cogito, ergo sum

日常を楽しめたらいいな

大人のおもちゃ 番外編 ~想い出~

2014-05-27 23:24:00 | 大人のおもちゃ~シェービング
ぼくの記憶の中で一番最初に触ったヒゲソリは当時父が使っていたGillettAdjustable FatboyかSlimかは定かではないが、少なくとも小学校就学前、おそらく3~4歳のころだと思う。
ホルダー上部の扉が開き、アジャスタブルダイヤルを動かすとカチカチと音と共に微妙に動く。
風呂に入ってGillettを手にサンダーバードに思いを馳せていた。

初めてヒゲソリを頬に当てたのは、小学校2~3年の頃だと思う。
その時、父はSchick Injectorを使っていた。これも記憶が定かではないが、おそらくType Lだったと思う。
多分に洩れずInjectorのブレード交換が好きで意味もなく「シャキーン」とか言いながら刃を替えて父に怒られていた。剃る髭もないのに頬に石鹸をつけ、Injectorを肌に滑らせて遊んでいた。

中~高校生の時にヒョロヒョロとした産毛が伸びたような髭が目立つようになってヒゲソリの必要性がでてきた。
なぜか化粧品会社のオリジナル電気シェーバーが懸賞で当たって、それを使う機会が多かった。たまに入浴時に父のヒゲソリを使って剃っていた。その時はSchick SuperⅡ・・・Schick Ultraだったと思う。

独り暮らしをするようになり、初めて自分でヒゲソリを買った。
Wilkinsonのホルダーだったと思う。SchickUltra同様の首振りのタイプだった。
その時は特に気にしていなかったが、使っているうちに首振りが使いづらく感じるようになり、SchickSuperⅡタイプのカートリッジを使用するホルダーを使うようになった。
最初は首振りのほうが新しいわけだから良いに決まっている的な単純な考えを持っていたような気がするが、使っていくうちに首振りは刃が逃げてしまい、適切な角度で皮膚に当てようと思ったら、首が一番振り切ったところをキープするしかないと思い、固定カートリッジに切り替えていった。
学生を終え、社会にでるようになると泊まりでの出張なども入り、ヒゲソリが必要になれば出先などで首振りかどうかなどあまり気にせず購入していた。

その後しばらくして電気シェーバーしか使わない時期があり、その間15年以上wetshavingを行わなかった。
いまでも電気シェーバーは月に1~2回使うが、ここ数年殆どの日はwetshavingをするようになった。

父は・・・というと。
昔から電気シェーバーを使ったところを見たことがない。とにかくwetshaving一筋のようだ。
僕が高校をでてからの父のヒゲソリ遍歴はよく判らないが、現在は使い捨て○本パックのようなディスポヒゲソリを使っている。
曰く、これが一番剃れるし、使いやすいという。

そんな父をみていると、拘ることなく極めてるって印象を強く受ける。
将来、自分がそうなるかどうかは全くの未知数だが、自分的には拘りを残したまま、サラッと極めていけるように歳を重ねていきたい思う。

大人のおもちゃ ShaveCraft 101

2014-05-22 21:41:00 | 大人のおもちゃ~シェービング
sc101
shave craft 101
前回、fatipについて書かせて頂きましたが、実はfatipはR41用のハンドルを探していて、なんとなく一緒にポチってしまったものです。
もちろんハンドルも一緒に購入しましたよ。そう、最初はハンドルを買おうとしただけだったんですが・・・(^^;
R41 Custom2を書いたその日だったか、翌日だったか・・・ホルダー打ち止めとか書きながら意志の弱さと物欲は持って生まれた性格でしょうか。。

で、どういうことかと言うと、結果的にヘッド付きで買ってしまったというのが、ShaveCraft101だったわけです。


初剃りはダービー使って・・・全然ダメ。あたりが軟らかすぎて剃っている感じがしないんです。
ハッキリ言って「あ、オークション行きだな」といった印象でした。
ですが、せっかく海外から仕入れたんだしと思い直し、しばらくR41やFUTURとセットで使ってみました。
すると確かにあたりは軟らかいのですが、「あれ。意外と剃れてるんじゃね?」って感じ。
たしかにR41、FUTURあたりと比べると剃れないでしょう。
でも皮膚へのストレスは殆ど感じません。そのくせ"そこそこ"剃れているんです。剃り味がマイルドだから、追い込みも楽にできます。
そう楽に追い込みができるってことで、必要なレベルの剃りは実現できるんです。

普段はR41、FUTUR、37cあたりをメインに時々気が向くとGEMやインジェクター、Adjustableを気分で使い分けていました。
一本で剃ることもありますが、以前にも書いたように二本使って顔の左右で剃り分けることが多いです。
だいたい、肌あたりのきつめのホルダーとさほど負担のないホルダーとで毎日左右交互に使ってます。
R41+FUTURで剃るのは確かに楽しいのですが、以前一ヶ月ほどこの組み合わせで剃っていたら、何となく肌が強ばるように感じたんですよね。気のせいかもしれませんが。。
それ以来ハード+ソフトなあたりのホルダーで組み合わせて剃り分けてます。

そこでShaveCraft101なのですが、先に書いたようにあたりがソフトで追い込みやすいので結構追い込めるのに肌へのストレスが残りません。
スキンコンディションが良好であればR41やFUTURのレベルには一歩及ばないって感じですが、肌が弱っているときなどはR41やFUTURと同程度か、より満足いくまで追い込めますよ。

ShaveCraft101の最大の特徴であるOpen+Closed Combですが、残念ながらぼくは大きな違いを感じられませんでした。Open+Closedと言っても櫛の形状は一緒で、刃の出角も同じだから違いを感じられないのも仕方ないのかも知れませんね。写真では見づらいかもしれませんが、ShaveCraft101の櫛はOpenといってもヘッドベースから直接櫛が出ているわけではなく、外から巻き込むような櫛になっている独特のデザインになっています。


外観デザイン的には確かにOpen+Closed Combですが、構造的にはOpenとClosedを足して二で割ったようなデザインになってます。デザイン上のインパクトは強いですけどね。


まぁ、髭質・肌質・剃り方など人によって千差万別、十人十色ですから他の方が使えば違う印象を持つのでしょうね。単にぼくが鈍感で違いを感じられないだけかもしれませんが(^^;

ヘッドは少々大きいかも知れませんけど、FUTURやVISIONより小回りは利くし、質感もそれなりにあります。
ハンドルのローレットもきちんと削ってあって、滑り止めはキチンと機能していますよ。
ただし、ヘッドとハンドルの質感の差は否めません。バランスもハンドル側にあるのでヘッドヘビーが好き人は使いづらいかも知れませんね。

ということで・・・R41用のハンドルを買おうとして結局ホルダーが一本増えてしまいました。

海外からの購入であり、箱も説明書も何も無く、ヘッドとハンドルをバラした状態でプチプチに包まれただけの包装で送られてきた品物を見たときには思わず笑ってしまいました。
個人的には全く気にならないのですが、気になる人は気になるでしょうね。

最近ではShaveCraft101 or 37c or Gillett + R41 or FUTUR or 37c or Gillettの組み合わせが多くなっています。
巷でいうアグレッシブなホルダーではなく、悪く言えば中途半端なイメージもありますが、ぼくは結構気に入ってます。