隈さんの学びと遊びの部屋

定年後にパソコンやスマホ、写真、家庭菜園、テニス、旅行などを楽しんでいますが、その時々に感じたことを綴っていきます。

谷川梅林とお座敷梅園

2014-02-26 17:37:05 | 旅行
暖かい天候に誘われ、25日(火)立花町の谷川梅林とその帰りに、みやま市の お座敷梅園として有名な「青輝園」に寄ってきました。平日にも関わらず、結構観光客が訪れていました。(我々同様、団塊の世代の夫婦が多い!!、年寄ばっかり??)
谷川梅林では、今「夢たちばな観梅会」が開催され、「竹あかり幻想の世界」と「田崎広助絵画展」もワインセラー内で開催されていました。梅林は梅栽培されている個人の土地でこの時期だけ観光用として解放されているようです。3万本の梅の木!! 流石に広い敷地で結構、歩き疲れます。基本的には白梅がほとんどで、紅梅やキウイフルーツ?などが少しだけ植えられているようです。
ワインが好きなので、梅ワインと生キウイワインを購入!! 試飲できたので他にあまおうワイン、みかんワイン(甘い、ジュース?)と「緑の雫」(八女茶のワイン;ウ~ン・・・・微妙!!)飲んでちょっといい気分になりました
運転を交代して、駐車場でちょっと迷いましたが、「青輝園」に到着!! 
「青輝園」は江戸時代に立花藩の庭師として始まり、明治時代に「青輝園」として果樹苗、庭園苗の栽培、販売で現在に至っているようです。大正時代に盆栽にも力をいれて、数多くの盆栽があるようです。中には300年の五葉松盆栽や梅の木があり、歴史を感じさせます。家の中には所狭しと梅の鉢ものが置かれ、「匂いがすごい!」、「貫禄がある!」見ごたえがありました。 普段は自宅として使われているのでしょう?? 立派な仏壇や欄間、それに「田崎廣助」の絵画がありました。
2階では押し花やさげもん、ステンドグラス展が行われていました。
穏やかな天気に恵まれ、ちょっとアルコールも入って気分の良い一日でした。
※ フォットアルバムも作ってみました!!(コメントはなし!)

谷川梅林とお座敷梅園

風浪宮大祭の「風浪宮」てな~んですか?

2014-02-21 08:14:22 | その他
ku-reikoさんの風浪宮大祭のブログがみて、風浪宮(ふろうぐう)について調べてみました。
「風浪」とは、字の如く風によって起こる波のことを指していて、1800年前、神功皇后が三韓征伐【さんかんせいばつ:日本書記に記述が残る神功皇后による朝鮮出兵】からの帰途に海上で波浪の難に遭いながらも無事に筑後国に辿り着き、ここ大川の榎津(当時:葦原の津)に立ち寄った時、白鷺が忽然と現れ飛び去ったのを見て、この白鷺こそ我らを風浪の難から守った海神少童命【ワダツノミコト】の御化身」と信じて、白鷺の止まったこの地にお社を建てたのが起源だと言われているそうです。(「あじこじ九州」より抜粋しました)
(※神功皇后については実在の人物なのかはどうかは、現在においては諸説あるようです)
従って、、海上交通の神として崇敬を集める神社として知られているようです。
戦国時代・筑後国柳川城主の蒲池鑑盛によって1560年に再建された本殿と二重基壇の上に五層の軸部と屋根とを重ねた俗称、正平塔と言われる石塔は国指定重要文化財に、又、白鷺が止まったとされる 「白鷺の楠」 は推定樹齢2000年で県の天然記念物に指定されている由緒ある神社で、3日間にわたって様々な行事が行われている「おふろうさん」は15万人を集める有名な大祭のようです!? (※行事の写真はku-reikoさんからいただきました)
今まで全然知りませんでした。こんな由緒ある祭りがあるなんて!!

来年はぜひ、行ってみたい!!(毎年、2月9日夜~11日まで斎行:ちなみに「さいこう」と読んで、お祭りや祈祷などの行事を行うことだそうです)

追記:ku-reikoさんのブログにあった 「つるし柿」 ですが、大昔、海のものと山のものとを物々交換していた頃の名残で、風浪宮のお祭りには干し柿が欠かせないものだとどこかに書いてありました。

「利休にたずねよ」を読んで!

