昨日、宮崎吾朗監督作品『コクリコ坂から』を観てきました。
同監督『ゲド戦記』が残念な作品だったから、あまり期待せずに鑑賞。
いやいや、企画・脚本が宮崎駿氏なので少しだけ期待してたかな。
オープニング、「朝ごはんの歌」をBGMに主人公の海が朝ごはんの支度をするシーン。
この音と映像が印象的で、「この作品好き!」と、冒頭で心を掴まれました。
物語はシンプルだけど、ノスタルジックな情景が不思議な懐かしさを醸し出し、
登場人物の繊細な心の描写(特に主人公の2人)に引き込まれていくんです。
言葉じゃなく、心の描写を映像で表現しているところが凄くいい!
最後の方は感動的なシーンがいくつもあり、何度も涙が溢れました。
冒頭で海が旗を揚げ、俊が船から旗を揚げ返すシーン。
海から船は見えないけど、俊は海が旗を揚げてるのを知ってるんだよね。
大好きなジブリ作品『耳をすませば』と雰囲気が似てるなぁ。
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