ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

雨の石狩平野彷徨

2011-10-02 09:53:01 | 釣り
カミさんは、「家の中にくすぶっていても腰痛も歯も良くならないから、らくようの直売しているところを探しに行こう」という。レストランやアイスクリームのおいしい店が多い「由仁、長沼、マオイの丘あたり、がいい」とのたまう。天気が良ければ由仁やマオイの丘から石狩平野の遠方左手に手稲山が見え、右手に暑寒別岳連峰がみえ、そのあいだは日本海。

松浦武四郎も感動した景色は晴れた時には見ごたえがあるが、雨の時には気が進まない。しかし、「ボナさん、南幌温泉のお湯はいいよ」と、アイナメさんから言われていたのを思い出した。昼飯を済ませると、先ず雁木から大麻、江別を抜けて南幌に向かおうと決めた。腰痛を先ず直さないと、釣りに行けない。

車を降りる度に「ヨッコラッショ」と腰を伸ばしているのではリュックを背負えない。南幌温泉ハート&ハートは、泥炭地特有のコーラー湯だ、少し熱めがいい。内湯から外に出て長い渡り廊下を渡って行くと宿泊施設の露天風呂に出た。「こっちの脱衣所からの方が便利だよ、初めてのヒトには不親切だね」と、先客がいう。そこの内湯はラドン温泉になっている。カミさんは、雨の中、長い廊下を歩くのは嫌、と折角のいいお湯を体験できなかった。南幌名物のキムチとらくようの塩水漬けを購入した。

次に南幌から長沼を通り、日が短くなって暗くなりだした原野の中を北広島に向ける。やっと道の駅「マオイの丘」に着いた。4時前なのに、店仕舞いを始めている。愛想の悪いこと、生のらくようは?みたら分かるでしょう。隣の店のビニール袋に水と一緒に入っているのを見つけて聞いても、生なのか、塩水が入っているのか、やっと水だけだと知れた。2袋買ったが、このような接遇なら、無人の直売ポストの方がよっぽどいい。朝のTVに出てくる明るい活気のある道の駅っていうのはどこの国のことなんだろう。