ダイアリー・オブ・カントリーミュージック・ライフ

現代カントリー・ミュージックのアルバム・レビューや、カントリー歌手の参考になりそうな情報を紹介しています

2008年 第50回グラミー賞 カントリー受賞者

2008-02-11 | アワード受賞・カントリー全般

 日本時間で本日開催された、第50回グラミー賞。WOWOWで朝からやっていたので、見られた方も多いと思いますが、私見てません(すみません)。CMT.comのChetさんも冷めてましたし。いつもどうり放送ではカントリーは粗雑な扱いだろうと・・・特にVince Gillは1分程度のパフォーマンスの依頼を断って正解だって。Vinceほどのアーティストに、それはないですよね。

それでもノミネートを取り上げさせていただいたので、ウィナーの方もアップします。残念ながら全ジャンル(General)では、Vince Gill(アルバム)、Taylor Swift(新人)、Carrie Underwood(曲)のいずれも受賞なりませんでした。


●Best Country Album

These Days
Vince Gill

カントリーではしっかり取りました。カントリー好きのリンゴ・スターがプレゼンターだったというおまけ付き。

●Best Female Country Vocal Performance

"Before He Cheats"
Carrie Underwood
Track from: Some Hearts


●Best Male Country Vocal Performance

"Stupid Boy"
Keith Urban
Track from: Love, Pain and the Whole Crazy Thing


●Best Country Performance By A Duo Or Group With Vocals

"How Long"
The Eagles

 西海岸の人々にとっては、既にカントリーだと・・・

●Best Country Collaboration With Vocals

"Lost Highway"
Willie Nelson and Ray Price
Track from: Last of the Breed


●Best Country Instrumental Performance

"Throttleneck"
Brad Paisley
Track from: 5th Gear

21世紀のベイカーズフィールド・サウンド万歳!

●Best Country Song

"Before He Cheats"
Songwriters: Josh Kear and Chris Tompkins
Recorded by: Carrie Underwood
Track from: Some Hearts


また、ポップ分野で

●Best Pop Collaboration With Vocals

"Gone Gone Gone (Done Moved On)"
Robert Plant & Alison Krauss




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2 コメント

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21世紀のベイカーズフィールド・サウンド万歳! (Rice)
2008-02-17 21:33:22
 なんか考えさせられましたね、今回のグラミー。
EaglesがCountryなんだとか、Taylor Swiftってそんなくらいの評価なんだとか。
 そうなんですね、Blad Paisley がBuck や Dwight の後継者なんですね。
 5th Gear 聞いてこの人曲作り旨いなあって最近思ってます。 去年買ったときはさらっと聞いて何時ものパターンやなと流していた物で、、、、
 そう言えばTaylorの曲作りってギターでコード決めてからですね、CMAでのOur Song 見て気が付きました。
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ベイカーズフィールド (bigbird307)
2008-02-19 21:14:32
Riceさん、有難うございます。

Bradのギターについては、これはプレイヤーの方々に語っていただくべきものですが、Roy Nichols、Jimmy Bryantの系列(特に後者の早弾き)のフォロワーと言えるんでしょう。ペイズリー柄のギターでは、プレスリーのバックでもプレイしたJames Burtonが大先輩。Rockとはやはり違い、クリアで新鮮です。

グラミーは確かに権威ある魅力的なアワードですが、アメリカン・ミュージックの全てを表現してるかは?と思います。Eaglesについては、もうイッチョ花咲かせるにはどのフィールドがやりやすいか、どこが受け入れてくれるかを考えたら、やっぱりカントリーだったと。

ここら、カントリーって何?という、日本のカントリーファンにいつも問われる問題に対する回答のヒントなのかと思い、興味深いです。
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