今から何十年も前になる、
当時の中学受験の思い出です
どこの中学校かは敢えて書きませんが、
一応、当時2月2日に受験した女子校・・・とだけ
その中学校はペーパーテストの後、面接がありました
この時の面接が、私にはとても印象に残っています
面接といっても1対1ではなく、
1対5の面接で、
5人の子ども達が面接をする先生の前に、ざっと一列に並ぶスタイルです。
先生の前には長机があって、
私の立ち位置は並び順の関係で、一番端っこでした。
先生の位置が、他の子に比べてちょっと遠い・・・!!!
子ども心に少し焦りました。
並び順は自分で決められるものではなかったので、
端っこだから消極的 とは、まさか思われないだろう・・・と思いつつ、
やはり心配になりました。
机の上に受験票を置きます。
その時、
私が思ったのは、
私は端っこの場所だから、
先生にとって見やすい置き方は、
机に上に真っすぐに置くのではなく、
斜め・・・かな・・・。
両手で丁寧に、私は受験票を斜めに置きました。
ちなみに、他の子は全員真っすぐに置きました。
この時、
面接官の先生は、私の様子を見て、
ほんの一瞬微笑んでくれた(と感じました)。
少なくとも、
私の行動に気づいて、意図を理解し、ネガティブではない視線を向けてくれた。
面接が終わって、帰るとき、
同じグループだった女の子が、
「なんで、受験票、斜めに置いたの?」
と聞いてきたので、
「先生に見やすいように」
と言ったところ、
「あなた、受かるよね」
と言ってくれました(実際に合格させてもらいました)
実は、この話をした時、
私の親は、
「ま~た、余計な気遣いして、変わったことして!」
「まぁ、あの学校は面接ではなくペーパー重視だから何とかなるかしら!?」
と、私の行動には否定的でした
その学校を見るたびに、
(その学校の生徒さんの制服を見るたびに)
子どもの、細かい心の動きに、
ちゃんと気づいてくださる先生がいる学校
と、私は思っていて、
残念ながら、家庭の教育方針等から、入学はしなかったのですが、
とても素晴らしい学校なのだろうなと、未だにこっそりファンでございます
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
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(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです)
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
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