Evan Taubenfeld - Merry Swiftmas ～Xマスソングでテイラー・スウィフトを歌う

　アヴリル・ラヴィーンの音楽監督でリード・ギタリストを務めていたエヴァン・トーベンフェルド。「Welcome to the Blacklist Club」で今年デビューした彼が、テイラー・スウィフトをモチーフにした、実にキュートなクリスマス・ソング"Merry Swiftmas"をリリースしました。もちろんカントリーではないのですが、ユニークなのでご紹介。テイラー人気にあやかろう、という事でしょうね。




　「クリスマスには、ハグしたりキスしあえる彼女がほしい。華やかなものはいらない、ただ歌うのが好きなブロンドの女の子がいい」と、楽しいクリスマスを共にすごす彼女を求める主人公が、ミーガン・フォックス、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアズらのゴージャスな女優達～エイミー・スマートと分かれたら、”僕のギターに涙が落ちる”だろう、との一節も～を引き合いに出して、「だからサンタさん、僕へのプレゼントに、テイラー・スウィフトを送ってよ」と歌うのです。日本のテイラー・スウィフト・ファンも全く同じ気持ちでしょうね。サンタへのお返しは、"フィアレス・プラチナム・エディション”だって。テイラー・スウィフトが、アメリカのポップ・ファンにどう見られ、テイラーの何が彼らを魅了しているのかが垣間見えるようです。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　も一つクリスマス・ソングのクロスオーバーなトピックとしては、クラシック・シンガーのアンドレア・ボチェッリAndrea Bocelli が「My Christmas」というクリスマス・アルバムをリリースしているのですが、そこで、リーバ・マッキンタイアReba McEntireと"Blue Christmas"をデュエットしています。この曲、言うまでもなくエルビス・プレスリーの名曲で、昨年はマルティナ・マクブライドとの時空を越えたデュエット(コチラで見れる画期的な共演ビデオも！）を紹介しましたね。ただ、このアンドレア・ボチェッリのクリスマス・アルバムは、Decca盤とUniversal Classics & Jazz盤の２種類があり、リーバとのデュエットはDecca盤のみ。Universal Classics & Jazz盤ではCourtney Bloodingというシンガーに差し替えられています。国内版ももちろんリリースされていますが、残念ながらリーバ盤ではありません。落ち着いたジャジーなアレンジで、アンドレア氏とリーバの歌声は見事に溶け合っているというのに、こういう事をされるのは誠に残念だなぁ。