Beer & I

ビール好きによる、ビール好きの為のビール記とあれこれ。

Smoke Beer Factory(東長崎)

2021-12-25 18:00:00 | ビールのお店
先週の日曜日に以前からずっと行きたいと思っていた東長崎の『Smoke Beer Factory』さんに初訪問しました^^
twitterでよく見かけていたし、家からも距離的には近いのですが普段使わない西武池袋線なので、東長崎駅で降りたのが初めて。
駅前は賑やかな雰囲気でしたが、路地に入ると灯りも少なく、ぐるっと遠回りをしてしまいました。
木造の外観がスモーキーさを醸し出して(?)いました。
 
ドアを開けるとまずカウンター席が5~6席あり、その奥にテーブル席。
店内も木造で雰囲気があります^^
思いの外ビールの種類は少なく、この日は6種類の品揃え。
そしてウイスキーの種類が豊富だったのにはびっくりでした。
後で聞いてみると、元々のお店がビールではなくてウイスキーメインだったのでその名残があるのだとか。
ではでは乾杯。私は静岡の「Wastcoastbrewing・NEWZONE」をチョイス。
柑橘系の爽やかな若いホップの香り、飲みやすくフルーティーですが、後に苦みが効いてキリッとした印象に。
友達は山梨の「UCHU BREWING・うちゅうZEN」を。
私が一番うちゅうを飲みたかったのですが、アルコール度数が8.5%あるので、一杯目には選ばなかった代わりに。
実は、ビール好きの中では前々から話題の「UCHU BREWING」なのですが、ちゃんと飲んだ事はありませんでした!
初めてのうちゅうの感想は「やっぱり美味しい!!」。
鼻腔の上部にフワッとホップを感じる不思議な感触、トロピカルなパッションフルーツ系の味わいと柑橘系の爽やかさが相まって、高いアルコール度数を感じさせない飲み口でした。
 
この日は後にも予定があったので、我々には少ないですが2杯ずつでお終い。
twitter上ではよく見かけていた「なまちゃん」のグラスにお初にお目にかかりました^^
私の2杯目はアメリカ「Smog City・スノードーナッツ」。名前は甘そうですがHazy IPA。
濁りも強く、賑やかなホップ感とジューシーさ満載。でも苦みは割と控えめでそのバランスが絶妙でとても飲みやすかったです。
友達は1杯目と同じく静岡の「Wastcoastbrewing・Future Alchemist」、これもHazyで、濁りが強い。
「スノードーナッツ」とは違って、マンゴーを思わせるジューシーさが特徴的です。
それがまったりしているわけでもなく、まろやかな飲み口でした。
 
燻製のお料理も沢山あって、食べてみたい物ばかりでしたがこの日は合鴨の燻製だけ頂きました。
燻製と合うビールをチョイスしているというのも、お店の個性があって楽しいですね^^
「Smoke Beer Factory」さんは東長崎の他に、大塚店と要町店もあり、そちらにも今後お邪魔したいです!
そして来年には醸造所も併設した新店がオープン予定だそうで、それも要チェック!!
お話はあまり出来ませんでしたが、少し会話をしただけでビール愛が伝わってくる様な店長さん(?)、ありがとうございました^^


 

PDX(原宿)

2021-12-19 18:00:00 | ビールのお店

先週の日曜日に、原宿の『PDX』さんに初訪問しました^^
アメリカのオレゴン州ポートランドのクラフトビールを扱っているお店で、PDXはポートランドの都市コードからつけられているそうです。
ビールのお店に来たのも久しぶり!!
7月20日以来なので約5か月ぶりの外飲みでした!!

