cogito, ergo sum

日常を楽しめたらいいな

火遊び 三台目 Coleman 550

2012-02-23 23:11:00 | Outdoor-gear
Coleman 550
普通「550B」と表記されているmodelが多いのですが、これは「550]です。
550の特徴の一つである腰巻きがありません。
バルブがアルミ(?)です。普通はブラスだと思うのですが・・・
made in Canadaとありますが、製造年の刻印がありません。
何なんでしょうか??
よく判りません。(^^;

初めて見た550はもっとハッキリとしたシルバーでしたね。かっこよかったです。素直に「これ欲しい」と思いましたね。買いませんでしたけど。。
PEAK1の変わり種みたいな言われ方をしていることもあるようですが、僕としては576系→400系→と続いたPEAK1シリーズの正常進化だと思います。

着火や燃焼は400系より更に安定しています。
音もコールマンらしく、ハイパワーガスストーブよりも静かですよ。
コンパクトで軽くて扱いやすい。ただ軽量化のためかアルミを多用しているため強度的に少し不安があるのは確かです。
ガスストーズの性能が上がってきた時期ですからコールマンとしてもかなり意識して小型軽量で扱いやすく安定性のあるストーブとして開発したのではないでしょうか。

さて問題の湯沸かしテストです。



もちろん今までと同じ日にテストしてるので条件は一緒のはずですが・・・時間が過ぎると共に少しずつ気温が低下しています。
気温:-1度
水量:約500ml
水温:3度若干アンダー

結果は・・・7分46秒

これってmodel400やfyrestormよりも良いタイムですね。
単純にスペック上の出力は2000kcalで僕の所有している三台のコールマンの中で一番低出力なのですが。。
フィールドテストは自分の環境でやってみないと判らないものですね。

オークションで手に入れたモノですが、前オーナーはとても丁寧に扱われていたようで、とても20年以上前の個体とは思えません。
ガソリンストーブというとちょっとマニアックなイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、550は初めての方にも十分お勧めできるモデルだと思いますよ。


火遊び 二台目 Fyrestorm

2012-02-22 23:57:00 | Outdoor-gear
昨日PEAK1の記事を書きましたが、実はこんなのも一緒に持っていって燃やしていたんです♪

コールマン EXPONENT FYRESTORM Ti STOVE

T-ガス、白ガス、赤ガス対応の日本未発売モデルです。
最近のガソリンストーブは分離型が一般的になっているようですが、PEAK1model400が発売された当時はコールマン、オプティマス、プリムス、ホエーブスあたりがガソリンストーブ出していたのですが、みな一体型でした。
唯一MSRだけか分離型を出していましたが滅多に見かけませんでしたね。
もちろん欲しかったですとも。。
たしか青いやつだったとおもったけどなぁ。

でも、現実的に考えた場合、僕は一体型のほうが好きなんですよね。
サッと出してサッと使える気軽さが良いんです。
それを言ったらガスストーブだろ!と言う声も聞こえてきそうですけど、バーナー部とタンクを合体させるんだったらポンピングの手間も大差ないと思うのは私だけでしょうか?
ガスも分離型持ってますけど、チョコッと出かけるときには小型のプリムスP-113持っていくことが多いですね。
複数人数でオートキャンプとかする時は2バーナーとか持っていくので、やはり小型のサブバーナーとしてはP-113を持っていくことが多いです(^^;

あ、話が脱線してきました。。
FYRESTORMですが「Ti」とあるようにチタンモデルです。見た目の重さより全然軽いです。
バーナー部分もガスストーブみたいですよね。
実際ガソリンで燃やしていても凄く静かで、高出力のガスストーブのほうがよっぽど五月蠅いです。
ただ、風に弱いというか、少しくらいの風で火が消えることはないのですが、火がなびくんですよね。
他のガソリンストーブの力強い炎とは異質の炎です。

さて、問題の性能ですが、当然湯沸かし実証。
条件はPEAK1と一緒です。

気温:0度
水量:約500ml
水温:3度

ホワイトガソリン:9分16秒!


ん?なんかPEAK1より遅くないか?w
ま、水量の500mlもクッカーの目盛を目視してるわけだし、この辺の速い遅いは誤差の範囲ですかね。
ただ、そうするとPEAK1は決して不調だったわけではないってことになりますね。
30年前のストーブと現行モデルと大差ないのか。チョット微妙な結果です。


※どうも納得できなかったので、数日後にわざわざ同じ場所に行ってリベンジしてきました。
気温:-2℃
水量:500ml
水温:3℃弱
結果は・・・5分13秒

9分16秒の時との環境の違いはほとんど無いはずです。
設置も同じ場所(雪上)ですし、逆に気温は9分の時より低いくらいです。
では、9分の時と何が違うか?

