年末、というより師走は文字通り走る様に過ぎ、年始も3日には仕事初め。
飲み初めは勿論元旦からしましたが、外飲みはまだこれからです。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します^^
今年の初投稿は基本的なビールの種類「スタイル」について。
私自身も気持ち新たに基礎から紹介・勉強していこうと思います!
ビールの「スタイル」は、その酵母によって大きく3つに分けられます。
一つ目は「上面発酵」【エール】と呼ばれるタイプ。
発酵の時に、酵母が炭酸ガスの泡と一緒に上に浮かび上がるので“上面”発酵なんですねー。
特徴としては、豊かな味わいと香りがあるので、じっくりと味わって飲むのに適しています。
発酵温度が15~25℃と高めで、発酵期間は3~5日と短め。
歴史的には次に紹介する「下面発酵」タイプよりも古いのですが、世界的に飲まれているのは「下面発酵」タイプの方が今の所多いです。
有名所ではイギリスの「バスペールエール」やアイルランドの「ギネス」、最近のクラフトビールでは主流になっているスタイルの“IPA(インディアペールエール”もエールタイプになります。
こちらは発酵の時に、酵母が凝集して下に沈むので“下面”発酵なんですねー。
特徴は、爽快で飲みやすいのでクイクイ行けます(私は行きます笑)。
発酵温度が10℃前後と低めで、発酵期間は1週間~10日程と長め。
今市場に出回っている多くがこのタイプで、日本の大手ビールはラガーなので一般的なビールとも言えますね。
「スーパードライ」「一番搾り」「黒ラベル」「プレミアムモルツ」などがそう。
海外ビールでは「ハイネケン」「バドワイザー」などなど、有名なものは今の所多くがラガータイプなのです。
三つ目は「自然発酵」と呼ばれるタイプ。
これは空気中や土の中などあらゆる所にいる野生酵母を使って発酵する、特別なタイプです。
主にベルギーで造られていて、基本的にビール醸造の現場にはいない特別な(繰り返して言ってみる)酵母で、醸造所によって香りや味が変わります。
と、ビールのスタイルは以上の「上面発酵」「下面発酵」「自然発酵」の三つに分けられますが、近年ではその他のタイプも出てきているのです!
ビール業界も日進月歩であります!!
例えば下面発酵の酵母を常温で発酵させた「ハイブリッド」、上面発酵の酵母と下面発酵の酵母を一緒に入れた「ミックス」、ハーブやフルーツなどの特別な原料をブレンドした「ハーブスパイス」「フルーツビール」などがそう。
ミックスタイプはアサヒビールさんが「アサヒ・ザ・ダブル」という商品を出していて、一度飲んだ事があるのですが記事にはしていませんでした。
丁度数日前に店頭で見かけたので、今度改めて飲んでみようと思います。
このブログも開設から2年が経ち、その間で自分の環境も変わりビールに対しての取り組み方や姿勢も都度都度変わっています。
今までと同じ事を続けるのではなく、その時に応じた方法でよりビールの世界を深め・広げて行く所存でございます。
皆様にとっての2022年がより良い年となりますように。
そして楽しいビールライフを送れますように。