toko ある時、クスノキ科に惹かれてしまってクロモジ、シロモジ、カナクギノキ、アブラチャンなど片っ端からタネを採ってきて冷蔵保管、春先に苗床のハチに蒔いたらかなりの発芽率でした。
最初は小さな鉢で育てていて、根詰まりを起こしてしまったり、かなり成長を抑制してしまっていたが、地植えにしたものは成長もよかったです。このクスノキ科数種類の中でクロモジがいちばん枯れやすかったのだけれど、今樹高1メートルほど、先端の枝にわずかに花をつけました。昨年もつぼみは少しつきましたがきれいに咲かず、いつの間にか消えてしまいました。
だから、今年初めて花を見ることができたということです。
小さな花です。とんがり帽子のようなのは葉芽でこれから開きます。普通、一個の葉芽の両脇にひとつづつの花芽が付きますが、家のは葉芽一本に花芽が3個付いたものがかなりありました。
花は枝に直接ついていますが、たぶんこれから花柄が伸びて、まっすぐ上に閉じた葉とちょんちょこりんと花がぶら下がることになると思います。