大人のおもちゃ～gillette プログライドパワー

先日書いた通り、フレックスボールのパワーホルダーとプログライドパワーホルダーを簡単に比較してみます。


真ん中のは先日紹介したリミテッドです。
こうやって見ると、ノーマルパワーよりリミテッドは少し長くて、フレックスボールのパワーホルダーはそれよりまた少し長いですね。


ノーマルパワーとリミテッドを使っているときはあまり気になりませんでしたが、パワー同士だと、やはりサイズの違いが気になりました。少し肥ったみたいだしね。
単体で使っている分には気が付かないレベルで、あくまでも比較した際にわかるってくらいの違いです。

デザイン的には前作を踏襲してますね。プログライドの名前はついてますが、カラーリングは無印フュージョンのオレンジをアクセントにしています。ただ。メッキ部がリミテッドと同じくガンメタっぽくなっていて、より悪党キャラになっているようですね。

お腹側は黒を基調としていてオレンジは使っていません。ブレードが青だから仕方なかったのでしょうね。
開封した時には気が付かなかったのですが、写真撮ってみて何か違和感がありました。
このホルダーについてきたカートリッジなのですが、たしかパワーのカートリッジはベースがシルバー（グレイ？）だったと思うのですが、これは黒です。色合い的にはマッチしているのですが、パッケージの写真もwebで調べても、やはりシルバーでした。
マニュアルのカートリッジか？とも思いましたが、ちゃんとヒダヒダが付いています。
なぜ？？　

わかる方いらっしゃいましたら教えてください。⇒実店舗で商品確認したらマニュアルもパワーもカートリッジのベースは黒いのがあるんですね。知りませんでした（無知って怖いｗ）。

もう一つ。
これは単純に私の個体の問題だと思うのですが・・・

ボタン押してブルブルさせてもインジケーターが点灯しません！ｗ
っていうか、動画であげろよ！という突込みはなしで。

ま、ほかに不具合なさそうだし、返品するのも面倒だから、このまま使います。

さて、前置きが長くなりましたが、使用感です。
はっきり言ってこれほど違うか！と思うくらい違いました。

同じカートリッジ（新品）を付け替えて、ヘッドからフェイスまで三日剃ってみましたが、刃の密着感がまるで違います。
モーターの回転数が上がったのかな？
ブルブル時の音が、より高周波になっていました。
そのためか、皮膚に伝わる振動も細かくなっていて、肌に吸い付くように震えています。
同じ個所を剃る回数も少なくなっていましたね。
ノーマルパワーだけを使っているときは気にならなかったけど、使い比べると「ノーマルパワーってこんなにバンピーだっけ？」って思うほどです。
ただし、さすがはジレット！っていう感じで、三日目にはかなり剃り心地が落ちていました。それでもパワーの恩恵でかなり滑らかに剃れましたけどね。

因みにノーマルパワーvsフレックスボールマニュアルの時に使った使い古されたカートリッジでも使い比べてみました。
さすがに引っ掛かりを感じますが、フレックスボールパワーのほうがスムーズに剃り上げられます。これはフレックスボールの効果というより、モーターの違いが大きいような気がします。

結果、剃り心地ランキングは
ノーマルパワー ＜ フレックスボールマニュアル ≦ フレックスボールパワー
ってところですね。
カートリッジを極限まで使い切ろうと思ったら
フレックスボールマニュアル ＜ ノーマルパワー ＜フレックスボールパワー
になります。

基本的にパワー系のホルダーは剃っているという感覚が手に伝わらないのが好きじゃないんですよ。だから、普段はフレックスボールのリミテッドをメインに使って、「カートリッジがもったいない！」って時にはフレックスボールパワーを使う感じですかね。

これは、あくまでも私の個人的な感触ですから、異論もあろうかと思います。

パワー系のホルダーを持っている方は無理に買い替える必要はないかと思いますが、新しいものが好きな方、ホルダーの痛みが気になる方は買い替えても損はないと思いますよ。

大人のおもちゃ～ジレット フュージョン～

　超久しぶりのシェービングネタです。
　誰も読んでいないと思うので、私のシェービング対象を説明すると頭と顔です。つまりスキンヘッド（シェーブドヘッドというのが正しいのかもしれませんが、日本での一般名称としてスキンヘッドと記させていただきます）と髭のメンテナンスですね。

