松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

オートバイひとり旅・シベリア横断~モスクワ~中央アジアの旅23 モスクワ

2012年10月17日 | 赤道直下と陸路国境148か所
赤の広場「レーニン廟」に安置されているレーニン。30年ぐらい前に「労働大学」学習交流団として訪れた時のもの。現場の写真は禁止されているので写真はgoogleから撮ったもの。

「レーニン廟」の前で・・前回2001年6月来た時タンニャさんに撮ってもらった。

2003年7月29日 はれ はれ はれ
10時過ぎに久しぶりにインターネットをホテルで打つ。2時間720P=2900円。10分で240円と高いな。夕方クレムリンを散歩今回はずーっと赤の広場はロープが張られていて歩くことが出来ない。まさか「レーニン廟」撤去の話になっているじゃないだろうけど、赤の広場に沿って建っている重層なデパートに入る。デパートを出て夕食に食べる肉屋を探す。

探せばあるもんだな、肉屋もビールも他より安く手に入った。ビールは20P=60円とホテルの半額だった、地下鉄入口にある売店でも90円。一日中ゆったり過ごす。
日本のシティバンクに電話を入れる。定期口座から普通口座に移すための電話。なんと10分で1000ルーブル=4000円。どうなってんだろうか。相変わらずシティバンクはガイダンスとかの案内で人が出るまで時間がかかる。

シティバンクにかけると「暗証番号」は「米印と番号・・」を押して・・。「米目印とか・・ないんだって・・オイオイ、ここはまだプッシュポンじゃないんだよ。部屋の電話にかけ直してもらうようになった。電話するたびに金がかりいつもシティバンクに泣かされる。タンニャさんからの電話を待っていたがかかってこなかった。あしたカザフスタンに向かうのでお礼を言いたかったのだ。きょうホテルでめずらしく日本人夫婦とあった。

シベリアを走っている時寒くて真冬の格好して走ってきた時もあった。

さ―あしたはカザフスタンに・・・ところがエンジン故障
7月30日水曜 はれ はれ 午後夕立 はれ
ビールを買いに出かける。ミニスーパーでたまねぎも買う。一日中部屋で過ごす。夜10時頃タンニャさんから電話が入った。「あした来てくれるのか」「今夜来るのか」わからないまま着替えて下に降りてオートバイを出せる状態にしとこう。オートバイカバーを取りエンジンをかける。「ガ―」「キー」と音が・・。ニュートラにしてエンジンをかけて見るが「ジ―ジ―」の音だけ。エンジンはかからない。

「うん?どうしたんだ・・」初めてのことだ。どうしたものか心配になったタンニャさんが来てくれればなー。電話番号も聞いていないしなー。部屋に戻っていると電話が来た。タンニャさんからだった。「マイ、オートバイ、エンジン、クークー」「エンジンがかからない」と話す。あした9時にホテルに来るとの返事。ドアーをノックする人あり。出て見るとガードマン?「紙切れ」を渡された。

「あしたこのホテルに来る」と英語で書いてあるようだ。さっきホテルに来てくれていたんだ。早く気付いていればなー。タンニャさんすまん。


モスクワホテル一泊8000円に身が縮む思い・・早くモスクワから去りたい・・が・・

エンジンがかからない!!。
7月31日木曜 朝方ひんやり
5時30分頃目が覚めていた。9時までだからとベッドで待機。タンニャさんがオートバイセンターの仲間を連れてきてくれるのだろうか・・心配だな。8時20分になった。そろそろ下に降りて待っていよう。待つこと一時間。タンニャさんは現れない。どうなっているのだろうか不安で仕方がない。電話番号は聞いていないし、タンヤさんのお店もまだ開いてないだろうし。

そう言えばタンニャさんは自分の店を開いていた。今回オートバイ・タイヤ交換の終わったあとその「お店」に寄った。スノーボートを中心にスポーツの店だった。10時過ぎ「マツオー」タンニャさんがオートバでやってきた。ホッとする。さっそくエンジンをかけて見せる。「ジ―ジ―」となるだけ・・。ホテル前にいたタクシー運転手が「押しがけしてみろ」オートバイを押してくれた。ポトポト・・、しかし二回目にエンジンがかかった。

おー、かかった。よしよし。エンジンをかけたまま部屋に急いで荷物を取りにいく。タンニャさんのうしろについてタイヤ交換したオートバイ屋に向かう。さっそく工場で見たもらうとエンジンの「部品」が「折れている」と話す。日本から部品を取り寄せるのに「2,3日」かかるとも。まぁしょうがないモスクワでよかったのかもしれない。中央アジアで故障していたらお手上げになっていたのかもしれない。

ホテルに戻りとりあえず2日間の泊まりの7/31・8/1予約を入れた。ホテルに籠(こも)りっきり。タンニャさんから夜22時になったら「タクシーでオートバイセンターに来い」と言われていた。20時頃タンニャさんから「オートバイは土曜日に直る」との電話、くわしいことは8月1日11時頃話すとのこと。そして今夜の集まりは中止なったとのことも・・。このホテルに来てから廊下を歩いていると若いロシア女性が「声を」かけて来る。

そして部屋に電話もかかってくる。日本人とどうしてわかったのかな。「スケベの日本人」「今晩どうですか」とのおそらく「誘いの言葉」であろう。「ワンアワー100$」(12000円)と電話口で話す。「オ―ノ50$」すると女性も「オ―ノー」と言って電話を切る。それからも毎晩「ハロー」と電話がかかってくる。各階にいるカギを預かるおばさんとタイアップして「部屋にいる」ことをどうも教えているのではないかと勘ぐってしまう。

各階には鍵を預かるフロント・・そしてレストラン(軽食)も各階に付いているがそこで食べている人は少ない・・。わたしはスパゲティぐらいを注文していたかな・・。