 
店内はタップの前のカウンター席、窓際のカウンター席とテーブル席が3つと比較的小さめの広さ。
私は店員さんとお話がしたかったので、タップ前のカウンター席に座らせて頂きました。
タップ数は10。樽がなくなると別の物を入れるので、2~3日に1つは替わるそうです。
 
ビールの品揃えも土地の特徴が表れていて、IPAが多いのはアメリカらしいですねー。
私は1杯目、「Marionberry Sour Ale」をチョイス。マリオンベリーって初めて聞きましたが、オレゴンで作られているブラックベリーの一種だそう。
香りはベリーの甘さを感じ、濃厚さもあります。サワーの酸っぱさはしっかりありつつも濃厚さが上回っていて、ワインにも似た飲み口でした。
友達は「Hop Hash IPA」。アルコール度数も6.5%と高めで強いホップ感が賑やか。苦みもパンチもあるIBU80の王道的なIPA。
 
次に飲んだのは「Supercool IPA」。濃い目のブラウンに濁りもあります。
草原ぽさのあるホップ感、こっくりとしていて苦みもしっかりありましたが、「Hop Hash IPA」と比べるとこちらの方が控えめではありました。
写真には撮っていませんが、友達は「Sassy Pony Hoppy Pale Ale」をセレクト。強い濁りがあり、華やかなホップ感、トロピカルなニュアンスも。
 
最後に店員さんのおススメをお伺いし、「Awesome Mix Dry-hopped Saison」を。
店員さんと私は割と好みが近い様で、前2つに飲んだのがお好きだった様(笑)。
樽感と松の香り、酸味もスモーキーさもあり、複雑な味わい。それぞれのクセが結構出ていました。
最後の最後は「Breakside IPA」、IPAですが爽やかさがあるのはシトラスの風味が成せる業。味わいはちゃんとありつつ飲みやすく仕上がっていました。
 
この日お話した店員さんも今年のビール検定2級合格したそうで、話に華が咲きました。
色んなクラフトビールのお店に行かせてもらっていますが、州に特化したお店は初めて。
お料理もアメリカらしく、ビールと相性の良いものばかりでした^^
今年の11月には茗荷谷に姉妹店の『WEDGE BOTTLE SHOP & PIZZA』さんもオープンしたそうで、こちらもその内お邪魔させて頂きます!


 



 


mucho Aloha(アメリカ)2種飲み比べ

2021-12-14 18:00:00 | アメリカビール
ちょっと久方ぶりになったビールレポは、アメリカの『mucho Aloha』の「PILS」と「HPA」2種飲み比べ^^
誕生日に頂いたカルディセレクトの中の2つです。
ハトのイラストが個性的なビールで、私も以前からカルディで見かけてはいましたが飲んだのは初めてでした。
 
色味はPILSよりも少しHPAの方が濃く、HPAには濁りもあります。
まずはPILSから。
麦芽の甘みを感じる香りで、飲み口も思ったより甘みが効いていました。
甘さといってもしつこさではなく、ふくよかさとコクを感じる様な味わいです。
そして後味にほんのり残る苦みが残ります。
 
HPAはカラメル香もあり、PILSより一層甘みを感じます。
飲んでみると柑橘系の甘さも広がりますが、香りから持った印象ほどコクはなく、意外にさっぱりとした飲み口でした。
香りや色からはHPAの方がパンチがあるのかなと思いましたが、苦みやコクがある分PILSの方が印象が強くて面白いバランス感。
こうして飲み比べてみると、ピルスナーとエールの違いがよく分かります。
 
名前に「Aloha」が付いているので、ハワイのビールかと思いきや、カリフォルニア・サンディエゴの「ブッチャーズ・ブルーイング」で造られています。
ハワイ育ちのガブリエル・テンベールさんが、ベルギーに旅をした際飲んだビールに恋をしてしまったそう(※私の解釈です)。
信念は「酵母の声に耳を傾け、酵母に喜んでもらう。そうすると、副産物として最高のビールがうまれる」という、酵母への愛がすごい!(笑)
缶にもこだわっていて、光を通さないという点とリサイクル出来るという点に重きを置いているそう。
酵母から缶までこだわっているという事から、南カリフォルニアで発売されて一躍話題に。
カルディに置いてあるのも、季節限定だとか?
定かではありませんが、偶然にでもありつけて良かったです^^