cogito, ergo sum

日常を楽しめたらいいな

zebra clip on multi

2010-08-20 23:37:00 | 文具
多機能ペン
これ一本あれば、ほとんどの場合事足りますね。
以前の記事でも書いたとおり、その構造上ペン先がセンターに来ません。
微妙にペン先そのものの軸が傾いてしまいます。
そしてペンの向きを意識してあわせないと筆記の最中カタカタいってペン先がぶれます。
それさえ気にしなければ便利ですね。
特に手帳に一本挿しておけばこの上なく強力な筆記具です。
ただ、最近の4色+ペンシルの5軸だと、そのほとんどが太くて、手帳のペンホルダーに差し込めない場合があります。また、やはり多くのモデルですべり止めで安易にラバーを利用しているため、ペンホルダーの抜き挿しがスムーズではありません。

私も長いことクリップオンマルチ1000を使用していました。
でもやはり手帳のペンホルダーの抜き差しがスムーズに行かず、あれば便利なのは判っていながら、なかなか手帳に装備して持ち歩くことはありませんでした。
そんな多機能ペンですが、2年ほど前にクリップオンマルチ2000と言うモデルがでました。定価は2000円と少々高めですが、安いところでは実売は1500円以下となっています。



私が購入したのは1年ほど前ですが、それまでのモデル(他者含め)と比較して、手帳用という用途で考えれば、その細さは絶対的なアドバンテージを持っています。
そしてすべり止めにラバーを使用していないことから、携帯して使うペンとしては非常に使いやすいものとなっている。

ただし、べた褒めするわけではありません。
まず最大の欠点はその価格!
国産の多機能ペンで、その基本設計が500円以下で売られているものと同等にも関わらず、この価格は・・・・
確かに質感は良くはなっていますが、それでも価格に見合う質感とは言えません。
そして、このクリップ部

なんですか!これは。。
先ほど、質感は良くなっていると書きましたが、あくまでも全体的にみて最下位モデルと比較しての話です。
このクリップ部に限ってはヘタすれば下位モデル以下の質感・使い勝手ですね。
ガタガタのゆるゆる。
そして、取って付けたかのような不格好なデザインと質感。
このクリップ部だけデザイナーが違うのではないかと思うほど異質な感じがします。
まるでモーツアルトのレクイエムの前半と後半ほどの違いがあります。
それでも、4色+シャープの多機能ペンとして、その細さと携帯性の良さで手帳用に重宝していますが。。

個人的には全体的のバランスとデザイン性ではクリップオンマルチシリーズの中では1000シリーズが一番かな。と思います。
使う人によっては1000シリーズは少し重いと言う人もいるようですが、その重心がペン先にいっているので、私はあまり重さは気になりません。


クルトガと多機能ペン。
高級感や保有する満足感はないかもしれませんが、日本が世界に誇るステーショナリーだと思います。

LAMY2000

2010-04-24 23:51:00 | 文具
久しぶりに文具ネタです。
現在、手持ちの筆記具の中で一番使用頻度の高いのがメカニカルペンシルかも知れません。
2年ほど前までは「記録」という意味で改ざんされないようにボールペンの使用が主だったのですが、昨年から職場での配属が変わってPCでの記録がメインとなっています。
そうするとPCで記録する前の段階で「覚え書き」や「メモ」として字を書くことが多くなり、書き間違いなどの修正が容易にできるメカニカルペンシルの使用頻度がグンと上がってきます。
当初は以前の記事にも書いた三菱のクルトガを使っていたのですけどね。
いいペンです。あの価格であの性能!
世界に誇ることができる日本のステーショナリーの一つだと思います。
芯がくるくる回って、使っていて楽しいんですけどね。何故か愛着が湧かないんです。(とか、言いつつ3本ほど持ってますがw)
使っていて気が付いたのですが、クルトガって単機能のペンシルのくせにペン先がぶれるんです!(そんなの最初から気が付け!って言われそうですね。)
で、気が付けば結局普通のメカニカルペンシルを使うようになっていました。

普段デスクでメインに使っているのが LAMY2000

実は普段使いにしているからと言って、特別使い勝手がいいとか持ち易いとか書きやすいとか思ったことはありません(^^;
はっきり言って、国産の数百円のシャープペンシルのほうが使いやすいと思います。
LAMY2000は芯が出ていない状態からのワンノックは普通なのですが、芯が減ってきてツーノック目に繰り出される芯がいきなり3~4mm出てきたりします。
これ、芯先が長すぎるでしょうw
ドイツ人はこんなに芯を出すのでしょうか?
ま、ここから先は個人の価値観の違いっていうか、単に自己満足の世界なのですが、手にしたときの感触とそのデザインが僕を満足させてくれるってことですかね。
少なくとも僕はそうです。
そんなの関係ないよ!書きやすければそれが一番!って人もいるでしょう。
100円のペンも数万円もするペンも使う芯が同じなら安いに越したことはないって人もいるでしょう。
それはその人の一番なんです。
だから気に入ったペンを使っている。それだけの話なんです。

