テイラー・スウィフトを世に送り出したScott BorchettaのBig Machine Recordから、またまたチョッと洗練されたイメージをまとった若手グループがデビューしました。2012年作品です。メンバーは、Hannah Blaylock (リード・ボーカル), Dean Berner (ギター、ドブロ、ハーモニー)そして Cherrill Green (マンドリン、バンジョー、ギター、ハーモニー)の女性2名、男性1名の3人組です。カントリーというとシンプルでカジュアル、庶民的とも言えるファッションの人が多いのですが、ジャケット写真での女性2人は、チョッとレトロなヨーロッパ調(で良いのかな?)な出で立ち。成功したテイラーやバンド・ペリーに対して少し外した感じかな。サウンドは親しみやすいポップ・カントリーだけれども、ドブロやマンドリンがよく響く、ブルーグラス的なアコースティック・サウンドの比重がわりと大きく、そこに吟味されたキャッチーなメロが散りばめられています。一部の曲でライターとしてもクレジットされているHannahの歌声は、ミランダ・ランバートからアーシーさを抜いて、より滑らかにした感じ、と言えば良いかな。
出身はアーカンソー州。ベテラン・ソングライターKye Fleming (代表曲は"I Was Country When Country Wasn't Cool," "Smoky Mountain Rain"など)に見初められ、彼女の強い勧めでナッシュビルに移ります。 2007年のことでした。Kyeがナッシュビル・ソングライター・ホール・オブ・フェイムに殿堂入りした時の授賞式で、彼女の代表曲をメドレーでプレイする機会に恵まれた事をきっかけに、Big Machine Recordとの契約をモノにしたのです。
リードシングルが、小さな地方の町での恋物語を描写した"Amen"だったり、ラストの"Christ Alone"のアカペラ・コーラスなど、ゴスペル的な誠実さも感じられる、良心的な快作だと思います。ただ、メジャーなポップ・カントリーとしての切り口で見ると、チョッと押しや個性、艶やかさが弱いのかなぁ、とも思いますけれどもね。ちなみにビルボードのカントリー・アルバム・チャートでは、9位まで行ったよう。爽やかでオーガニックなポップ・サウンドがお好きな方は聴いてみて欲しいと思います。
出身はアーカンソー州。ベテラン・ソングライターKye Fleming (代表曲は"I Was Country When Country Wasn't Cool," "Smoky Mountain Rain"など)に見初められ、彼女の強い勧めでナッシュビルに移ります。 2007年のことでした。Kyeがナッシュビル・ソングライター・ホール・オブ・フェイムに殿堂入りした時の授賞式で、彼女の代表曲をメドレーでプレイする機会に恵まれた事をきっかけに、Big Machine Recordとの契約をモノにしたのです。
リードシングルが、小さな地方の町での恋物語を描写した"Amen"だったり、ラストの"Christ Alone"のアカペラ・コーラスなど、ゴスペル的な誠実さも感じられる、良心的な快作だと思います。ただ、メジャーなポップ・カントリーとしての切り口で見ると、チョッと押しや個性、艶やかさが弱いのかなぁ、とも思いますけれどもね。ちなみにビルボードのカントリー・アルバム・チャートでは、9位まで行ったよう。爽やかでオーガニックなポップ・サウンドがお好きな方は聴いてみて欲しいと思います。
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