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GSX1400に乗ると言う事

さてさて、私ひで坊と我が愛機GSX1400は今年で7年目を迎えました。走行距離は4万5千キロを越えまして、あっちこっちガタが出始めて来ました。でもね、13年のバイク人生の半分をこいつと過ごしたのかと思うと、なかなか感慨深い物がありますよ。と言う事で、謎の友達口調で書いてみるか。

そもそも、GSX1400に乗る前はGSX-R750に乗っていたのだけど…これがまた、スパルタンなバイクでね。1992年式のマシンで、前年までの油冷エンジンから水冷エンジンになり、アルミのダブルクレードルフレームで、乾燥重量が210キロ近くあったと思う。750ccなのに、重かった。んで、コーナリングが難しかった。ちゃんと荷重を掛けないと思い通りに曲がらない…。
んで、このマシンに5年くらい乗って社会人二年生の時だった。仲間とのツーリングに行く為、集合場所までバイパス道路を飛ばしていた。当時まだマルチリフレクターのヘッドライトのバイクは珍らしくて、金持ちのおじさんしか乗ってなかったんだけど、バックミラーに映った光は、まさしくそれ。新車購入のおっちゃんめ、勝負だ!っと言う事でギアを2段落としてフルスロットル。どうよ、俺って速いベ?…!?バックミラーには鮮血のごとき赤い光が…
俺が勝負を挑んだのは、当時の最新型白バイVFR800Pだったんだね。余裕で赤切符の速度域だったけど、顔見知りの白バイ乗りだったから情けを掛けてもらってさ。そんな僕らの脇を、今日のツーリングに一緒にいくメンバー☆野がオーバーアクションで手を振りながら通り過ぎていくし…。白バイ警官に「あれ友達?」って聞かれてなぜか「違います。知りません」って、答えながら次買うバイクはスピードでなくても良いやって思ったさ。

それまでは、GSX-R1100の最終型を買おうと思ってたんだけど、ネイキッドのGSX1400にしたのさ。その時に、想像したんだよね。それまでは「レプリカにあらずんば、バイクにあらず」って言うくらいスピード命だったから、いずれは膝擦りまくりのスピード狂…そう、キリンみたいなおっさんになるんだなぁって。でもGSX1400を買ってからは、Uターン命のテクニック野郎になりたいって思うようになったのさ。
東北福島は、真冬にバイクに乗る奴はそうそういない。でも、俺はバイクに100円ショップで買ったミニパイロンを乗せて、練習できそうな場所を探して走りまわったなぁ。お勧めは、墓地の駐車場とか、広いチェーン着脱場とか、冬季閉館の遊園地の駐車場とか。一人でモクモクと、トライカーナ(パイロンを4つ使う8の字)やったり、スラロームとUターンを織り交ぜたオリジナルコースをひたすら走って、ひたすらこけてたな。一人だからこけても恥ずかしくないと思いきや、時々見物してる人がいたりして恥ずかしかったなぁ。そしてこけると必ず折れるレバー。だけども、納車後スタンドが出きってなくてペタンとこけて以来、エンジンガードとブレースバーを装着してたから深刻なダメージ無かったなぁ。純正の2本出しマフラーは頑丈でバンパー代わりになるしね。

だから、サーキットで膝するのも好きだけど、Uターンしたり、スラロームしたりの低速バランスはもっと好きだったりするのさ。でね、もしGSX-R1100を買っていたら今みたいに低速バランスが好きだったかなぁって、考えてみたり。やっぱバイクの車種で向き不向きがあるから、分からないなぁ。もしかしたら7年も乗り続けなかったかもしれないし。

と言う事で、もはや体の一部みたいなGSX1400。今更他のバイクに乗り換えても、しっくり来るまで時間がかかるだろうなぁ。当分の間は乗りかえる予定は無いね。御金があったらあっちこっち修理したいなぁ。


なんだか、何を言いたいのかさっぱり分からん文章だけど、まいいか。
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