ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

家鳴りの正体は

2012-11-20 21:33:45 | 釣り
2階の書斎のドアは閉まらなくなり、トイレのドアが開きずらくなりましたので、夏の塗装工事の際に大工さんに頼んで建てつけの悪さを直して貰いました。それから2ケ月ほど絶ってから家が奇妙な音を立てるようになりました。矯正し過ぎたのかな、と思いました。

ネットで探してみると、音の感じからラップ音というのがあるとか、木が乾燥する音も有るとか、木が亀裂する際の細胞の音もあるとか、中には家が倒壊する前兆の音もあるという脅しもありました。それで、ブログに触れたように書庫や押し入れの中の重量のあるものを捨てるものは捨てて二階の負担を軽くしようと大袈裟に整理に取り掛かりました。古い釣り具や釣り用の古着類は捨てました。

しかし、音が何箇所から夜の静けさの中で「ピッ」というような鋭い音が規則的にそして音量が大きくなってきました。初めは、高音性の難聴気味のカミさんが、気のせいでしょう、アンタは霊感とか何とかで聞こえるんでしょう、と相手にしていませんでしたが、これは正月にやって来る息子や孫たちが眠れないんじゃない、というまでになりました。

兎に角、専門家に診て貰った方がいいとなり、この家を建てた建築士の娘に夜静かになった時に、2階の探検を頼みました。そのうちに写真のものを持って降りてきました。「火災報知機の電池が切れかかっての警報だよ、45秒おきに鳴っていた」という。2007年製と2008年製の2種類を同時に5台設置したので、次々と電池に寿命が来たのでしょう。リチウム電池はペースメーカーにも使われている程10年は長持ちするのですが、その半分で寿命切れとは早いですね、造られたのは10年前だったかも。大山(泰山)鳴動鼠5匹でした。

ナイロンの糸切れを反省する

2012-11-19 10:59:14 | 釣り
今回のボーズのもとは、道糸の糸切れにありました。渚線が垂らし釣りのできないような狭さでしたので遠投は叶いませんでした。そのお蔭で、いろんなことを勉強させて頂きました。何故、かんたんに糸が切れたのか、私の技量が未熟だったのが大きいと思います。使った竿は2本。ダイワのロングサーフT30-460(北海道特注版)、竿立ては重い立ち込み用ステンレス製、リールはシマノ・ブルズアイ7080、道糸はナイロン7号1000m買いで1年未満、保管は陽の入らない場所。

癖ですが、合わせが強く竿捌きが強引だと思います。その癖は、中学時代からの所産ですのでなかなか治らないものです。砂浜でアカハラ釣りの場合には、力を抑えて合わせていますが、水深の浅いガラ場では、強引に一気に水面の浮かせようと力が入ります。

昨日のガラ場は、岸近くにはイソゴミ、津軽海峡近くは流れが速いので35号の錘でしたが、流されました。上のスペックで根がかりして外そうとしても切れ、いいアタリで重いカジカやアブなどの魚がついても途中で簡単に糸切れしました、10数回。スペックと道糸のバランスの悪さと思いますが、糸の脆弱さも大きな要因と思います。

夏の終わりに道糸を新たに巻き替えました。9月タカノハの51cmを7mの堰堤からクレーン釣りで揚げています、その後、10mほどは毎回の釣行の前にカットしていましたが、道糸を替えていませんでした。渚にゴミのあるガラ場ですので、糸切れが起きるのを防ごうと垂直に近く高く立てていました。このような釣り場が好きなのでゴミに弱いPEは巻けません。3ケ月過ぎたら道糸を替えていたのを2ケ月過ぎたら替えるようにするか、PEにするか、釣行の回数で5回を目途に替えるか、ですが、もう少し丈夫な糸を買っても同じなのか冬場の釣りで試してみます。皆さんは、どうしていますか?ナイロン・フアン(不安)の方。

雪の帰り道

2012-11-18 16:43:41 | 釣り
一晩中、降ったり止んだり、審査中には、カミナリの音も聞こえてきましたら、とうとう雪になりました。急遽、表彰はドライブインの駐車場に止めたバスの中で行いました。バスの中での入賞者の写真です。

優勝は、前列右の嵐光博さん(岩見沢釣遊会)、落部川の左岸で潮込みに43.4以下40オーバーのアカハラ9本に38.0のカジカを揃え、1772点(2魚種身長プラス10尾重量)。準優勝は、山越から八雲寄りに歩いた大内誠一さん(交綸会、前列左)、38.2以下かじか9本にアブ34.0で1584点。3位は、鷲の木、桂川の左岸を釣り歩いた仲俣廣昭さん(岩見沢、後列中央)、35.0のカジカに37.6のアブ他で1571点。4位は、私の先週釣った場所に入漁した吉井博さん(岩見沢、後列右)、38.5のカジカと36.2のアブ他で1550点。5位は、大内さんと同じ場所に入漁した村岸省三さん(交綸会、後列左)、40.0のカジカ、に35.2のアブ他で1522点でした。


