「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」、
ようやく鑑賞に漕ぎつけました。
ただ、19年ぶりの今作の製作が進んでる事を知って、公開を待ってた頃が、
一番楽しかったかもしれないです(笑)
僕が洋画を観るようになった、きっかけの映画と言っても過言でない、
「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」。
友人達に、無理矢理映画館に連れていかれたんですが、
こんなに洋画が面白いなんて!と、洋画の「観ず嫌い」が
すっかり克服できていました。
でも今回、自分が歳をとって、素直に楽しめなくなったのか、
それともこういう冒険活劇に慣れてしまったのか、
感想書くのがとても難しく思っています。
冒頭、ネバダ州の米軍倉庫。
ロシア軍に囚われ、「あるもの」を探すように命じられるインディ。
そこで予告編CMでもお馴染みの、「着地失敗」などのアクションシーンが
繰り広げられ、インディは、ある場所に逃げ込みます。
そこは核実験の施設。実験のカウントダウンは始まり、
冷蔵庫の中に身を隠すインディ。
冷蔵庫の中なら大丈夫なのかどうかは知りませんが(笑)、
爆発で運良く、核施設外に弾き飛ばされる冷蔵庫。そして無事(?)脱出。
映画もドラマも、その中で起こる事は現実にはあり得ない事が多いわけで、
あり得ない事の許せるボーダーラインが、個々で違うと思うんです。
僕の中では、このエピソードは「あり得ない」(笑)
これも個人の勝手な思いですが、インディの世界観とは、
ちょっとマッチしないように感じました。
そしてこの物語の「てん末」も(笑)
随所に懐かしさ、インディらしさを感じるシーンはあったのですが、
「ダイ・ハード4.0」を観た後と同じ、別物の映画を
観てるような感覚になりました。
ルーカス、スピルバーグ、ハリソン・フォードの3人が
納得するストーリーでなければ、製作されないというルール。
それから、何度となく書き直された脚本の話も聞きました。
なので、僕が探りきれない深い部分はあるんでしょう。
だけど、この脚本が映画化された最大のポイントって
どこなんでしょう?
やっぱり「事のてん末」である「UFO」「宇宙人」がポイントでしょうか?
ここが好き嫌いの別れる部分ではあるでしょうね。
なんか木村拓哉に総理大臣役をやらせる事と、
似てる気がするんですよ(笑)
木村拓哉だから、総理大臣役をやる(やらせる)意味がある。
インディだからこそ、宇宙人ネタをやる意味があると(笑)
もっと味わい尽くしたい気持ちもあります。
僕が、インディ・ジョーンズを楽しめなかったなんて、
あってはならない事(笑)
余裕があれば観直しますが、DVD発売を待つ事になるかもしれません。