　普段はジレットかシックの5枚刃で全体を剃って、フェイスは両刃などの固定刃で仕上げています。
　手持ちのホルダーは以下の通り。。。

　並べてみるとたくさんありますね。他にもまだあるのですが・・・ｗ

　今回は今更感バリバリですが、ジレットのフレックスボールの話です。

　７～８年前からfusionを使っていますが、ホルダーってそうそうダメにならないんですよね。特に5枚刃は実用品イメージが強く、デザイン的にイマイチでも拘りがないので買い替えるつもりもなかったんです。
　ところが2019年にジレットさんがこんなの出したんですよね。

　フレックスボールが出たときには特に興味も持ちませんでしたけど、このホルダーを見たときは「これなら使ってもいいかな」と思いました。ただ、如何せん高い！
　そんなんで、その時はそれきりになっていたのですが、先日ドン・キホーテに行ったらワゴンで通常のホルダーと同等の価格で売っているのを発見（やっぱり売れなかったんですね）。。思わず手に取り、そのままレジに進んでしまいました。

　ってことで、数年ぶりにシェービングネタ再開です。


　プログライドパワーのホルダーとフレックスボールのリミテッドバージョンです。
フレックスボールのほうが長いんですね。
　これはノーマルバージョンのホルダー持ってないから単純に比較はできませんが、ボールの分長くなったのかな？


　手に取った感じは個人的な好みになりますが、私はリミテッドのほうが好きです。思ったより手にしっくり馴染みますね。
　webで調べてみると"滑りやすい""安定しない"といった声も聞かれますが、両刃を使っている人なら何の問題もないレベルだと思います。
　見た目にしても、fusionの"敵キャラ""悪役キャラ"的なデザイン（かなり個人的偏見が入ってます）より、ちょっとダークだけどシンプルで好感が持てます。

　さて、肝心な剃り心地ですが。。
　敢えてそろそろ交換時期って刃(プログライドパワー)を使ってみました。

　まず、ブルブル機能なしで純粋にホルダーとしての比較。
　これが結構違って驚きました。
　ま、交換時期の刃なのだから、ブルブルなしだと素直に刃の切れ味だけになり、特に鼻下～唇周囲の髭を逆剃りしたときに強い引っ掛かりを感じました。これがフレックスボールのホルダーだと比較的スムーズに剃れるんです。
　以前から他社で左右に動くヘッドを搭載するモデルもありました。個人的な感触としては、他社のものはブレードが髭に負けて左右に逃げるような動きだったのに比較して、フレックスボールはブレードが戻ろうとする力があるように感じます。結果的に簡易的なブルブル機能が働いて、ブレードの劣化をフォローしているのでしょうか。例えるなら、いすゞのニシボリックサスペンションやRX-7(FC)のようなナンチャッテ4WS・・・（←この例えが分かる人はそれなりの年齢層の方でしょうねｗ）

　では、ブルブルをオンにしたらどうか？
　予想道り、ブレードの劣化を誤魔化して剃ることができるので、当然マニュアルよりもスムーズに剃り上げられますし、フレックスボールよりさらに引っ掛かりは少なくなります。
ということで、単純に性能を比較すれば
マニュアル＜フレックスボール＜パワー
となります。
　ただ、これに剃り心地といった主観的な感覚を加味すると、パワーの音と振動を気にしない方であればパワーホルダーを使うのがいいと思います。
　逆にパワーの音と振動が苦手（実際頭を剃っていると振動が直接伝わってくるような不快感があります）な方や太いグリップが苦手な方はフレックスボールをお勧めします。


　実は最初の写真に何故かフレックスボールのパワーホルダーも写っているんですよねｗ

大人のおもちゃ ～DuranceL'ome 2～

L'ome shaving soap
2月1日です。
前回のアップから一ヶ月経ちました。

イマイチ判りづらいですね。
3ヶ月経ちましたが、まだあります。
そう言えばこのソープは豚毛ブラシ使ってないですね。
アナグマとか豚毛とか好みですが、肌あたりとは別に癖がありまして。。。
豚毛ってソープの減りが早いんですよ。毛が硬いから。
で、このソープを使い始めてから豚毛使ってないんです。

前々から書いていますが、ぼくはShaved Headにしてい関係で、ソープ使用量は通常の2倍以上の消費になると思います。
あまり他人のシェービングって見たことないのですが、もしかしたら、ぼくの剃り方は一般的ではないのかも。

