精神病でも生きている

北海道で就労支援組織に支えられながら、鬱病の治療と経済的自立を目指す生活者のblog。
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2019年8月・夏の墓参りの旅22

2019-12-02 12:54:45 | 北海道の風景

12/2(月)

さて、前回までは「ecoネット浦河の空耳女王・スタッフの川崎さん」についてお伝えしたのですが、ecoネット浦河には「言いまつがい女王」(誤字ではなく、敢えてです)のスタッフ・鈴木さんがいます。

実は今、スタッフの高橋さんがご懐妊中で、スタッフの川崎さんと鈴木さんによって「赤ちゃんを4,000gにしよう計画」が実行されています。

「小さく産んで大きく育てる」方が母親的には楽だとSは思うのですが、川崎さん曰く、

「生まれた瞬間から首が据わってたら、育てるのラクじゃん。」

だそうで。

…いやいや、そんなバカな。

4,000gもあったら、産む時が大変じゃん!

そして、そんなさなか、「言いまつがい」は起こりました。

鈴木さんが

「高橋さんを動かしちゃ(肉体的に働かせること)ダメだよ! (赤ちゃんを)4,000kgにするんだから!」

と言ったのです。

え? 4,000「kg」!? それはもう、4tだよね!?

赤ちゃんを大型ダンプにでもするつもりかっ!

もしそうなったら、高橋さんのお腹には4tの赤ちゃんが入っちゃうことになるんですけど!?

もう、なかなかにあり得ない言い間違いでした。

さすが「言いまつがい女王」鈴木さん。

( ̄∇ ̄)

そんな「小ネタ満載な日常」を送りながら、夏の旅日記は今日も続きます。

 

8/25(日) 続き

望郷の岬公園から駐車場に戻る途中にあるのが、寛政の蜂起和人殉難墓碑。(写真・右)

事件のあらましと実態は、写真・左の解説板にある通り。

我々の祖先がアイヌ民族に行った非道行為という「負の歴史」を、逆説的に今に伝える貴重な史跡。

が、このような史実はアイヌの人々の間では語り継がれているが、Sやその親世代を含む和人の子孫の間で語られることはほとんど無く、結果、ほとんどの北海道民はその歴史を知る機会すら無く生きている。

そのせいか、この墓碑と解説板の前で足を止める人も少ない。

こんなことにこだわるのは、Sが変わり者だからだろうか。

たとえそうだとしても、忘れてはいけない歴史だし、語り継ぐべき負の歴史だと、変わり者のSは思う。

(続く)


コメント
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