裁判所公式の調停申立書の中にも、
離婚の原因として、
「家族との折り合いが悪い」という項目があります
つまりは、義実家との関係が離婚の原因になるほど、悩んでいる方が結構いるということですね。
※なお「家族との折り合いが悪い」は義実家との関係以外の場合も含むので、
(例えば配偶者の連れ子との相性の問題等)
その点は誤解をなさらないでください・・・!!! ただ、多くの場合という程度の意味です。
私のお世話になっている、
原因別離婚裁判の分析~裁判所が認定した離婚原因~ 冨永忠祐編著 三協法規出版
という本でも、「親族との不和」という項目がちゃんとあって、
その中のほとんどが、義実家問題です。
加えて、
紹介されている裁判例は昭和30年代頃のものもあります
結論を言ってしまうと、
義実家問題は離婚の原因になります。ならないこともあるけど。
一方で、
「弁護士のところに相談に来るほどに、配偶者とは問題が起きている」
状態ながら、
配偶者の両親との関係はちゃんと維持できているケースもあります
配偶者のことは嫌いだけど、
配偶者の両親はいい人で尊敬しています・・・!!!という方もおられて、
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」にはなっていない冷静さに感動することもあります
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
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電話:048-969-3801
(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです)
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
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