隈さんの学びと遊びの部屋

定年後にパソコンやスマホ、写真、家庭菜園、テニス、旅行などを楽しんでいますが、その時々に感じたことを綴っていきます。

ノーベル賞の大村先生と放線菌!

2015-10-10 16:08:20 | 感染症
ノーベル医学・生理学賞を受賞された大村先生日本人として誇らしく、又とても尊敬できる人物として世間に明るい話題を提供してくれてます。
多彩な才能と経歴をお持ちですが、「人のために・・・・」という先生の精神が医学賞はもちろん、「平和賞」でも良かったような気がする本当に素晴らしい先生ですね!。
ところで、大村先生の業績や人物なりはテレビ、新聞等で報道されていましたが、興味が湧いたのが 「放線菌」や「放線菌」 から見つけ出した物質「エバーメクチン」の記事です。
やや専門的にはなりますが、ネットで放線菌関連の記事を探しました! ありました!  NHK教育テレビ(このNHK・・・・をクリックしてください。サイトにとびます)の10minボックス~理科生物的分野で 微生物の世界~クスリをつくる微生物 という題目で抗生物質などの作成過程を紹介しています。このサイトを一度、覗いてください。専門的な分野になるのでどうかと思いますが、面白いですよ!
こういったことを何年も何千回も繰り返して、地道にやってきたことが新薬の「イベルメクチン」の誕生につながったんでしょうね!!
放線菌は「かび」(真菌のカンジダです)に似ていますが、生物学的には細菌(生物の系統樹で、動植物や真菌、寄生虫とは同じ系列の生物です)に属しているので全然違います。しかし形状的には似ているところがあるので、カビから抗生物質が作られるように 放線菌からも多くの薬が作られている様です。その代表的な薬(抗生物質など)が 「ストレプトマイシン(結核の治療薬)」になるかと思われますが、これまでに発見された生理活性物質を含む抗生物質のうち約3分の2は放線菌の生産物だ といわれているそうです。
放線菌には人に病原性をもち、頭部や胸腹部に膿瘍を作る「放線菌症」があり、注意しなければなりませんが、しばらくは放線菌にも注目が集まりそうですね!!

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2 コメント

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薬の事 (honmachi_4)
2015-10-13 07:38:17
早速見てみました。一つの薬が発見されるのには気の遠くなるような努力と時間がかかることが判りました。認知症の薬が早く発見されるといいですね。
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解りにくい? (okuma_moku)
2015-10-13 17:27:53
専門的な分野になるので、こういった方面に関係のない人には難しいかもしれません! しかし、どんな仕事でもその過程を知ると「そうなんだ!」という新しい事を知る喜びがありますよね!? そういったことをこれからも載せていきたいですね! 
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