「ボブ吉」デビューへの道。

週刊朝日似顔絵塾特待生。LINEスタンプ『ロゼッティ』販売中。『ボブ吉』、カープ、市川美織さんの記事中心。

長澤まさみさんの似顔絵。

2009-12-04 00:25:57 | 有名人似顔絵【な・は行】


映画「曲がれ!スプーン」、鑑賞してまいりました。
劇団・ヨーロッパ企画の舞台作品『冬のユリゲラー』を基に、作られた作品です。

超常現象バラエティ『あすなろサイキック』のAD・桜井米(長澤まさみ)は、
視聴者の投書を頼りに、超常現象やエスパーを求めて、
日本各地をまわっていました。しかしどれもインチキばかり。
そしてある喫茶店で、投書してきた視聴者の1人、自称「細男」と、
待ち合わせをします。
その喫茶店「カフェ・ド・念力」では、年に一度、本物のエスパーが集まり、
普段隠してる能力を披露するというパーティが
クリスマスイヴのこの日、開かれていました。
桜井米(長澤まさみ)は、超常現象やエスパーの存在を信じたい。
そしてスクープ映像を撮影したい。
でも「カフェ・ド・念力」のエスパーたちは、超能力なんて
ひけらかすものではない。ましてやテレビ出演なんてご免、というスタンス。
「細男」はエスパーでも何でもない、ただテレビに出たいだけ。
そこで巻き起こるドタバタ劇です。

本広克行監督とヨーロッパ企画の大ファンの僕としては、
「サマータイムマシンブルース」には、遠く及ばないものの、
満足できる内容でした。
とにかくセリフのやりとりは面白い。
この役、舞台版では永野宗典クンが演じてたんだろうな~とか、
頭の中で変換して、終始ニヤけながら観ておりました。
ただヨーロッパ企画を知らない、一般の映画ファンは、
はたして面白い!と感じるんだろうか?と、ちょっと不安な面も。
例えば、「毒グモ」のオチ。
文字と絵を間違えるという伏線はあったものの、納得できました?
ちょっと映画的ではないオチでしたよね。
それから「サマータイム~」の「沼」のような、
爆笑ポイントがなかったのも、残念なところ。
そこら辺のマイナスポイントを、本広監督の手法総動員で
カバーしたという印象はありますね。

最後に、長澤まさみさんの見どころを1つ。
それは、上着を脱いだシーン。
僕もエロエスパーの事は言えません(笑)
いや、上着を脱ぐという行為そのものに、ストーリー上の
意味はあるので、誤解のないように。