ツーリングクラブ「走狼」の情報発進基地
BIKE ROOM!!!
2010年1月10日の出来事の巻き
2010年1月10日
AM5:30 まだ暗い。天気は良いとの予報だが、
とにかく寒い。
我が愛機R1-Zは、キック一発でエンジン始動する。
いつもの朝練である。
今回はニューマシンでの初参加であるが、はたしてどうなることやら。
土手の上から見下ろすと、冬の冷たい空気のなか、
さいたま新都心のビル群は所々明かりが。朝練会場は水銀灯が
明るくともり、”ここだ!”と主張しているようにも見える。
ちょっと興奮してきて、乾いた砂利道でパワースライドさせて遊びながら
会場入り。
早速パイロンを並べる。久しぶりでウズウズ。
いよいよコースイン。GSX1400より100キロ近く軽いマシンR1-Zは、
クイックなコーナリングですいすいとパイロンを縫っていく。
いや~、楽しい。特に直線のスラロームは、以前のように
重たい車体をグイグイする感じではなく、ックックっとアクセルワークで
走る感じ(わかりづらいべ?)。
時々、ごく低回転でストールしそうになるけど、意識してアクセル開けて
居れば、問題なく走れるぞ!今までの低回転から湧き出るアホのような
トルクに任せてのライディングも楽しかったけど、軽い車体から繰り出される
軽快なコーナリングもまた、楽しいなぁ。
AM8:00 早々に会場を後にし、帰宅後身支度を整える。
今日はこれから学生時代の後輩「ケンイチ」の結婚式である。
今日のテーマは玉山鉄二。この日のために、お堅い会社では
絶対に許されないヒゲを伸ばしてきたのだ。
風邪意味の振りをして、マスクでヒゲを隠す一週間。
昼飯の弁当を食べる時はやばかったぜ。
その名もプロジェクトB(ビーじゃなくてブラボーだからね)。
でも、昔よりヒゲの伸びるスピードが遅くなってる気がする・・・歳のせい?
学生時代TMCCというバイクのサークルだった。ケンイチはそのサークルの
後輩。ということは、集まる面々は元TMCCが多く、15名くらい集まった。
新橋のホテルで行われた結婚式はとても素敵だったのだが、
新潟から駆けつけたブッチャーいわく、
「新潟では普通に雪降ってってがんに、なんで東京に来てまで
雪みねっきゃなんねんだて」
との事。確かに結婚式の演出で擬似雪(泡?)を降らせてたなぁ。
TMCCの面々は柄が悪そうなのばかり。それでも最近は歳のせいか
落ち着きのある雰囲気になってはきたが。エグザイルみたいな近未来和尚とか、
ロシアンマフィアみたいなウンバとか、ジョウユウみたいなミツダービーンとか、
榊原郁恵みたいな髪型のララァとか、親戚の叔父さんみたいなナベとか(柄悪くないじゃん)。
他の面々も、見た目は普通でもとにかく久々の再会で落ち着かない。
式と披露宴は滞りなく進み、いい感じに酔っ払った所へ余興タイム。
我々はみんなで歌でも歌うべって事で、やっつけ気味に「情熱の薔薇」なる歌を歌う。
知っての通り20年位前に放送されたドラマの主題歌。サビは誰でも知ってると思うけど、
最後に1回しか出てこないというノリノリのロック?である。
果たしてこれを結婚式で歌うのはどうか、という意見は別として、歌っている本人達も何でこの曲?
