不動産登記色々。

「登記は気を付けた方がいいですよ」

先輩弁護士からのアドバイスとして、

心に刻んでいる注意事項です

判決をもらっても法務局で登記がうまくいかないという、

地獄のような事態を警戒する必要があるそうです


昔携帯ゲームであった洞窟を思い出します。

その洞窟はそもそも入ったら１００％抜けられないので、

洞窟の中でセーブしてしまうと、二度と外には出られず、

ゲームを最初からやり直すハメになるという恐ろしい洞窟でした。

したがって、

登記に関わる時には司法書士の先生のご協力をいただいて、

進めることが大切ということになります　　

ただし、

ちょこちょことした登記は、弁護士の私もいじっています。

特に相続財産管理人になった時には、

被相続人の所有する不動産の

名義を変更しなければいけません

さらに、

亡くなった時に生命保険で住宅ローンが完済される契約になっていることも多いので、

抵当権抹消の手続きをする必要があることもあります

また、

すでに建物がなくなっている時などは、

建物滅失の登記をすることもありました

また、

詐害行為取り消しを原因とする、

所有権移転登記抹消登記もしたことがございます



他の弁護士の方に聞いたところ、

相続財産管理人の時などは、

登記関係は全て司法書士の先生に依頼してしまうという方も多く、

（自力で登記手続きを頑張ってもあまり評価されないらしいです）

「あれ・・・私自分で・・・」

と、あの手間は何だったのかなと（勉強にはなりました）思いました

事務所から法務局が近いので、

簡単なものは自分でやってしまった方が早いのです



こばと法律事務所
弁護士　　生井澤　葵（なまいざわ　あおい）

　　　　　　　　　【プロフィール】
　　　　　　　弁護士・中央大学法科大学院実務講師・JADP認定夫婦カウンセラー
　　　　　　　女性の弁護士ということで、夫婦の問題や、男女の問題についての相談が集まり、
　　　　　　　その分野の問題を多く取り扱っています（その他、交通事故・借金の問題等も取り扱っております）。
　　　　　　　ホスピタリティのある法律相談ができるように、カウンセラーの資格も取得しました。
　　　　　　　ある日、普通の方が、ふとぶつかってしまうような法律の問題を、
　　　　　　　分かりやすい言葉で、丁寧に説明することが得意で、
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