高校卒業６０周年

留萌高校卒業６０周年を記念して札幌に集まったのは３８名。集合写真を是非欲しいという留萌の同期生。小学校、中学、高校と一緒でした。体調がいまいちで参加できないので、参加者の顔がみれる集合写真が欲しいというのです。

留萌に帰った同期生の土産話を写真を見ながら臨場感を味わいたいという気持ちと思われました。また、腎不全から透析となって、苦闘しましたが、やっと安定した維持期に移り、懇親会だけでも参加したいという切ない想いをむげに断れなくなった同期生は、主治医と相談して、透析日程を調整して参加して呉れました。奥様に送り迎えを頼みました。

彼は、鬼鹿出身の人気者でしたので、みなの顔を眺めて、会話が弾んで、懇親会場から延長して畳の部屋での二次会にも出席しました。自分が写った写真は、元気の源になるからと、帰りには車椅子から降りて手をつないでホテルの玄関に向かいました。同期会が奇跡を起こすように元気を与えてくれることを信じています。来年の傘寿のお祝いには、余裕を持って鬼鹿の豊穣の海を語って呉れるでしょう。

一人で出歩くのが困難になってきた同期生が娘さんの付添を得て飛行機を利用して東京か参加しました。案ずるより産むがやすしの感で、昨夜は二次会で同期生と盆踊りも踊っていました。一夜明けて三次会の途中までおしゃべりに興じ、同期生数人と共に留萌での墓参りに向かいました。足腰が弱って杖をついて参加した同期生も、カラオケで好きな曲がかかると、杖無しで音頭をとりマイクを取りました。新しく統合する留萌の高校のネーミングも来年の同期会までには決定しているでしょう。日本海高校というのは、少し飛躍し過ぎでしょう。みなが、無事に帰りつくことを祈っています。