鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

ラーメンのおかげ

2024年08月26日 | 宮城県_亘理/山元

 途中で,ゆっくりとラーメンを食べてから行った。

 にんにくスライスがたっぷり入った野菜炒めに,さらに,おろしにんにくをスプーン一杯追加。

 スプーン一杯の幸せ。

 ときに,食欲は,鳥見欲に勝つ。
 
 こんなことしているから,到着したとき,鳥の海は,すでに満水になっており,干潟がなくなっていた。
 
 仕方なく,浜の方に行くと,台風の影響なのか,珍しくも,ウミネコの群れが羽を休めていた。
 
 
 そこに,1羽のチュウシャクシギが,ひらりと飛来。
 
 超ラッキー。
 
 
 ラーメンを食べてきたおかげで,タイミングばっちりだ。
 
 チュウシャクシギが,ウミネコの群れに混ざっている,珍しい光景。
 
 
 このチュウシャクシギ,何度か,低空を旋回するように飛んでくれた。
 
 腰の白い三角。
 
 
 ピピピピピピピと,鳴きながら,飛ぶ。
 
 
 異名は,セブンホイッスラー(Seven Whistler)。
 
 世間的に,『ピ』は,7連続と決まっているらしい。
 
 
 飛ぶと,翼の模様が,とてもきれい。
 
 
 タカブ(鷹斑)のようだ。
 
 ぽつんと,一人,荒れた海を見ている姿。
 
 
 水色の空と,青い海と,白い波と,黒い飛翔シルエット。
 
 
 荒れているのは,台風7号の名残。
 
 
 同じ所にいたメダイチドリとシロチドリの写真も,貼っておこう。
 
 すぐそこにいたのに気づかず,飛ばしてしまったメダイチドリ。
 
 
 前後に飛ぶのは,シロチドリ。
 
 メダイチドリも,小さな鳥だが,シロチドリと並ぶと,こんなに大きかった。
 
 
 シロチドリは,渡りの個体群と地元の個体群の両方が,同じ所にいたかもしれない。
 
 この子は,たぶん,ここ生まれの子。
 
 
 波打ち際の方にいた子たち。
 
 
 相変わらず,走っていた。
 
 
 走る遺伝子が,どうしようもなく,走らせる。
 
 そして,佇んだ。
 
 
 海を見て,何を思う。
 
 この日は,台風7号のおかげか,砂浜が,掃きならされたように,きれいになっており,
 
 
 歩くと『きゅっ,きゅっ』と鳴る『鳴り砂』が復活していた。
 
 
(2024/08/17  チュウシャクシギ,メダイチドリ,シロチドリ)
 
 
 
 


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