ガソリンストーブの手順なのですが、コールマンの場合プレヒートと言う手順が無いので、ポンピング→着火→(ここで勝手プレヒート)→ポンピングで炎は安定するはずです。
そう前回はこの着火後のポンピングで炎を安定させた段階で最大火力にしてクッカーを載せ、計測したのです。
今回は着火後ポンピングして炎を安定させてから水とかクッカーとか準備しました。
で、いざクッカーを載せようとしたら、炎に少し勢いが無くなっているんですね。
そこで再度ポンピングしてからクッカーを載せ、2分ほどしてから、しつこくもう一度ポンピングしました。
その結果が「5分13秒」です。
これが夏だったとか、テーブルの上だったのならそれほど問題なかったのでしょうね。
考えて見たら燃料ボトルの雪上直置きって、圧下がるに決まってますよね(^^;

ついでなのですが、コールマンのガソリンストーブってバーナー部の径が他社より大きめですよね。
チタントレック900のようなクッカーの場合、底面積が小さく、炎が横に逃げてしまうような気がします。
そこで同じ縦長ながら1400なら少しは底面積が広いので差が出るのでは?と思い、試してみました。

結果は・・・
5分7秒
これも微妙ですね~。ま、随分アバウトな計測ですから誤差の範囲でしょう。
と言うことはこの程度の差であればさほど変わらないって事ですかね。


ところでこのストーブはマルチフューエルです。ドラゴンフライじゃなくてNOVAでもない。最後まで迷ったのはPRIMUSのOmniFuel(やはり日本未発売モデル)。
これも基本ガソリンストーブなんだけど、OD缶も使えるってモデルです。
結果的に僕がコールマンを手にしたのはTガスが液出し使用だから。
これって興味ポイント高かったんです。まぁ、普通の分離型のガスストーブでも液出しできちゃうものも多くあるようですが。。
で、結果です。
まず、基本的に普段使いのガスはカセットガスから詰め替えのノーマルブタン(^^;

NB:6分49秒

次になぜかほぼ未使用の状態で家にあったプロパン混合のものを使いました。

P :4分51秒

凄いですね。ガスの圧勝です。特にプロパン混合のものは勝負になりませんね。独走もいいとことです。
ノーマルブタンもこの条件で検討してますね。液出し効果でしょうか。
カタログ値や室内などの穏やかな条件での数値に比べたらヘボヘボな数字に見えますけど、実際のフィールドでここまで差がつくとは驚きです。

さて次は・・・

火遊び 一台目 PEAK1

2012-02-21 21:30:00 | Outdoor-gear
この冬は、外遊びの機会もなく、冬なのにスキーにも行っていない。
写真撮りにもいかず・・・何か悔しいな。。
ってことで今日も無駄な時間を費やしてしまいましたが、夕方から時間が空いたので暇つぶしに火遊びしてきました。

実は先日 ガレージの隅の箱にしまったまま放置してあったガソリンストーブを掘り出しまして。。
暖かくなったらこれを復活させて使ってみようかと思っていましたが、暖かくなってからじゃガソリンストーブの意味が半減するじゃん。ってことで急遽決行となりました。(思いつきでしか動けない人間だな・・・)

で、そのストーブってのが
コールマンPEAK1 MODEL400(1979年12月製)
30年以上前のものですねw
たぶん、最後に燃焼してから20年は放置してあったと思います。。
一応各部チェック(目視ですが)してポンピングでタンク内圧を上げた状態で一週間ほどおいて圧漏れが無いことは確認したのですが、バルブやジェネレーターからの漏れがあったらと思うと怖いですよね。
そんな化石化しそうな火器にいきなり火を入れるわけですから当然家ではできません!
そもそも民家のあるところで火柱あげたら、いつ消防署に連絡されてしまうかw

ということで、少し車を走らせて山に。。
冬期間通行止めになる道の行き止まりで火遊びすることにしました。

さっそくポンピングして着火・・・ん?着火!
ガスの出る音がするけど火がつかない。
ガスの噴出音が一定にならない!!
やっぱりジェネレーター換えなきゃダメかなぁ。
昔の記憶が確かなら火力調整レバーを動かすとニードルがシコシコしてノズルクリーニングするはず。。
シコシコシコシコ・・・・ポンピング→着火→失火 orz
諦めず3~4回繰り返すと、見事に着火しました♪
ポンプレバーからも各バルブからも火を噴かずにバーナー部のみ燃え上がっていることに(普通の姿なのだが)妙に感動してしまいましたw

その後ちょっとポンピングしてやると炎も安定して燃えるようになりましたが、ポンピングの最中何度か抜けるような手応えがあったことからポンプカップの交換は必要でしょうね。
ジェネレーターも詰まり気味だろうから交換しなきゃですね。
結果的に着火してしまえば火柱どころか拍子抜けするほど順調に燃えてくれました。


それにしてもこの時代のコールマンは良いもの作ってましたね。
僕はバラしたことはありませんが、ポンプカップを除き、ゴムのパッキン類は一切使われていないそうです。

燃えてるだけではつまらないのでお湯を沸かしてみました。
気温:0度
水量:約500ml
水温:3度
グツグツと煮立つまで計測・・・
結果:9分46秒
う~~ん。。確か発売時のスペックは水1Lを3分だと思ったのですがw
まぁ、カタログ値は気温20度程度の条件でしょうから一概には比べられませんが、もう少し期待したのですけどね。
取り合えず約20年ぶりの復活は遂げました。