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プロ仕様の巻き

私は自分の興味があることについては、
とことんこだわるのである。

たとえばバイク用ジャケット。
アウトドア用ジャケットを愛用する人も居るが、
バイク用ジャケットは専用品というだけあって、
バイクのライディングに関してこれに勝るジャケットは無い。

たとえばヘルメット。
ホームセンターで売っている無名ブランドの製品より、
国産有名どころのヘルメットの方が、
安全性・機能どれをとっても勝っている。

たとえば手袋。バイク用ならライディング用、ゴルフ用ならゴルフ用、
ドライブ用ならドライブ用が、それぞれ機能を追及して作られており、
当然それを使う方が、体への負担が少なく、集中できるのである。

さらにこだわった物には「プロ仕様」という冠が付くのである。
プロ仕様の野球グローブ。手にはめただけで、気分はイチロー。
プロ仕様の電動工具。握っただけで、良い仕事ができそう。
プロ仕様の書道の筆。持っただけで、個展が開けそう。

本人の実力如何に問わず、お金さえ出せば手にすることが可能な「プロ仕様」。
私のような凡人は「プロ仕様」と聞いただけで、えも言われぬ気分に陶酔できるのです。
まるで自分がプロになったかの様な、優越感。
そんな魔法の言葉「プロ仕様」。

しかし、これは・・・いったい・・・







プロ仕様の缶コーヒーですか。コーヒーのプロって・・・バリスタ?
いやいや、そもそもプロが缶コーヒーなんて飲むのか?
いやむしろ、どこぞのコーヒーのプロが(なんだそれ)プロデュースする缶コーヒーなのか!

んで、飲んでみる・・・微妙。薄味だし。
この「プロ仕様」は俺の口には合わん!
このとき私の中の「プロ仕様」ブランドが、若干色あせたのである。
皆さんも、お気をつけなはれや!
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