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戦時下の「笑わし隊」と平成の「お笑い団」

2010-08-15 01:49:54 | 噺家風円ジョイ&師匠

 65回目の終戦記念日となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれる。天皇、皇后両陛下や菅直人首相、遺族ら計約7200人が参列する見込みで、戦争の犠牲となった約310万人の冥福を祈る。
 菅首相は厚生相(当時)だった1996年に続き2度目の出席。民主党の首相として初めて式辞を述べる。
 式典では、菅首相が式辞を述べた後、正午に1分間黙とう。天皇陛下のお言葉に続き、衆参両院の議長、遺族代表らが追悼の辞を述べる。
 参列予定の遺族5000人のうち、最年長は夫を亡くした96歳の女性。最年少は戦没者のひ孫に当たる4歳。戦後生まれは昨年より83人多い420人で、記録が残る72年以降で最多。
 戦没者との関係で最も多いのは「子供」の3288人(65.8%)。「父母」は3年ぶりに1人が参列予定だが、94年まで最多だった「妻」は45人(0.9%)に減り、初めて1%を割り込んだ。 

65年か~
戦争が遠くの話というより
戦後は遠くになりにけりダネ

戦時中に、吉本興業が呼びかけた、お笑い慰問団がありました。

「わらわし隊」です。

わらわし隊は、吉本興業(吉本興業部)が朝日新聞と共同で、日中戦争勃発後中国大陸に派遣された兵士を慰問するために結成した演芸派遣団、慰問団。当時の帝国陸軍・海軍の戦闘機部隊の愛称であった「荒鷲隊(あらわしたい)」をもじって「わらわし隊」と名づけられた。

派遣は数次に渡って行われ、第1回は1938年1~2月、第2回は同年11~12月に行われているほか、その後も数回派遣されている。

柳家金語楼(隊長)
花菱アチャコ・千歳家今男
柳家三亀松
京山若丸
中支那班
石田一松
横山エンタツ・杉浦エノスケ
神田盧山
ミスワカナ・玉松一郎 らが戦地に、お笑いの慰問をしました。

しかし軍部は硬直化して、「お笑い」は不真面目で不謹慎で軍の統率が乱れるとのことで慰問は廃止され、国内でも寄席が検閲を受けるようになりました。

円ジョイはどん底の戦地こそ、人間性を忘れないように「お笑い」が必要であると思います。しかし慰問は、軍歌の国威発揚の歌謡や、敵国に殺された恨み節物語ばかりになり、日本人に笑顔がなくなりました。

現代でも、西原 理恵子というギャグ漫画家が、自分の家族の死や壮絶人生を笑えるギャグ漫画にして人気がありますか、彼女の座右の銘は「どん底こそ笑え」です。

彼女は戦場カメラマンである有名な鴨志田穣(故人)さんと結婚しましたが、彼も、その意識で、戦場にある笑顔の写真を撮り続けたそうです。

しかし日本軍の戦争は、ひとつの笑いもない悲惨だけなものでしたネ

我々は戦争を二度と起こしてはいけないし、笑顔や笑い声のない生活や社会はまっぴらですネ。



国境なきお笑い団が共催するイベントがあります。

今春できた仙川K2スタジオでも、楽しく昭和を唄と笑いで平和を楽しむ昭和歌謡ショーを開催します。前回の落語に続く第2弾です。

8/17(火)午後7時開場7時半開演

9時から交流会10時までです。

参加費1000円(飲食可)

場所

仙川K2スタジオ
東京都調布市仙川町1-27-24
K2ビルディングB1F
アクセス/京王線仙川駅徒歩2分
TEL・FAX/03-5314-9974
http://www.k2-studio.jp/K2studio/
イベント問い合わせ 090-1553-6781
シモトシキまで

出演者

毬華ほか

司会 円ジョイ



毬華(仙川K2スタジオライヴ)「東京ヴギ♪」



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