精神病でも生きている

北海道で就労支援組織に支えられながら、鬱病の治療と経済的自立を目指す生活者のblog。
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2017年7月・手術から回復の旅15

2017-09-27 12:52:57 | 北海道の風景
9/27(水)

とうとう最低気温が一桁の場所が多くなってきた北の魔境。
なんだか今年は寒くなるのが早いような気がします。
その代わり11月・12月と暖かめの長期予報ですが、さすがに一桁気温の中でのキャンプは躊躇します。
もう野宿ツーリングはキビシイかなあ…。
ともかく、この旅日記を終わらせないと墓参りにも行けません。

頑張ろっと。

( ̄∇ ̄)



7/19(水) 続き

ウトロを出発し、知床峠に向かって国道334号を駆け上る。
途中までは良い天気だったのに、峠近くになると霧がかかって来る。
これは、峠を越えて来た雲の切れ端だなあ。
…嫌な予感がする。

案の定、峠に着いたらこの天気(写真)。
まったく前が見えません。
霧が晴れるかどうか少し待ってみたものの、まったくその気配無し。
となると選択肢は2つ。
低速運転で濡れながら羅臼(らうす)側に峠を下るか、引き返して別ルートで太平洋側に出るか。
知床峠から羅臼までの峠道は崖っぷちを通るタイトなワインディング。
この視界の利かない霧の中をびしょ濡れになりながら下ったところで、リスクこそあれ何の楽しさも無い。
以前のSならば「引き返す」ということ自体に抵抗があったんだけど、今の私には「撤退する勇気」がある。
ということでUターン。

海の見えるところまで国道334号を戻ると、気持ちよく晴れている。
引き返す道とは言え、やっぱり晴天下を走る方が気持ち良いなあ。
斜里町内まで戻り、国道244号への分岐十字路を左折。
根北峠越えを目指す。
こちらの峠はワインディングが緩やかで標高も490mと、知床峠の740mよりも低いから、走れないほどの霧ってことは無いはず。

(続く)
コメント
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