常識は人によって異なるんだなあ

5/26（木）

先日、同僚のN田さん（永遠の20代）が
N「Sさん、昨日買い物に行きましたよねえ？　（バイクの）後ろを（クルマで）走ってたんですが、なんか足動かしてましたよね？　バイクって足でギア変えるんですか？」
と、思わぬ質問。

S「はあ、左手レバーでクラッチ切って、左足でギア変えてます。」
N「え？　バイクって手と足、両方使ってギア変えるの？」
S「ええ、まあ、たいていのバイクは。」
（いや、クルマだってマニュアル車は足でクラッチ切って、手でギアチェンジすると思うんだけど…。）
S「右手はアクセルと前ブレーキ、右足は後ろブレーキですから、運転中は全身使ってますよ？」
N「えー！　ボケ防止には最適じゃないですか！」
いや、そーだけど！　まだその話題には触れたくないビミョーなお年頃。

(￣∇￣)

S「ちなみに私のバイクにはタコメーターが付いていないので、エンジンの回転数が分からないんです。」
N「え？　じゃカンでギア変えてんの？」
S「耳でエンジンの回転音を聞いて、それで判断してるんです。つまり五感のうち、味覚以外は全て使って乗ってるんですよ？」

う～ん、確かにスクーターには普通クラッチは付いてないし、オフ車以外のバイクにはたいていタコメーターが付いてるけど…。
姿勢維持のために腹筋は使うし、ニーグリップで太ももの筋肉も使うし、何より結構握力を使う乗り物なんで、
「バイクに乗るのは全身運動だ。」
っていうのは、バイク乗りにとっては常識なんですが、乗らない人にとっては
「へー、そーなんだー。」
って話ですよね。

自分にとっての常識が、世間にとっての常識ではないということを、しみじみと感じた一件でした。