成されていました。
初上陸という事もあり、とてもこじんまりとしたイベントでした。
今年はコロナの影響でビールのイベントは軒並み中止になってしまったので、
フェスが開催されるというだけで超テンションが上がりました!

ラインナップはこの23種類。
それぞれSサイズとLサイズがあり、600~1100円。
今回は2人で行ってそれぞれ3種類、全6種類を頂きました。

 

私はやっぱり最初は白ビール。Barbaric WORKSのWhistle Songを。
酸味が効いていて甘みが少なく、苦みも感じました。
白ビールっぽさがあまりなく、爽やかな飲み口でした。
友達は箕面ビールの山椒W-IPA。
山椒を使っている珍しいビールで、香りも山椒のスパイシーさを感じます。
苦みもしっかりあってこっくりと飲めます。アルコール度数も9%と高め。

 

次にもう一度Barbaric WORKSのLife Is Peachy。ピーチを使ったビール。
ピーチの香りはしますが、苦みもあって思った様な甘さはありませんでした。
スッと飲めるセッションビールです。
そしてCRAFTROCK BREWINGのCoffee Mellow Brown。
香りも味わいもコーヒー(笑)。ビールなんですがコーヒーを飲んでる感覚になる不思議な飲み物。
後味にローストした麦芽の香ばしさを感じられます。
 
最後に主催のBREWSKIのRhubarb Pie。ルバーブを使ったビールで、変わり種と思って手を出しました。
飲んでみると…やっぱり変わり種(苦笑)。香りがとにかく甘く、ちょっと苦手な感じ。
でも酸味があるので飲めるかなぁと飲んでいましたが、飲む度に甘みが鼻腔を刺激するからあんまりでした;
友達はCRAFTROCK BREWINGのBoogie Back。
香ばしさのある黒ビール。ライ麦を使っていて、そのスパイシーさを感じられました。


今年はこれが唯一のビールイベントとなるかなぁ。
それでも本当に行けて良かったです!!
このイベントに大阪の箕面ビールが出店していて、「箕面ビールの桃ヴァイツェンを飲んでみたいんだよね」って話をしていました。
そしたら帰りに偶々酔ったお店でまさかの桃ヴァイツェンと遭遇!!
願えば叶うって素敵だなぁと思った私(きらきら)。
それについては後日レポートします。

エーデルワイス・スノーフレッシュ(オーストリア)

2020-09-18 18:00:00 | ヨーロッパのビール

最近は特に意識はしていなかったのですが、ヨーロッパのビールをよく飲んでます。
今回もヨーロッパはオーストリアのヴァイスビール、『エーデルワイス・スノーフレッシュ』^^

泡がとてもきめ細かでキレイです。ヴァイスにしては赤みが強い琥珀色。濁りもあります。
栓を抜いた瞬間から広がる香りに思わずほぅっ。小麦の香りにハーブの複雑さが絡みます。
飲み口は爽やかでありつつもコクがあり、ふくよかだけどさっぱりとしていて美味しいビールでした。

 
エーデルワイスはドイツのバイエルンからオーストリアのアルプスにかけての伝統にのっとり、
ピュアなアルペンウォーターと地元の麦芽・ホップで醸造されたヴァイスビール。
その歴史は何と530年以上というのでびっくり!!
ザルツブルク周辺でもっとも古い歴史をもっているそう。
エーデルワイスヴァイスビールのレシピに爽やかなアルペンハーブをブレンドしたのが今回飲んだ「スノーフレッシュ」です。
アルペンハーブとは、エルダーフラワー・ミント・アルニカフラワー・ラビジ・ナツメグ・マルメロを
ブレンドしたハーブの名称ですが…ミントとナツメグしか知らない;
香りにも味わいにもそのハーブがとてもアクセントになっていて、爽やかさと奥深さを醸し出していました。
このスノーフレッシュは比較的新しい商品で、2006年にフランス等のEUでテスト販売され絶大な人気を得、2007年から本格販売されています。
私もエーデルワイスは飲んだ事がありましたが、それがこのスノーフレッシュだったかどうかまでは覚えていません;
スノーフレッシュという名前にも、ボトルやグラスのデザインにも、アルプスの雪と山々の世界をイメージさせられます。


昨日このビールの話を今働いているお店でしたら、お店で以前出していたオーストリアのビールを教えてもらいました。
『マック・クィーンズ・ネッシー』というビールで、ウイスキー用の麦芽を使用しているそうなんです!
どんな味わいなんだろう…くぅ、飲んでみたいっ!!