アゼルバイジャン出国手続きを終わりこれからグルジアへ・・ここは緩衝地帯・・300m先がグルジアの
国境事務所。見つからないようにトラックの陰に隠れて写真を撮った
グルジア(ジョージア)に入国・・・35歳で孫がいると・・
2003年10月9日木曜 はれ20℃
アゼルバイジャンの安ホテルを8時45分元の道に戻り130km走ってアゼルバイジャンとグルジアの国境
に着いた11時9分。狭い国境の一段高い国境事務所で出国手続き。やっぱりせわしい雰囲気を感じる。
アゼルバイジャンは20分ぐらいで手続きを終える。緩衝地帯で国境の写真を隠れて取りグルジア側に入った。
グルジア側に並んでいるトラックを追い越して一番前に並んだ。どこでもオートバイは一番前まで通してくれる。
グルジア(ジョージアと地元の人は呼んでいる)も20分ぐらいで入国手続きを済ませる。意外とこの国境は
スムーズで気持ちがよかった。国境を出てすぐに食堂があった。道ばたでなんと大木の切株をテーブルにして
肉をさばいている。獲りたて?ヒツジみたいだ。これは寄らなければならないうまそうな雰囲気。分厚い肉を
焼いてもらう。生ビール2杯、3$=360円だった。
国境を越えてグルジアに入ったばかり・・紅葉が始まっている・・後方が国境
国境を出てすぐに道端で大木を切り取ったマナ板で肉を切っている小さい食堂があった。さっそく肉を焼いてもらった
首都トビリシまで50キロ。途中市内に入る手前でホテルを聞くためオートバイから降りた。なんとオートバイ
のボックスが外れている。これまで大きくバウンドしながら走ってきたために外れたのだろう。外れたボックス
はウィンカーにあたりウィンカーが折れてぶら下がっている。若い青年3人にホテルを聞ききながら、オートバ
イ修理屋も聞いた。500m先に自動車修理工場があった。
今電気が来ていないから電動を使う修理はダメと・・。仕方ないネジの部分だけ直して。ウィンカーは持っていた
チュウブを切りロープにしていたものでウィンカーをトランクバックにあたらないように縛り上げた。頼りないが
どうにか走れしそうだ。17時を過ぎている。市内に入るとビック・オートバイにうしろから二台走ってきた。停
まってもらってホテルまで案内してくれと頼む。
「ソーリ」「ビッグホテル」「ノー」「スモール・スモール」「デスカウントホテル」。ヤマハ750cc、ホンダ
1300ccのオートバイに乗っている。ドイツで買ったとか話していた。うしろについて走り出す。「スロースロー」で頼むと言ってたがうれしいのか飛ばして走りだす。ボックスのことが心配もあってついてゆけない。セントラル・・とかあっちこっち停まってはホテルに電話してくれている。わたしは5$~10$ぐらいのホテルを頼んでいた。
しかし、そんな安いホテルはないと言われた。着いたホテル50$=6000円。そのうちオートバイの仲間が電話で
連絡したのか3台になり19時頃6台になった。全員でレストランでの食事を誘われる。わたしはホテルに荷物をいったん置いて再びみんながいるレストランに行く。ホテルに着いたときここまで引っ張ってくれた一人がホテルでお金を払っている。立て替えてもらっているのだなー・・あとで払えばいいかと思っていた。
グルジアの首都トビリシについた
35歳で「孫」がいる!!自家製ワイン今までで一番うまかった・・。
小さい地元の老舗らしいレストランに入った。一人だけ用事があって帰った、残り5人でワインは自家製。飲み物も
3種類ほどあった。肉、魚、ピザ、などご馳走である。一人は医者の息子、ホンダ1300cc、スズキ、ヤマハ、
ホンダと750cc以上の大型バイクばかり集まってくれた。いろんな家族の話の中で35歳で孫がいる話しにな
った。「本人18才奥さん15歳」の時結婚したと・・とゆうことは子供も17歳で子供を産んだ・・みんなで大笑い。
日本で40歳でおじさんになって人は知っているがなんと35歳で孫がいるとはビックリだった。ワイン特大ジョッキーで2杯飲んだ。いやはやここのワインのうまいこと、うまいこと。ブドウのぶつぶつが残っていてなんとも味わいのある「造りたてのワイン」こんなワインは初めてだ、最高。ここらあたりはワインの産地なのだろう。そう言えば昔アルメニア・コニャックを飲んだ時こんなうまいコニャックがあるのかと今でも味を忘れない。
となりの国がアルメニアだもんな。ブドウ酒もうまいわけだ。なるほどと思った。料理はだいぶ残っていたが8時になってホテルまで送ってもらった。残った料理はわたしだけ持ち帰る。そしてホテル代二日分はみんながプレゼントしてくれるとゆう「いやいやお金だけは払います」と言ったが「ノ―ノ―」「いいからいいから」みたいな言葉を残してぶっ飛ばしてホテルをあとにした、いやーすみませんでした。ありがとうございました
グルジア・トビリシ中央駅
きょう、さっき出会ったばかりなのに・・すぐにレストランでお世話になった。バイク仲間はどこでも気持ちが通じるんだなー。言葉は話せなくても会話になるんだもん。ホテル代までプレゼントしてもらってほんとおありがたかった。
新築なのか気持ちのいいきれいな3階建てのホテル。両サイドに部屋があり真ん中の奥にステージのレストランがあり
朝3時頃までプロの歌声が聞こえていた。
ちょっとうるさいけどバイク仲間が泊めてくれたホテルだものガマンしなくちゃ罰が当たる。ここ首都トビリシにアル
メニアの大使館があるかどうかもつかんでいない。あしたはその確認とカードが使えたら銀行で少し下ろしておこう。
あとフイルムもなくなってきたので買おう。アルメニアがダメだったらトルコに抜けてイランに向かおう・・・と思う。
そこまでの道がどうなっているのか・・またまた心配になってきた。オートバイのボックスもトルコで直すか、イラン
で直すか・・うるさい音楽と重なって夜もうつらうつら寝付かれなかった。
地元のオートバイ仲間が紹介してくれて・・宿代までプレゼントしてもらったホテルとスタッフ女性
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