と思ったはずである。
それもそのはず、余興隊長の「☆の」が、「みかんのうた」でも歌うか・・・って言ったためである。
「みかんのうた」とは「SEX MACHINEGUNS」というヘビメタバンドの曲で、みかんを称える名曲ではある。
しかし、「みかん!みかん!みかん!」の絶叫がこだまする結婚式場は、引きつった顔の親族一同および
プルプル震える新婦の姿が容易に想像できるため、せめて「情熱の薔薇」で・・・となったのである。
ちなみに「みかんのうた」と「情熱の薔薇」はこの二曲しか歌えない「Aまの」氏へのせめてもの気遣いでもある。
無事、大役を果たしたのもつかの間、新婦側の余興の素晴らしさに軽くいじけた我々は、
なぜかテンションあげあげで、気が付くと俺の隣には「☆の」ではなく「ウンバ」が座っていた。
そしてウンバが一言「俺、メロン大好きなんですよ」と。しかしそこは☆のの席。さらに聞くとウンバは
既に自席のメロンを食べてからこちらに来ているとの事。すると、近くの席にいたイトーちゃんが
「中をくりぬいて食べちゃえば?」
という、一見するとウンバの食欲解決策のような提案をしてしまう。
そんなあほな事する奴いるか?っと思っていたら、隣のウンバは「そっか!」といって、早速メロンに
スプーンで穴を開けはじめ・・・。
↓裏はこんな感じだけど、
↓表はこんな感じ。
そして、掘削作業中に発生したメロン汁をケーキのスポンジで吸わせるという荒業まで披露するウンバ。
さすが鉄筋屋の専務である。
やがて会場は暗くなり、新婦による両親への手紙の朗読が始まる・・・それと同時に「☆の」のスプーンが
メロンに伸びる・・・。私を含め、TMCCの面々は肩を震わせてこらえる。こらえているのは、当然ながら
新婦の手紙による感動の涙である。しかし、それ以上にこらえなければならない事態が、
進行しているのである。
ッサクッ!
というメロンにしては柔らか過ぎる感触に、不審顔の☆の。俺は耐え切れずネタばらし。
ちゃんと謝罪に来るウンバに関心したり、そんなにメロンは好きじゃないって言ってた☆のの
寛大な心?に心打たれつつ、最後にケンイチのカミカミスピーチで締め。会場の巨大スクリーンには
今日の式のダイジェストVTRが流れる。すっげー、出席者の名前がまるで映画のエンドロールのように
流れる。しかし、厳粛な雰囲気のなか柄の悪い面々だったなぁっと改めて感じてみたり。
二次会は新橋駅近くの居酒屋。ここから合流する仲間もいて、さらに盛り上がり夜はふけていくのでした。
大学を卒業してもうすぐ10年。こうしてあの頃の仲間と集まれば、あの頃と全く変わらない馬鹿げた内容で
盛り上がることができる。大変ありがたいことである。これからもみんな仲良く絆を深めて行きたいものである。
今年はTMCCのOBによって構成される「走狼」の宿泊ツーリングやるからね!
AM5:30 まだ暗い。天気は良いとの予報だが、
とにかく寒い。
我が愛機R1-Zは、キック一発でエンジン始動する。
いつもの朝練である。
今回はニューマシンでの初参加であるが、はたしてどうなることやら。
土手の上から見下ろすと、冬の冷たい空気のなか、
さいたま新都心のビル群は所々明かりが。朝練会場は水銀灯が
明るくともり、”ここだ!”と主張しているようにも見える。
ちょっと興奮してきて、乾いた砂利道でパワースライドさせて遊びながら
会場入り。
早速パイロンを並べる。久しぶりでウズウズ。
いよいよコースイン。GSX1400より100キロ近く軽いマシンR1-Zは、
クイックなコーナリングですいすいとパイロンを縫っていく。
いや~、楽しい。特に直線のスラロームは、以前のように
重たい車体をグイグイする感じではなく、ックックっとアクセルワークで
走る感じ(わかりづらいべ?)。
時々、ごく低回転でストールしそうになるけど、意識してアクセル開けて
居れば、問題なく走れるぞ!今までの低回転から湧き出るアホのような
トルクに任せてのライディングも楽しかったけど、軽い車体から繰り出される
軽快なコーナリングもまた、楽しいなぁ。
AM8:00 早々に会場を後にし、帰宅後身支度を整える。
今日はこれから学生時代の後輩「ケンイチ」の結婚式である。
今日のテーマは玉山鉄二。この日のために、お堅い会社では
絶対に許されないヒゲを伸ばしてきたのだ。
風邪意味の振りをして、マスクでヒゲを隠す一週間。
昼飯の弁当を食べる時はやばかったぜ。
その名もプロジェクトB(ビーじゃなくてブラボーだからね)。
でも、昔よりヒゲの伸びるスピードが遅くなってる気がする・・・歳のせい?