１：ブラシを湿らせてソープをつけます。
その後、左掌を使い泡立てます。
できた泡を半分ほど掌に残し、ブラシ（必要であれば、ほんの少し水分を足します）で、頭髪～フェイスまで直接泡立てます。
左掌中央に泡をためた状態で指先で頭髪のザラつきを確認しながら、必要に応じて掌の泡を補充しながら頭髪をShaveします。
指先で頭全体を確認してザラつきを感じなくなったら終了です。
フェイスは泡立てはしますが、剃りません。そのままシャワーで頭ららフェイスまで洗い流します。
２：ブラシを湿らせてソープをつけます。
以下１と同様（但し、頭部にはもう泡はつけません）
３：ブラシを湿らせてソープをつけます。
同じく左掌で泡立てます。
洗面台とかボウルとかシェーバーを濯いだ容器があれば、それを泡で洗います。
どうしても水だけだと細かな毛がこびりついてしまうんですよね。かといってそのためだけにスポンジ等を用意するのも面倒なので、泡を使って手で洗っています。泡を使うと細かな毛が浮いてこびりつかなくなるから簡単に洗えますよね。

とういう行程です。
以前は直接フェイスで泡立てて、泡が少なくなったら、また直接ブラシをあてて・・・としていたこともありましたが、ブラシに細かな毛がついてしまい、そのブラシで泡立てを繰り返すからSoapにごま塩模様ができたり、泡も出来立てなのに黒いつぶつぶが混じってしまいました。それがイヤで、一度作った泡は使い切りにしています。

全然L'omeの話じゃありませんでしたねｗ

大人のおもちゃ ～Muhle R89～

33c、34c、R89、DE89 比較的安易に手に入る定番と呼ばれている代表的なホルダーですよね。
実は一つも持ってませんでした。
1904とか42cとか呼ばれているのは持ってます。実際に見比べたことはないのですが、42cのヘッド＝33cと聞いています。ヘッド装着の構造は違うもののヘッドそのものは33c=34cと聞いています。ということで42c＝33c＝34cが成り立ち、42c持っていれば他の定番Merkurは無くてもいっか。ってな具合になるんです。その他のホルダーの情報などあまり興味なくて調べもしていなかったのですが、安くセット販売されていたこともあって何故かMuhle R89を衝動買いしてしまいました。

まぁ、定番ホルダーっての一つ持っていてもいいかなって軽い気持ちもありました。

届いたブツを見てビックリ！
いや、一班常識なのかも知れませんが、そっくりじゃないですか！これ。
R89＝DE89くらいは知っていました。33c=34cはメーカー一緒だから当然同じで問題ないわけです。でも、R89とMerkur42cのヘッドが全く同じものとは・・・全くというと語弊があるかも知れません。ヘッドベース裏面のデザイン（肉抜き）処理が違います。でもキャップ、内部構造、ブレードのギャップ、ベースのガイドのデザイン、全く一緒です。
なんか知らない自分だけがアホみたいで、妙な孤独を感じた瞬間でした。

写真左上：重ねてありますが、上がR89、下が42cです。プレートの下面の処理が違いますね。
写真右上：左が42c、右がR89です。ヘッドベースのやキャップの幅は殆ど変わりないですね。
写真左下：手前が42c、奥がR89。ベースのcomb部のデザインなど見分けがつきません。
写真右下：左が42c、右がR89。全く同じですよね。ただ、この写真でも下部の処理の違いは判ります。

ベースプレートの下面の処理で、もしかしたら・・・！と思って42cと同時に剃り比べてみましたが、明確な違いは感じられませんでした。

ということで剃り味は剃り心地は42cのエントリーを参考にしてくださいｗ
手抜きでごめんなさい(^^;

大人のおもちゃ ～Feather ClosedComb～

Topに"Feather"の刻印。

どうも賛否両論あるようだが、僕は好きです。
これは、先日のOpenCombのものほど古くはなく、ハンドルとTopの固定ネジも多くの3ピースと互換性のあるサイズです。

ハンドルが細いのは恐らく携帯性を重んじてのことだと思うのでよいのですが、シェービングの要であるヘッドベースの作りが肉薄でチープな印象を受けます。
ま、今でこそ両刃かみそりは趣味性が強いものになってますが、このシェーバーが売られていた頃は実用品そのものであり、チープな作りもありだったのでしょう。

肝心の剃り心地ですが。。
実は以前のOpenCombのこともあって、あまり期待していなかったのですが、あっさりと裏切られてしまいました。
過度の期待をしていなかったことが功を奏したとも言えるかも知れませんが、結構良い感じに剃れます。
R41やFUTURとの比較はちょっと可哀想ですが、肌への刺激もなく何度も追い込むことができるので、42cと同程度の十分満足のいく仕上がりにできます。

OpenとClosedの違いはあるにしても時代によって同じメーカーでも大きく剃り心地が違うものですね。
今回のフェザーを使ってみて"特選"もちょっと気になります。
とは言っても、特選は余程何かの間違いが無い限り手にすることはないでしょう(^^;