


「未成熟子」とは

文献を見ても、私の経験からも、
原則は20歳までと考えることが多いです

つまり




考えるケースが多いということです

ただし、
20歳を超えていても体が丈夫ではなかったり、
学生であったりする場合は、未成熟子に当たると判断してもらえることもあります



私は、20歳を超えているものの、
実際に現在大学に通っている方について、
未成熟子の主張をしたものの第一審の審判では取り上げてもらえず、
東京高裁に抗告して、
未成熟子であるという判断を勝ち取ったケースを持っています

(カンタンに言ってしまえば、
第一審で審判をされた裁判所は、養育費は20歳まで!から動かなかったということです)
つまり、
成人してしまうと、当然に「大学生=未成熟子」ではなく、
勝ち取る必要があるものと、警戒して気合を入れています


まして、
お子さんの年齢が幼く将来の予測がつきづらい時は、
親御さんの学歴が相当なものであっても、
「将来のことが分からないので20歳までですよね」と言われてしまうことが多く、
この点も、とても警戒して気合を入れています


※このような場合、大学進学が決まった段階で、
養育費の終期を変更する調停をやればいいのかもしれませんが、
これに対する判断についてまだデータが手元にありません




はて、
話を戻しますと、
私が申し上げたいのは、
色々例外はあり、そのために奮闘はしていますが、





では、
今後18歳成人になった場合には、





若干、悪い方に転がるような印象が出てきます



それとも、
18歳以降のお子さんの進路や状況について、
画一的な判断を離れ、
より個別的に、詳細に分析していただけるようになるのでしょうか



あるいは18歳になる頃に、
大学受験と同時並行で、養育費の調停を(再度)やることが一定数出てくることになるのでしょうか



これから、色々な先生に伺ったり、
勉強会などで、詰めていくことになるのでしょうが、
今の段階では、私にはまだ分からないことが多いのです。













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