●ヴィンス・ギルの2016年最新作、「Down to My Last Bad Habit」のレビューはコチラで
Vince Gillは長くカントリー界のビッグ・スターなのですが、対して日本ではカントリー・ファンの間でさえも認知度が低いような気がします。かく言う私もコレまで熱心に聞いてきたとは言えません。アラン・ジャクソン、クリント・ブラック、ドワイト・ヨーカムのネオ・トラディショナリストと比べると、その優しく甘い声が馴染めなかったのでしょう。しかし、この2006年作4枚組みの大作はさすがに避けて通れない名作でした。全て彼によるオリジナルの新曲というのに駄作が見当たらず、彼が本当に幅広く深い才能の持ち主である事を示してくれます。4枚組みにしてはお値段も4000円ぐらいと抑え目ですし、全ポップファン必聴。
このアルバムは音楽スタイルによって曲が各ディスク毎にアレンジされていて、その内容は、①ロック②ソウルやジャズスタイルのバラード、③トラディショナル・カントリー、④ブルーグラス的アコースティック、という具合になっています。当初は幅広いスタイルの楽曲を集めた普通の1枚物にするつもりで製作を始めたのですが、曲数が30曲を超えたものだから、まずヴィンスは昔のビートルズにならって3ヶ月毎に1枚をリリースして年間に複数のCDを発表する形を発案。しかし、レコード会社の社長による、もう少し曲を増やして4枚のボックスセットにしよう、とのアイデアに落ち着いたそうです。それにしても、コレだけの幅広いスタイルを着実にこなし、バラエティに富みつつ1つ1つの質が高い楽曲群には、脱帽です。このアルバムは、「今のカントリーってどんな感じ?」との問いに対する、適切な回答になるでしょう。
私の知人も、ヴィンスが聴かれない現状は、本当に腹立たしいくらいと言っておられます。声が優しすぎるから、で遠ざけるのはもったいない。ソウルフルな歌声、シャウトしないマーヴィン・ゲイみたい、といったらちょっと強引かもしれませんが、未体験の方は一度聴いてもらいたいです。
●VinceのMySpaceサイトはコチラ●
Vince Gillは長くカントリー界のビッグ・スターなのですが、対して日本ではカントリー・ファンの間でさえも認知度が低いような気がします。かく言う私もコレまで熱心に聞いてきたとは言えません。アラン・ジャクソン、クリント・ブラック、ドワイト・ヨーカムのネオ・トラディショナリストと比べると、その優しく甘い声が馴染めなかったのでしょう。しかし、この2006年作4枚組みの大作はさすがに避けて通れない名作でした。全て彼によるオリジナルの新曲というのに駄作が見当たらず、彼が本当に幅広く深い才能の持ち主である事を示してくれます。4枚組みにしてはお値段も4000円ぐらいと抑え目ですし、全ポップファン必聴。
このアルバムは音楽スタイルによって曲が各ディスク毎にアレンジされていて、その内容は、①ロック②ソウルやジャズスタイルのバラード、③トラディショナル・カントリー、④ブルーグラス的アコースティック、という具合になっています。当初は幅広いスタイルの楽曲を集めた普通の1枚物にするつもりで製作を始めたのですが、曲数が30曲を超えたものだから、まずヴィンスは昔のビートルズにならって3ヶ月毎に1枚をリリースして年間に複数のCDを発表する形を発案。しかし、レコード会社の社長による、もう少し曲を増やして4枚のボックスセットにしよう、とのアイデアに落ち着いたそうです。それにしても、コレだけの幅広いスタイルを着実にこなし、バラエティに富みつつ1つ1つの質が高い楽曲群には、脱帽です。このアルバムは、「今のカントリーってどんな感じ?」との問いに対する、適切な回答になるでしょう。
私の知人も、ヴィンスが聴かれない現状は、本当に腹立たしいくらいと言っておられます。声が優しすぎるから、で遠ざけるのはもったいない。ソウルフルな歌声、シャウトしないマーヴィン・ゲイみたい、といったらちょっと強引かもしれませんが、未体験の方は一度聴いてもらいたいです。
●VinceのMySpaceサイトはコチラ●
いました。一般販売に先駆けてウオール・マートで先行販売を始めました。
私もウオール・マートに行きましたが、売り切れで買えず
に結局は渋谷のタワーレコードで手に入れました。
このセットはVinceの懐の深さを知ると同時に、基本的なところではブレが無い彼の凄さも分かります。