学生時代TMCCというバイクのサークルだった。ケンイチはそのサークルの
後輩。ということは、集まる面々は元TMCCが多く、15名くらい集まった。
新橋のホテルで行われた結婚式はとても素敵だったのだが、
新潟から駆けつけたブッチャーいわく、
「新潟では普通に雪降ってってがんに、なんで東京に来てまで
雪みねっきゃなんねんだて」
との事。確かに結婚式の演出で擬似雪(泡?)を降らせてたなぁ。
TMCCの面々は柄が悪そうなのばかり。それでも最近は歳のせいか
落ち着きのある雰囲気になってはきたが。エグザイルみたいな近未来和尚とか、
ロシアンマフィアみたいなウンバとか、ジョウユウみたいなミツダービーンとか、
榊原郁恵みたいな髪型のララァとか、親戚の叔父さんみたいなナベとか(柄悪くないじゃん)。
他の面々も、見た目は普通でもとにかく久々の再会で落ち着かない。
式と披露宴は滞りなく進み、いい感じに酔っ払った所へ余興タイム。
我々はみんなで歌でも歌うべって事で、やっつけ気味に「情熱の薔薇」なる歌を歌う。
知っての通り20年位前に放送されたドラマの主題歌。サビは誰でも知ってると思うけど、
最後に1回しか出てこないというノリノリのロック?である。
果たしてこれを結婚式で歌うのはどうか、という意見は別として、歌っている本人達も何でこの曲?
と思ったはずである。
それもそのはず、余興隊長の「☆の」が、「みかんのうた」でも歌うか・・・って言ったためである。
「みかんのうた」とは「SEX MACHINEGUNS」というヘビメタバンドの曲で、みかんを称える名曲ではある。
しかし、「みかん!みかん!みかん!」の絶叫がこだまする結婚式場は、引きつった顔の親族一同および
プルプル震える新婦の姿が容易に想像できるため、せめて「情熱の薔薇」で・・・となったのである。
ちなみに「みかんのうた」と「情熱の薔薇」はこの二曲しか歌えない「Aまの」氏へのせめてもの気遣いでもある。
無事、大役を果たしたのもつかの間、新婦側の余興の素晴らしさに軽くいじけた我々は、
なぜかテンションあげあげで、気が付くと俺の隣には「☆の」ではなく「ウンバ」が座っていた。
そしてウンバが一言「俺、メロン大好きなんですよ」と。しかしそこは☆のの席。さらに聞くとウンバは
既に自席のメロンを食べてからこちらに来ているとの事。すると、近くの席にいたイトーちゃんが
「中をくりぬいて食べちゃえば?」
という、一見するとウンバの食欲解決策のような提案をしてしまう。
そんなあほな事する奴いるか?っと思っていたら、隣のウンバは「そっか!」といって、早速メロンに
スプーンで穴を開けはじめ・・・。
↓裏はこんな感じだけど、
↓表はこんな感じ。
そして、掘削作業中に発生したメロン汁をケーキのスポンジで吸わせるという荒業まで披露するウンバ。
さすが鉄筋屋の専務である。
やがて会場は暗くなり、新婦による両親への手紙の朗読が始まる・・・それと同時に「☆の」のスプーンが
メロンに伸びる・・・。私を含め、TMCCの面々は肩を震わせてこらえる。こらえているのは、当然ながら
新婦の手紙による感動の涙である。しかし、それ以上にこらえなければならない事態が、
進行しているのである。
ッサクッ!
というメロンにしては柔らか過ぎる感触に、不審顔の☆の。俺は耐え切れずネタばらし。
ちゃんと謝罪に来るウンバに関心したり、そんなにメロンは好きじゃないって言ってた☆のの
寛大な心?に心打たれつつ、最後にケンイチのカミカミスピーチで締め。会場の巨大スクリーンには
今日の式のダイジェストVTRが流れる。すっげー、出席者の名前がまるで映画のエンドロールのように
流れる。しかし、厳粛な雰囲気のなか柄の悪い面々だったなぁっと改めて感じてみたり。
二次会は新橋駅近くの居酒屋。ここから合流する仲間もいて、さらに盛り上がり夜はふけていくのでした。
大学を卒業してもうすぐ10年。こうしてあの頃の仲間と集まれば、あの頃と全く変わらない馬鹿げた内容で
盛り上がることができる。大変ありがたいことである。これからもみんな仲良く絆を深めて行きたいものである。
今年はTMCCのOBによって構成される「走狼」の宿泊ツーリングやるからね!
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