令和5年秋 40年以上前からお世話になっている喫茶店?スナック?パブ?がもらい火で全焼する火災がありました。
店内は見るも無残な状況で、救えるものは何もない状況と思われる中、一つだけ見覚えのあるものがありました。
そう、以前掃除したカリタダイヤミルと同タイプ・色違いのものですね。この店でこれを見て、自分も欲しいなと思ったことを覚えています。
以前書いた通り、筐体以外のパーツ(受け皿とハンドルノブ、底に張り付けてあるゴムマット)以外は鋳物ですから大丈夫(のはず)。しかも、本体以外のパーツ(ハンドルや構造ギアなども)は全ていまだに販売しているんですよね。
ってことで修復してみました。まあ、かなり焼かれていて、本体を組み立てているネジは使い物にならなかったからホームセンターで買ってきましたが、主要パーツは知り合いの自動車屋でサンドブラスターを借りて錆や焼け付きなどそこそこ落とすことができ、生まれたままの姿に戻すことができました。
結局交換したパーツは上記の通り、受け皿・ハンドルノブ・ゴムマット・本体組み立て用のネジのみ。
まあ、40年以上作っていて、結構タマ数のあるミルなのでヤフオクとかメルカリとかで探せば出ているし、中古買ったほうが安く上がったみたいですが、思い出には代えられませんよね。もちろん、完成品はお店にお返ししました。
また、お店を再開することがあれば遊びに行きたいと思います。