ダイアリー・オブ・カントリーミュージック・ライフ

現代カントリー・ミュージックのアルバム・レビューや、カントリー歌手の参考になりそうな情報を紹介しています

Dixie Chicks ディクシー・チックス - Shouldn't a told you that

2007-05-05 | カントリー(女性)

 本国ではグラミーを5部門も獲得するなど、ポップ・アーティストとしての地位を不動のものにしている彼女たち。様々な問題も、大物の証です。彼女たちがソニーからメジャーデビューする前に、マイナー・レーベルから3枚のアルバムを出している事は知られていますが、私がかろうじてgetできた、その内の3枚目です(今となってはちょっとしたお宝?)。1993年作。他の2枚は見た事はあるのですが、「見つけたら買っておこう」と思って以降はお目にかかっていません。この時期は、ボーカルがローラ・リンチという、オーソドックスな癒し系カントリーボイス持ち主である所が今との大きな違い。この「Shouldn't~」は、アコースティックでさわやかなカントリー・ポップ集と言う感じです。タイトル曲は、アップテンポのブルーグラスでノリノリ、穏やかな"Sin wagon"といったところ。さらに、このアルバムのポイントとして、フィドルのマーティが1曲リード・ボーカルをとっている事が挙げられます。メジャー・デビュー以降のリードは全てナタリーなので、コレは貴重。

 彼女たちが1997年「Wide open spaces」でメジャーに出てきた時は、私も大注目でよく聞きました。そして、98年のファンフェアでライブを見る事ができたのです。演奏も素晴らしいのですが、3人のステージアクトが絶妙で、彼女達のスター性に大変感動した記憶があります。その後の活躍はここであえて言うまでもありません。サウンド的には、どんどんクリエイティブになりエッジが効いたものになっていきましたが、私は「Wide open spaces」が一番好きかなぁ。



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