この6月3日、よこすか芸術劇場で催されるY's COUNTRY WORLDに出演する為来日している、90年代を代表する女性カントリー・スターの一人、Pam Tillisがマイナー・レーベルから素晴らしいアルバムを発表しています。彼女の可憐なソウル・ボイスも相変わらず良いのですが、実にカントリーらしさのあふれたアコースティックなバッキング・サウンドが素晴らしく、過去何年かの内で指折りのサウンドとの評価もあります。彼女は「自分は許容範囲がとても広く、カントリーだけでなく、ジャズ、R&B、ロック、ブルーグラスも大好きだ」とコメントしていますが、この言葉どうりこれらの音楽がカントリーサウンドの中で見事にミックスされているようです。彼女の人気絶頂期のアリスタ・レーベル期の作品群に比べても遜色ない、いやベスト作と言えるかも知れません。"Something Burning Out"や"Somewhere Tonight"などの心のこもった歌声によるバラードはお奨めです。売れ筋を気にせず、アーティストがやりたい事をやれるので、マイナー・レーベルでの作品は侮れません。
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Pamは70年代の男性カントリー・スターMel Tillisの娘という、言わば2世タレント。コンポーザーとしても才能のある人で、ソウルシンガーのChaka KhanがPamの下積み時代に作った曲をレコーディングしているそうです。80年代半ばに一度ロカビリー調のアルバムでデビューしていますが、ヒットに恵まれず、しばらく作曲活動をし続けながら、1991年の「Put Yourself in My Place」のメジャー・デビューとなりました。その中でも、"Maybe it was Memphis"は彼女のキャリアを決定付けた名曲!タメのあるミディアムのリズムにカントリーとロックが絶妙に融合したサウンド、Pamのキュートで情熱的な歌声、そして終盤のブレイクでドラマティックに響くエレキ・ギターのフレイズ(ズバリ、Beatlesの"I've got a feeling"のあのイントロ・フレーズ)と音色のカッコよさ。かつてのロックサウンドが、こうしてカントリーのフィールドで受け継がれている事を知り、カントリー・ミュージックにのめり込むキッカケとなった、思い出の曲の一つです。
●PamのMySpaceサイトはコチラ●
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Pamは70年代の男性カントリー・スターMel Tillisの娘という、言わば2世タレント。コンポーザーとしても才能のある人で、ソウルシンガーのChaka KhanがPamの下積み時代に作った曲をレコーディングしているそうです。80年代半ばに一度ロカビリー調のアルバムでデビューしていますが、ヒットに恵まれず、しばらく作曲活動をし続けながら、1991年の「Put Yourself in My Place」のメジャー・デビューとなりました。その中でも、"Maybe it was Memphis"は彼女のキャリアを決定付けた名曲!タメのあるミディアムのリズムにカントリーとロックが絶妙に融合したサウンド、Pamのキュートで情熱的な歌声、そして終盤のブレイクでドラマティックに響くエレキ・ギターのフレイズ(ズバリ、Beatlesの"I've got a feeling"のあのイントロ・フレーズ)と音色のカッコよさ。かつてのロックサウンドが、こうしてカントリーのフィールドで受け継がれている事を知り、カントリー・ミュージックにのめり込むキッカケとなった、思い出の曲の一つです。
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"Keep Your Eyes On Jesus"は私も好きです。Johnny Cashの台詞の雰囲気も良いです(歌詞が知りたいのですが)。「Livin',Lovin',Losin'」でしたね。
観客の皆さんもカントリーライブにしては、珍しくうっとりしてました。
Playersの良さを引き出す為に選曲はフュージョウン系のサウンドが多かったです。
最近Pamの曲で気に入っているのは"Keep Your Eyes On Jesus"です。
これは2004年グラミー賞を取ったLouvin Brothers
トリビュート・アルバムに入ってます。
Carrie Underwoodはたまに車で聴きます。歌うまいですね。ライブの歌唱は聴いた事がありません。JoshやMirandaとは目指してるものが違うと思います。これまでのカントリー・スターと違う出て来方をして大成功したので、嫉妬もされるのでしょう。Webの百科事典「ウィキペディア」にアメリカ版の詳しい記事が日本語訳されていますよ。