※記事の中に「メカニカルペンシル」と「シャープペンシル」という言葉が混在しています。今回はLAMYということで敢えて「メカニカルペンシル」と表記させていただき、クルトガ等の国産の場合「シャープペンシル」と書かせていただきました。


sheaffer touchdown

2010-01-21 23:54:00 | 文具
sheafferのかなり古いモデルです。
モデル名は知りません。
その形に惹かれて購入してしまったものです。

インクの吸入方式がタッチダウンというのもいうのですが、どうも内部のサックが劣化しているらしく上手く吸い取れません。
いつか直そうと思ってはいるのですが、万年筆の修理はやったことないもので。。webで探して何となくできそうな気はするのですがねぇ。
未だ手つかずでいます。
クリップ部の「SHEAFFER'S」っていう刻印もクラシックシェーファーの魅力ですよね。

インクはSAILORの「常磐松」を入れています。
クラシックな万年筆からでるグリーン系の色っていいんですよ。自己満足ですがw
書き味は・・・さすがに使われていたものらしく、ザラついた感じでちょっと引っかかる感もあります。
サックだけなら何とか。。と思うのですが、さすがにペン先となると手がでませんよね。
どうしようかなぁ~。ペン先のリペアも含めて修理にだそうかなぁ?と考えたりもしています。
この手の修理を安く請け負ってくれるところってどこでしょう?
田舎にいるとなかなか無いんですよね。
だれか知っていたら教えてください♪


sheaffer

2009-12-23 01:33:00 | 文具
BAX PEN
見覚えある方いらっしゃいますか?
私もいつ手に入れたか定かじゃないのですが、LAMY Safariと同じような時期だったはずなので、これもかれこれ25年くらい前のものだと思います。
先日引き出しの整理をしていたら出てきました(笑)


ある意味、iMACより遥か昔のものですのでスケルトンのハシリですかねw
当時のベストセラーモデルでかなり売れたらしいです。
私は知らずに文具店のカウンターに立ててあったのを買ったような気がするのですが・・・(^^;
書き味はsheafferらしいというか、ちょっとペン先が硬くてザラついた感じはしますが書きやすいペンです。
スチールでニブはFですね。
国産のMくらいかな。
LAMYやPelikanのFと比べると少し細い気がします。

インクはカートリッジで熟成されたブルーブラック。
熟成されたってのが、当時penと一緒に買ったものなので25年もののインクです(汗;;;

写真のは未使用状態の最後の1本。
1/3くらいに減ってますね。
いい色出してますw

PILOT

2009-12-20 00:16:00 | 文具
第・・・ん?何弾だっけ?(^^;
ま、いいや。
今日の万年筆は安物だけど書きやすいPILOT
ただのもらい物で使う気はなかったんだけど、インクを入れてみたら書きやすかったw



PILOTって良いとは思うのだけど、何故か好きになれないんですよね。
なんか優等生過ぎて疲れるっていうか。。
面白いモノは作ってるんですけどね。
ノック式の万年筆とかペン先一体型の胴軸万年筆とか・・・ね。

写真のは左がスチールペン先でFニブ。
インクはラミーブルー

右のがカートリッジの黒です。

確かに書きやすい。
ストレスなく使えます。
でも、同じ国産なんだけど、書きやすさはセーラーのそれとはちょっと違うような気がする。
思い入れがないためかもしれないが、書いていても、ただ書きやすいだけって感じ。
100円のボールペンと10000円のボールペン。
今の文具って余程じゃなければ書きづらいとかって無いんじゃないかな?
特に国産はね。
同じリフィルを使っていても、本体そのものの好みで満足感って違うはず。
そしてそれはメンタルな部分に十分な影響を与えます。
結果として同じ書き味でも好みって出てくると思う。
もちろん本体軸の握りやすさや重量、あるいはその配分などで大きく変わりますけどね。

別に高けりゃ良いってモンじゃないと思います。
いくら安くても、どれだけ高くても、自分の好みのモノを持ちたい、使いたいってのが満足感に繋がりますよね~。

何を言ってるか解らなくなってきたけど、そういう意味でPILOTにはあまり興味が湧きません。
ただし! 書きやすい!それだけは確かに言えるんじゃないかな。