Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

サッポロ・サッポロビール園・SUMMER PILS

2021-06-18 18:00:00 | サッポロビール
6月8日に数量限定発売されたばかりの『サッポロ・サッポロビール園・SUMMER PILS』を販売当日に早速頂きました^^
サッポロビール園は1966年に札幌市に開園され、今年55周年を迎えたのでそれを記念して醸造された限定ビールです。
キレイな黄金色、泡もきめ細かです。
麦芽のふくよかさに爽やかなホップの香り、旨みとキレを兼ね揃えていてとても飲みやすかったです。
流石、サッポロさんだと感じましたし、サッポロさんらしいとも言えるピルスナーでした。
パッケージは赤いビール園のロゴマークが大きく配置されていて、北海道の夏空を思わせる青とのコントラストが目を引きます。
私は残念ながら未だかつて北海道には行った事がないのですが、ずっと行きたいと思っている場所です。
色々行ってみたい場所はありますが、その中にサッポロビール園も勿論エントリー!
今は緊急事態宣言中で全館休業の様ですが、21日以降はどうなるのかなぁ。
元々赤レンガの「開拓史館」という建物が1890年に製糖工場として建設されたそう。
1965年までは製麦工場として使用されていて、1966年にサッポロビール園が誕生しました。
サッポロビールと言えば星のトレードマークが印象的ですが、今回デザインされている赤い星のマークはサッポロビールのシンボルであるとともに、北海道開拓のシンボルでもあるそうです。
サッポロビール園は結構広い敷地のようで、5種類のホールレストランとガーデンショップ・博物館・撮影スポットがあります。
レストランのお料理はジンギスカンメイン。写真を見るとサッポロビールに美味しそうなジンギスカン…食べたいっ!飲みたいっ!!
いつかきっと訪れる日を楽しみにしてます。



サッポロ・ヱビス・プレミアムホワイト

2021-05-24 18:00:00 | サッポロビール
ちょっと前に飲んでいた春夏限定醸造の『ヱビス・プレミアムホワイト』をようやく記事に出来ました^^



白ビールではありますが、白ビールにしては少し赤みがかっていて澄んだ琥珀色。
思ったより白ビールぽさはありませんでした。
香りは小麦の甘みを感じ、爽やかなホップ。
飲み口はさっぱりしていながらもヱビスらしい麦芽のコクがあります。
甘さも控えめで、程よい苦みも残るビールでした。


白ビールは普通のビールとは違い、小麦麦芽を使っているのが特徴ですが、このプレミアムホワイトにも吟味された小麦麦芽が使われています。
ホップもこだわっていて、白ワインを思わせる清々しい香りの「ネルソン・ソーヴィン」と、シトラスの様な爽やかな香りの「シトラ」の2種類を使用。
これがスーっと鼻腔を抜けていく爽やかさの理由だったんですねー。
麦芽も小麦だけではなく大麦麦芽も使用しているので、一般的な白ビールとはちょっと違う感じがしたのでしょう。
そしてこのビールはラガービールとは違って上面発酵の酵母で造られるエールタイプのビールなのでよりフルーティーさが特徴的です。
フルーティーかつ爽やかなのに余韻に残るコクが美味しい、流石のヱビスさんです^^

私はセブンイレブンで購入したのですが、今日チェックしてみたらもう置いてありませんでした。
3月30日から期間限定として発売されていて、売り切れ次第終了との事です。通販などでは購入出来るよう。
と思って今日偶々覗いた近所のスーパー(優秀)にまだ陳列されていたので、思わず「あった!」と一人で声を出してしまいました(笑)。
春から夏にかけて売り出すには納得の味わい。また来年お目にかかれるかなぁ。





 

サッポロ・北海道きたのほし

2020-06-02 18:00:00 | サッポロビール

5月12日から限定発売されている、サッポロの「北海道・きたのほし」を頂きました^^
先月の「サッポロ・ヱビス・吟醸」に続けての限定商品、サッポロさんは特にそういう取り組みが多いのか、
それとも私がまだ他のメーカーさんのことを知らないだけなのか、探り探りでございます。

豊かな麦芽の香りが漂います。泡立ちもクリーミー。
飲み口は少し苦みを感じた後に喉をスーッと通り抜けていく旨み。
後味は爽やかで、飲み飽きないクセのなさ。グビグビ飲めちゃいます!

