先般、関西弁を話すラリーのオッチャンと飲んだときのネタ。
「プリちゃん、アキノ暗殺事件の真犯人知ってるかぁ」
「黒幕はマルコスやろ」
「ちゃうでぇ、アキノとマルコスはベストフレンドやでぇ」
「それにマルコスは大統領を追われ亡命した」
「頭のいいマルコスがそんなことをするワケがないやろ」
「そーそうか、じゃあ誰かなアメリカCIAの陰謀か」
「ちゃうでぇ、アキノとマルコスは親米やでぇ」
「なるほど」
「マルコスはコミュニストが犯人だと言ってたけどそれもちゃう」
「じゃあアーミーの誰か」
「マルコスの親友の軍人が捕まって刑務所入ったけどちゃう」
「軍人が刑務所から出て来たときワシやないと怒ってた」
「アキノ暗殺で一番損したのがマルコスや」
「ほな誰が一番得したと思う」
「わからん」
「アキノのファミリーや」
「当時アキノは死刑判決が出ていてファミリー全員が狙われていたんや」
「それがどうや、嫁ハンは大統領になったやろ」
「嫁ハンの弟はマフィアのボスやで、こいつが真犯人や」
「フィリピン人は平気でファミリーを殺す、そんなもんやで」
そんなワケでフィリピンは身の毛もよだつ暗黒国家。ではまた。