2014-02-18 08:54:32 | 読書
この作者の「山本兼一」さんが近頃、57歳で亡くなられたそうで、若いですよね! 合掌です。
前回、「等伯」を読んで千利休に繋がり、映画でも話題になった「利休にたずねよ」の本を読むことになった訳ですが、この本では「歴史物語」に「謎解き」や「ラブストーリー」などの要素が加わり、面白く読めました。
ただ、お茶の世界の専門用語(今まで知らなかった茶道の世界が少しだけ分かった??)や難しい漢字(ふりがながほとんどにふってあったので、助かりました)などには苦労しました。
何度か、読まないと茶道の世界はわからないかも!!
構成的には「切腹」から始まり、そこに至るまでの利休の生い立ちを過去にさかのぼって「信長」、「秀吉」、「家康」、「古溪宗陳」、そして妻の「宗恩」達と絡めながら、「切腹」を命じられるわけや「わびさび」のお茶や美への探究、そして、利休の「緑釉の香合」の秘密を明らかにしていく。
この本の中で表紙にもなり、キーポイントの一つである「木槿(むくげ)」は中国名の木槿(もくきん)を音読みし、木槿(むくげ)、木槿花(もくきんか)と呼ばれるようになったもので、インドや中国が原産で、日本へは奈良時代に中国から渡来し、夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつける。
白居易(白楽天)の詩の誤訳から一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2-3日。八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる。早朝に開花し夕方には萎んでしまう「一日花」で、人の世の短い栄華喩え「槿花(きんか)一朝の夢」と表現される。( ※ウィキぺディアからいただきました)
この小説での木槿が利休の永遠の美の追求(わびさび?)と儚い栄華を象徴しているのではないかと感じました。
又、この本の表紙の挿画作家の「北村さゆり」さんは前々回読んだ「五峰の鷹」の挿画もされていました。H・Pをリンクさせてもらいましたので、ぜひクリックして見てください。
もう一度、読み返してお茶の世界や利休の魅力を堪能しよう!!
そして、観損なった映画「利休にたずねよ」もビデオでも早くみたいな~!!

新グーグルマップへ!!

2014-02-13 13:23:01 | パソコン
グーグルマップが新しくなったので、使ってみました。特徴としては3D表示や経路検索だそうですが、これから検証して、報告していきま~す。(システム8.1)グーグルクロームの設定順番などが間違っているところもあるかもしれませんので、検証をお願いします。

1.最初にグーグルマップの3D表示はインターネットエクスローラではできないようなので、グーグルクロームをダウンロードして、これを使用します。 

2.アイコンをクリックすると、グーグルのホームページが立ち上がるので、全てのアプリ
アイコンをクリックして 地図 をクリックします。

3.最初はこの画面が立ち上がる??ので (この頃はログインした画面を使用するので、忘れましたが??)  「今すぐ使い始める」 をクリックして、入力画面にアカウントとパスワードを入力します。 新グーグルマップ が起ち上げる。(持ってない人はグーグルのアカウントの登録を行ないます。)


4.検索窓に目的の場所などを、ここでは「スカイツリー」を入力しました。 地図がでてきたら、航空写真 をクリック!!

5.最初は上空から平面写真なので、新しくなった傾斜アイコンをクリックすると立体表示になります。 すごいですね!! 遥か彼方まで、自分の目で見ているようです。! はっきりわかりやすい様に「ノートルダム寺院」を検索しました!!
海外旅行に行かなくても、雰囲気は味わえそうです!!??

6.ストリートビューも健在です。使用法(①道路→写真をクリック、②ペグマンをドラッグ・アンド・ドロップなど)は変わらないようす。
詳細は自分で色々試してください。ドラッグで360度回転します。(画面下の写真も可能)

7.まずは、グーグルクロームの導入やアカウントやパスワード設定など必要ですが、挑戦してください。見ごたえがあります。又、色々触って確かめてください。又、 新しい世界が覗けます!!!      次回は 経路検索に挑戦です!!


福岡藩士と北海道月形町???

2014-02-07 16:31:41 | 読書
北海道樺戸郡月形町にある樺戸集治監と幕末・明治維新時の福岡藩士の関係とは??
この福岡藩士の 月形 潔 氏の苗字こそ この 月形町 の由来なのです!!
なぜ、遠~い、遠~い北海道に彼の名前が町名になったのか?? 
北九州出身の直木賞(「蜩の記」)作家 葉室 麟 の小説「月神」で語られています。

この「月神」は幕末・明治維新に実在した福岡藩士 月形洗蔵 と 潔 が主人公で「月の章」と「神の章」の2部構成となっています。
主なあらすじは「月の章」で、幕末の尊皇攘夷運動に乗り遅れた福岡藩で運動の先頭に立ち、長州や薩摩に乗り遅れまいと努力した月形洗蔵が、藩主の理解を得られず斬首されるまでの苦難が描かれ、
「神の章」では、洗蔵の従弟・月形潔が、冷遇される福岡藩士の一人として、北海道の獄舎建設と管理の任務に悩み、苦しみながら北海道最初の監獄「樺戸集治監」を創設し、初代典獄(所長)を務めた物語を描いています。
二人ともそれぞれの時代の激流のなかで理想と現実の間でもがきながらも闘う姿を「高杉晋作」「西郷隆盛」「藩主黒田長博」「永倉新八」「五寸釘寅吉(脱獄囚)」らと描いています。
どちらも実在の人物で時代も近いので小説としての展開は弱い様に思われますが、歴史の流れの中では、本人がいかに努力しようとも、またいくら大義がこちらにあろうとも思い通りにいかない時代に 「夜明け」を先導する「月」 になろうとした生涯を描いています。これが「月神」のようです??
小説の面白さもあるのですが、今、黒田官兵衛 で盛り上げっている福岡県が幕末・明治維新に薩摩や長州に後れをとり、 「何をしとったんか」、「何故、傑出した人物を輩出できんかったのか?」  考えてみれば、おかしいですよね?? その訳がこの「月神」を読めば、少しは・・・・??
「等伯」でもそうでしたが、その時代を生きた「人物」や「土地」や「作品」などにその場にいながら想像し、見ること、知ることが出来る 歴史小説は楽しい! 
ますます はまりそうです!!
( 画像はクリックすると大きくなります。月形町は札幌市のそう遠くないところにあるようですね)