このタイトル,どこかで聞いたことあるな。
郷ひろみだったかな? どうでもいいけど
今日の記事は,この頃,観察できた,花とミツバチの組み合わせ。
7月下旬まで,山元町で開催されていたひまわり祭り。
やや小さめのヒマワリが畑にびっしり。
7.6haに280万本というから,すごい。
もっかい言うけど,280万本!
『咲』という字は,笑う,という意味もあるが,まさに,280万の花が笑っていた。
つぼみもかわいい。
横顔も。
このヒマワリに,何か来ていないか,と見たら,探すまでもなく,ミツバチが,たくさん集まっていた。
ミツバチがいない花がないほど。
ヒマワリの花の黄色い花びらは舌状花。
中の円盤状のところにある,つぶつぶ,ひとつひとつが,管状花(筒状花ともいう)。
ミツバチは,このためにこういう色と模様になったのではないか,と思うくらい,ヒマワリの花に溶け込んでいた。
管状花は,円盤の外側から咲き始め,おしべが先に出て,めしべが後から出てくる。
くるりと丸まって,ハート型に見えるのが,めしべ。
ヒマワリは,鮮やかに咲く舌状花で,ミツバチを引き寄せ,来たミツバチが,管状花の花粉や蜜を集めるために動き回ることで,ミツバチの体に花粉を付けて,受粉させている。
ヒマワリの蜂蜜って,私自身は,あまり聞いたことがないが,市場にも出回っていて,とても美味しいようだ。
このミツバチたち,天然のものか,養蜂家のものかわからないが,花蜜を持ち帰る巣には,ヒマワリの蜂蜜があるのだろう。
このヒマワリ畑に隣接した公園にも,ミツバチがいた。
このミツバチ,花蜜を吸うために口吻から舌を出していた。
出した。
ミツバチの舌を見たのは初めて。
いや,正確に言うと,撮影したら,写っていた。
こうして吸った花の蜜は,お腹の『蜜のう』に入れて,巣に持ち帰り,巣にいるハチに,口移しで引き渡し,蜜を貯蔵する小部屋の中で,熟成・濃縮させ,蜂蜜を作る。
せんだい農業園芸センターに隣接する大沼では,ハスが多数咲いていた。
このハスは,震災前にはなかったので,震災の津波で土中に埋まった種が掘り起こされたもの,ということになっている。
なんか,できすぎなんじゃないの? と思うのは,私だけかな?
どうでもいいけど
つぼみが膨らんで,まんまるになった花。
ちょっと開いた。
すっかり開くと,お釈迦様や仏様が座る台座が現れる。
でも,ここにいたのは,お釈迦様でも,仏様でもなく,ミツバチ。
そもそも,この台座(花拓)は,古代ハスの時代,受粉を手伝ってくれる古代昆虫(コガネムシなど)が落っこちないよう,平らな形になったらしい。
なので,ハスにとって,ここにいてほしいのは,お釈迦様でも,仏様でもなく,虫。
とはいえ,ハスにミツバチの組み合わせは,なんか,新鮮。
吸蜜に来たのか,花粉集めに来たのか,それとも,両方か。
足には,花粉団子ができていた。
ところで,字が被る蓮華はともかく,本家本元,ハスの花の蜂蜜って,たぶん,売っていないだろうと思うが,どうなんだろう?
盛期の伊豆沼くらいの花の量だったら,必要な量の花蜜が集められるかな?
仏教界で珍重されそうだけど。
(2024/07/28 ミツバチ)
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