私は、最終に降りる方に同行するというミステリーツアーの案内人に徹し、ボーズで終えました。いつも、森よりの崖下に入っておりましたが、桂川に仲俣さんと堀内さんについて降りました。私の入った場所は、堀内さんの右の玉石原(写真上2枚)、1m20以上の潮込みで場所の移動に終始し、移動ごとに道糸が切れ、あたりに合わせると、全て切れるか、途中でプッツンするというナイロン7号のか弱さに泣きました。


崖下に行かずに同行した目的の一つは、今年の4月に新装した榎本武揚上陸の地のモニュメントを見て来ようというものです。桂川の左岸に装いも新たに建てられてありました。一度ご覧に入漁されては如何ですか、釣果は保証出来かねますが。以前のものは、単に棒だけでした。

今日も行きます噴火湾

2012-11-17 10:44:01 | 釣り
今日の釣りは、山越から森の範囲の噴火湾。交綸会の納会で岩見沢釣遊会さんとの合同釣り会です。先週の医釣会の後、13日に豊浦、虻田、伊達に外勤しましたので、2週間に3度の噴火湾訪問です。

弱い雨がヒトヒトと降っています。いつもの年なら雪なんでしょう。しっかりと厚手の合羽に防寒具のいでたちで出かけます。低気圧の襲来のせいか、PCの調子がいまいちです。2-3行入力すると突然と切れます、天候を場所選びの重点課題にしろとの神の声でしょう。

札幌名人会も同じ方面で釣り会という情報があります。終点が蛯谷漁港のようですので、蛯谷より森の範囲で考えています。交綸会が幹事ですので、乗客の希望最終地点で一緒に降りて釣ろうとも考えています。

これから、サンマとホッキを捌いてエサの準備終了させます。カミさんが、週日ボランテイアの仕事で外出ですので、昼食も夕食も適当に食べてコンビニからおにぎりを買ってバスに乗ります。釣りがしたい一心とは強いものです。それでも、釣りに行くのか、と試されているようなものですね。

仕掛けを長くするワケ

2012-11-16 13:25:31 | 釣り
皆さんは、仕掛けの長さを何センチにしていますか?
最近みた釣り新聞の記事、正岡美由紀さんが遠投初心者の釣りガールに指導している中で「垂らしを長くすると飛ぶ」という文章を読み、なるほど「これだ」と、早速実釣に生かしています。長くすると遠心力で飛ぶだろうという理屈は分かっていましたが、実釣していませんでした。

私は、場所に依りますが、広い場所では記事の中の剣道の「お面」に似た「面投げ」でしたが、ローシートの竿で、垂らしは短めで投げていました。最近2回の釣行で垂らしを長くするとタイミングの取り方が上手くいかずギョギョライトの付いた竿先に絡み竿を折りそうになりました。それ以降は垂らしを長くして投げる竿のギョギョライトを外して投げてみましたら、上手く飛んでくれました。

それを繰り返しているうちに、ゴロネット天秤仕掛けでも飛んで呉れました。いまのところ、10m以上は、飛ぶようになりました。この練習ができる場所を選んで下車しています。落部の砂利浜で、その竿に35前後のアブが入れ食いになりました。垂らしの長さに関係する仕掛けの長さを調べてみました。

頂いたベテラン達の仕掛けの長さ。ハゴトコさんのカレイ仕掛け1m、石山釣りクのHさんのホッケネット仕掛け1m、私のは70センチから90センチでしたが、Dさんの仕掛けは何と1m80cmでした。最近流行っているらしいのですが、他の知り合いも1m50前後を使っていました。この長い仕掛けには、遠投距離が伸びるほかに、仕掛け糸よりも細い道糸の擦り切れを予防するという目的があります。ゴロタ場や根原の岩に道糸が擦り切れて大物を逃すのを防ぐという大きな目的があるのです。垂らしを長くしてギョギョライトを付けると竿を折るという副作用が有りますので、折れても構わない竿で実験してみてくださいね、保証はしません。

スピリチュアル

2012-11-15 08:12:02 | 釣り
ホームステイ受け入れの為に部屋の整理整頓を始めたという私のブログを見ていたのでしょうか、ニュージーランドから来年6月ホームステイにやってきます、宜しくとボランテイアの幹事から電話が入りました。カミさんを、ホームステイさせていただきお世話になったご夫妻ですので、ウエルカムです。