 
「きたのほし」とは大麦に付けられた名前。

サッポロビールの研究者が「ビールのおいしさに貢献できる大麦」を開発するという夢をいだき、
長年の研究の末、2016年に品種登録された北海道産大麦です。
その「きたのほし」を麦芽にし、使用したのがこのビール。
サッポロさんの熱意がひしひしと伝わってきますっ!
またこの「きたのほし」は「奇跡の麦」と称されていて、
共同研究先である岡山大学とともに、1万種を超える大麦コレクションの中から、
ビールの香味劣化の要因となるLOX-1(脂質酸化酵素)を持たない大麦を発見したのだそうです。
その上で、その大麦を北海道の優良大麦品種と交配させて、
2016年に新たに品種登録したのが「きたのほし」。
うーん、研究に研究を重ねた結果がこうやって形になるんですね(ありがたやありがたや)!

2019年には北海道内で生産されるサッポロ向けの大麦のほぼ全量がこの「きたのほし」に切り替わったほど。
創業以来140年以上にわたり、ビールの原料となる大麦ホップの「育種」に取り組んでいるサッポロ。
ビールと日本の繋がりが今後はもっと強いものになると思いますし、
こういう情報を知れば知るほどビールへの思いが深くなる私であります。


サッポロ・ヱビス・吟醸

2020-05-26 18:00:00 | サッポロビール

4月21日から限定で販売されているヱビスビールの「吟醸」を頂きました^^

爽やかで深みのある香りにまずうっとり。
きめ細やかな泡立ちも美しいです(きらきら)。
飲み口はさっぱり、本当に雑味なくスッと喉を通り抜ける旨味。
さっぱりとしていながら残る苦みも心地よく、繊細さを感じる美味しさです!
普通の「ヱビスビール」に比べて軽やかなホップの香り、苦みも控えめでした。


 

ヱビスビールは誕生から130年!!
その歴史の中で培ってきたこだわりや技術を活かし、日本らしい繊細さを体現した限定醸造のビール。
厳選した麦芽のみを使って、爽やか香りのホップリトルスターを一部使用しているそう。
ヱビスならではのコクを維持しつつ、雑味のない味わいを表現するために「穀皮分離仕込」をしています。
粉砕した工程でひと手間かけ、麦芽の穀皮を分離した上に、
丁寧に2段階に分けて投入することでその繊細さが表れているビールです。
うーん、奥が深い(作り方とかも今後参考にしたいですがまだそこまで追いついてないっ)。

限定商品っていつも気になるんですが(皆さんもきっとそうだと思います)、
このブログを始めてからはそれをこれまで以上に意識するようになりました。
それによって、オリジナル商品も今まで以上に知る機会になっているのを嬉しく思う今日この頃。
なんにせよ、飲む機会が増えると幸せ度が増す私であります!!




 

サッポロ・ヱビス・フレンチピルス

2019-12-19 18:30:00 | サッポロビール

普通のヱビスビールを改めて飲もうと思って買いに行ったら、
2019年の限定品があったので限定醸造「フレンチピルス」も飲んでみました。

爽やかでフルーティー、柑橘系の香りもします。
飲み口も爽やかで、普通のエビスビールとは全然違うバリエーションを感じます。
白葡萄と柑橘の甘さとさっぱり感を同時に味わえました。
爽やかでありつつも、こっくり感もある、美味しいビールです。

これはヱビスとフレンチの巨匠ジョエル・ロブション氏が手を組んで作り上げた商品です。
ジョエル氏の生前最後の監修作品となるそうな。
フランス・シャンパーニュ産の淡色麦芽を使用していて、
白葡萄のような香りのホップ「ネルソン・ソーヴィン」と
柑橘のような香りのホップ「シトラ」を組み合わせたビールだそうです。

ホップの違いがこんなにビールの香りと味わいを変えるのが面白い!!
普通のヱビスビールと飲み比べをしたので、
その違いが歴然に感じられました。

本当に、その複雑で繊細なホップが効いています。
アルコール度数は5.5%と、爽やかさでありながらも飲みごたえもあるビールでした。
2019年11月発売の限定醸造なので、楽しめるのは後わずかかもしれませんっ!