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小国サモアが大国アメリカに勝つラクビー

2015-09-23 11:03:03 | せたっしーの絵日記!
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本が南アフリカに奇跡の勝利と同じ予選グループ(プール)に注目!サモアが米国を25―16で下し、首位に立った。日本と勝ち点4で並んだが、得失点差で上回った。日本は2位で、米国は勝ち点0。面積や人口が世界の後ろ170位以下の島国が軍事、経済、スポーツ大国の米国に国際大会に何故勝てるのか?考えて見たい。

近代スポーツのラグビーだが、プリミティブな根源的な球技で、戦争的な競技が、イングランドの上流階級の紳士のスポーツとなり、欧州から南アフリカでのアパルトヘイトとかの政治的な流れや労働者階級のカウンターとして英国植民地支配されたオーストラリアやニュージーランドの根源的スポーツとして進化した。と考察する。
ここで、何故?ニュージーランドオールブラックスなどオセアニア島国だけ国歌演奏だけでなく「ハカ」という民族舞踊が国際ルールで許されているのか? ここに根源的スポーツとしての理由がある。

根源的スポーツになっているがオセアニア島国などのアボリジニやポリネシア民族のイクサ前の勝利の儀式がハカである。 ニュージーランドはじめサモアなどの島国は平和な国だし、殺人事件とかはないが、泥棒や浮気などの諍いは多く、丸腰のケンカで解決する事は未だ多い。

それがラグビースポーツに向いていたのだ。ラグビーはラグビー高のエリス少年のエピソードからでなく原始戦争的な根源的戦術訓練から始まった説をトニーはとるが、武器や防具など身に着けず、審判とかもいない敵の武将の生首の奪いあいから始まったイクサラグビーは、今の近代戦争の合理性から程遠い球技として愛されたが、米国などの合理的なスポーツ感覚からすると原始的すぎ、面白く、エンタメと合理主義から、ラグビーをアメリカンフットボールという別物の近代スポーツにしてしまった。ため武器や防具を持たないラグビーが恐くてしょうがないのだ。
丸腰での擬似戦争ラグビーは弱いアメリカンなのだ。
そのため過剰ともいえるヘルメットや防具を身につけ、飛び道具のタッチダウン前方パスやショットガンフォーメーションをアメリカンは考え出した。 

そう、サモアのラグビーとは真逆なのだ。

日本が今回のプールBに入り、1番恐れたのは、強豪の南アやスコットランドとの死の予選リーグではなく、なんとサモアが同リーグだったのである。
去年、日本はサモアとテストマッチしてるが、サモアラグビーは、戦争やケンカのようなラグビーで、パス廻しなんかしないで巨漢フォワードがボールを握りしめ突進するラグビーであるこんなチームと戦いたくないのだ(笑)
ニュージーランドから独立したサモアだけど、オールブラックスからみれば、世界最強のニュージーランドラグビーからみると近代球技ではなく恐れる事はないと言う。

サモアも同じ島国ハカ仲間なのにニュージーランドのようなラグビーがしたくて、オールブラックスを自国に招いてケンカではなく球技としての近代ラグビーをオールブラックスから学びだした。

それがサモアラグビーが強くなったのである。

日本も精神主義的のラグビーから近代ラグビーに進化したように謙虚に外国人から学べば、オールブラックス的なオセアニアラグビーから極東島国ニッポンラグビー時代が来るかもしれないよ。

日本も伝統と近代化だね。
ベスト8が無理でも、スコットランド戦だけでなくアメリカ戦、サモア戦をみれば、日本ラグビーのホントの実力が解るかも知れない。

日本ラグビーも試合前の君が代だけでなく、オセアニアラグビーのハカのように伝統相撲の「土俵入り」で勝利の舞いができるといいなぁ(笑)




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