いまはやりのスピリチユアルのような不思議な能力があるのではないかと、時々思うことがあります。皆さんも、初めての釣り場に立って、そういえばこの風景を前にみたことがある、などの超常現象に遭遇しているでしょう。常識や科学で説明つかないことに遭遇する機会は釣り人に多いと思っています。

釣り人は大概ロマンテックな人種なので、いつか60センチのタカノハが釣れるだろうと夢に見ているでしょう。これだけしばれているから、50超えのオオマイに遭えるだろうと忘年会を早引きして釣りに行くと釣れちゃった~って、こともあります。

もうそろそろ来るなと、思うと50前後のアブが数本次々に釣れることにも出会いました。タカノハの時も気持ちの悪くなるほど続々と釣れました。全道淡水大会でも60前後の鯉が3本も手元まで持ってきました。1本はばれましたが、気持ちのいいものではありません。人生で釣れる魚の数は決まっているということを聞いたことがあります。ほどほどに釣って長生きしましょう、今日は術後1年目にあたります。

医釣会の年間賞

2012-11-14 10:57:54 | 釣り
最近の医釣会の年間賞争いは、優勝候補が何人も絡んで、納会になるまで分からないという面白さが続いて会員の切磋琢磨を産んでいます。(詳しくは、リンクのある札幌医釣会のHPをご覧ください)。その上、アルコールが一寸効いている納会の直会の席では、計算が微妙になり次の週に持ちこされます。

医釣会の毎回の審査方法は、アカハラ有りの2尾身長(1cm10点)プラス5尾重量(100g10点)の総合得点で競って順位を決め、1位は1点、10位は10点、欠席者には30点の点数を付けます。年間賞の決め方は、年間7回の例会のうちで成績の良かったもの5回分の順位点の小計の少なさで優勝、準優勝、3位と順位がつけられます。

昨年は、八雲の納会の席上から病床の私に電話が入って計算したといういきさつもありました。というのは、成績のよいものを並べたところ、3人が同点の20点でした。3人の採用した例会の総合点を計算し報告してほしいということでした。中江氏5872点、氏家氏5491点、笹島氏5456点でした。会則に同点の場合は総合点で決めるというのを、新たに追加してこの順位で決定をみました。

今年は、優勝者という次元の高い話しでは、ありませんが、準優勝者に中江会長と私が同じ24点で並びました。会長の成績の良い例会に6位点が3回あり、この中の2回をはじめの方から計算すると私が総合点が上でしたが、納会の6位の総合を採用し、点数の少ない例会のをカットすると会長が準優勝、私が3位で決着しました。6位から8位も同点者が3人並びました。どうして二度手間の面倒なことをするのかですが、大あらしの不漁の時でも優勝者は優勝者です。総合点の争いでは、その誇りが消滅します。


思い出のものは後回しに

2012-11-13 16:57:27 | 釣り
外は木枯らしが吹いて木の葉を落とし冷えています。先週土日は濁りと時化気味で風も吹いていましたがしのぎよい天候でした。晴れ男が多かったせいでしょうか。今週も同じ範囲で交綸会と岩見沢釣遊会さんとの合同納会です。2魚種プラス10尾重量ですのでどうなることやら。

冬場の私は、月に1度は釣りに行くことにしています。その他、週末や仕事のない週日に何をして過ごすか、今年は真剣に考えています。昨年の今頃、病院のベッドでも考えていました。私にとっては宝物でも、カミさんや家族がみればゴミにしか思えないものが沢山、収拾がつかないで散乱した状況にして入院しました。

さて、思いとはかけ離れてどこから手をつけて良いのか悩んでもいました。先日、20冊以上になった重いアルバムの整理のところでとん挫しました。アルバムや写真を捨てるのは、思い出を捨てるようで難しいと悟りました。ふと眺めた新聞に整理する順序を誤まると進まないと、見透かしたような記事を見つけました。

一番に衣類、古いのはもう着ないでしょう。二番目、不用な書籍をリサイクルに出しなさい、古い情報は役に立たない。三番目に書類も同様、札幌では雑紙に出すことができます。四番目、小物類、最後に思い出物品は、収容の仕方によります。カミさんは、アマノジャクなところがあって、私が後回しにした思い出物品の写真の整理から始めています。家の中を整理する理由の一つは、1年間ホームステー受け入れを中止していましたが、再開に必要なのです。

船上げ場考察

2012-11-12 12:17:07 | 釣り
江戸時代から、北海道では船上げ場は海岸の縄張りの象徴でした。本州から北海道に漁師が移民でやってきても海岸の土地は手に入れることはできませんでした。当別に移り住む前に宮城県岩出山藩から移住してきた仙台藩支藩の武士達は、新政府によってシップの砂浜に住みましたが、農地は砂混じりで耕作に不適な土地、おまけに海岸線は石狩や厚田の漁師の縄張りで漁はできませんでした。

海に囲まれた北海道で釣りをやる以上、このような海岸の利用者には歴史のある縄張りがあるという背景を知っておかねばなりません。下水を造るのでさえ、何十年という確執があり、結局下水を境に浜益と増毛の境界線が造られました。高校時代の友人の実家にはこの下水が家の横を流れています。古くは増毛に移住した秋田藩士と浜益の土地区画を整備した山形庄内藩の争いでもありました。二つの藩は、列藩同盟の仲間でしたが、秋田が脱退し戊辰戦争時に両藩は長い争いを繰り広げ「敵(鹿児島と鶴岡は姉妹都市)は許せるが、裏切った友(秋田)は許せない」という関係になったのです。

主にニシン漁(たて網)の枠船からニシンを運んで来て岸に運び上げる役割が大きく、深みのある場所を選んでいましたが、財力にものを言わせて岩場に発破をかけて船道を築いてもおりました。この名残が遠浅の海である噴火湾のそこかしこに見られます。大干潮の夜にブルで砂をプール状に掘ったり、一夜でテトラで境界線を築いています。ブルが入って行けるように海底に小砂利の道を造っています。水面の下の道を知っている釣り人の中には立ち込んで釣っている方もおります。

今はやりのウエブのマップでデジタルのものは、海の中の掘った溝やプールの在り処を示すものもあります。適当に境界線は造られていないことを知ると、次に目的地をマップで確かめます。地学的に境界線となる増設物の中間は深いのですが、何処に向かって竿を投げるかです。問題の増設物の先は歴史の産物であることを確かめるのです。歴史の産物とは、プールであったり、岩礁である場合が多いのです。秋は、拾い歩きの季節です。優雅に歴史の散策を楽しんで診てください。地元の漁師と仲良くなって話を聞くことです。「あそこは広いがうちの方が根があるしコンブもついていて釣れる」隣同士は仲が良いとは限りませんので注意して下さいね。

医釣会納会

2012-11-11 23:21:19 | 釣り
23名のバスが6時半に出発しましたが、最初のバスの降車地点の遊楽亭前では、8名下車。釣り場に既に先客が入っていました。若者2人を連れて降りた釣童さん(前列右)は、40前後のカジカを揃えて3位入賞、流石です(2尾身長プラス5尾重量で1149点)。八雲寄りに2kmほど歩いた天崎吉晴先生(後列右)は、40前後のアカハラとカジカで5位(1120点)。

雨の続いた後で低気圧にも何度か攻められた釣り場範囲は、場所に依ってゴミの山のところがあって、濁りもきつく芳しからずの釣果の場所もありました。安藤水産に2名下車。由追に、降りた会長以下の4名は6位から10位に入賞。先週、野田追でカジカがごろごろ上がったという情報でしたので、誰も降りずにパス。

濁川を釣り歩いた古川孝士さん(前列中央)は、カジカ、アカハラも40オーバーを揃えて優勝しました(1213点)。次の落部では、私と栃真賀透さん(前列左)が下車。トチさんは、川口でアカハラ狙い、私は、以前に好漁した船上げ場に向かいましたが、港湾工事の影響でしょう、船揚げの溝も砂で埋まって根も消失していました(写真上、竿の間に羊蹄山。下は雲を頂く駒ガ岳)、。35前後のアブラコの入れ食いに遭いましたが、カジカは小ジカのみにて11位(981点)。トチさんは、40オーバーのアカハラにアブラコ、最後に来た40オーバーのカジカで準優勝(1207点)。年間優勝も決めました。実は私、トチさんと年間優勝を競っていたのですが・・運を使わずに済んだという負け惜しみに終わりました。


次は鷲の木3名入漁。桂川に入漁した岡本英士君(後列左)は40オーバーのカジカで4位(1121点)。勝間君はポイント選択の左右で大きな差異に泣き、年間優勝も逸しました。D上さんは、40前後のかじかを揃えてオブザーバー優勝。森港までバスを案内したO田さんは、ガヤに遊ばれて納会となりました。遊楽亭で、入浴の後に直会をして、1年の無事を喜びました。イベントに用意していた、D上さんによる仕掛け造りは、持ち越しました。