ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

春までは武者修業

2013-11-20 20:02:23 | 釣り
11月に各釣り会の納め会が行われ、春4月に例会が始動するまでは冬眠状態になります。じっとしておれない釣り人は、この期間に走る釣りバスの予定を探ります。札幌市内や近郊から釣りキチが集まってきますので、予定が許すなら私は武者修業のつもりで乗って行きます。

猛吹雪などで何も釣れないで帰宅したことが何度もありました。それでも、市内の釣り会のベテランで名人達が乗り合わせ、車内が和気あいあいとなり貴重な面白い話も聞くことが出来ます。魚が釣れなくとも決して淋しい気持ちでは帰ってきません。

義理を欠くように削ってはきましたが、12月は、どうしてもの忘年会が二つあります。1週目にはホームステイを受け入れ、2週目は釣り会が二つ忘年会とバッテングしています。年内は釣りバスに乗れるチャンスはないでしょう。

新年にも、各釣り会が「初日の出」釣り会があるようですが、年はじめの法事とバッテングしています。釣果に拘らない釣り、釣り会の枠組みを超えた釣り、体力の限界に挑む釣りの季節到来なのです。A川さんから忘年会ならぬ忘釣会のメールが届きました。I溝さん、D上さんからの案内も届くでしょう。


越冬仕掛けの選別

2013-11-19 22:16:02 | 釣り
一生懸命に造った仕掛け類が沢山越冬することになりました(写真下1&2)。
切り刻んで仕掛け造りの小物だけを残すものと、切り刻むにはしのびないのでビニール袋に入れて残すものとに先ず分けています。淡水釣り仕掛けは、フナと鯉用に分け、作製年月日を書いたメモ書きをビニール袋に乾燥剤と一緒に入れ名前を付けて引き出しに格納しています。

次年度からは、ハリスと針のサイズや名称も簡単に記入できるようなメモ書き用紙を作ろうかなと思っています。リールに巻いた道糸は、冬季間の釣行に、このまま使い来年の釣り会の開始前に交換する予定とします。

淡水から磯の投げ釣り、サケ釣りといろんな対象魚を相手に仕掛けを作っていますので、分類するのが大変です。しかし、分けることは分かることなので自分流に分けています。分類し格納するスペースのサイズ、容量、厚さが異なりますので、別の格納スペース(机の引き出しやソファの下の格納スペースなど)に分けています。

名人達から頂いた仕掛けは、格納してしまうと、活かすチャンスが少なくなるかもしれず人通りの少ない壁面に順不同に吊るしています(写真上)。ホームステイに来られても隠すことはないと吊るしています。一度片付けたことがあるのですが、何処に入れたか分からなくなり探し出すのが大変でした。

勝負は相対(そうたい)的、結びは相対(あいたい)結び

2013-11-18 10:48:57 | 釣り
今回優勝できたのは、いろいろの要因が有りますが、一番に運が良かったんでしょう。釣りバスの当番ですから、最終地点かその先まで乗って行かねばなりません。多くの札幌の釣り会には、幹事の一人が最終地点までバスの案内をするという暗黙の了解事項があります。

帰りのバスは大抵終点から定時に出発します。携帯の番号をメモして渡し、運転手の番号も聞いて置くのも習わしです。バスと待ち合わせし易いところで降りました、常識です。崖の降り口に乗用車が停まっていました。幕府軍上陸地点(写真上)であり戊辰戦争の跡地です。上陸した日は旧歴10月20日、11月22日にあたります。私の釣った場所は、この看板から右奥の崖を降りたところです。一人で釣るのは怖いな、と思っていましたので安心しました。他の釣り人が傍にいる(その1、人の利)のは余分な気を使わなくて良く勝因の一つです。

私の後から続々と釣り人が降りてきて釣り場が満杯になりました。千石場所が空いていたのです(その2、地の利)。多分、例の場所には先客が居ると思っておりましたが、アイナメさんの好きな場所にギョギョライトが見えました。うねりが結構強いので満潮になる前に、先週、ここでアブの40超えを釣ったD上さんの情報に倣い、アブを早い内から狙い、岩虫主体に35から40近くのアブを10尾釣りました(その3、釣り情報、天気予報、潮汐曲線)。満潮時には、屏風のような波が定期的に押し寄せてきてイカゴロをつけた両天秤、ネットゴロ仕掛けは、団子状態で帰ってきました。他の方が苦戦して十分な釣果が上がらなかった(その4、勝負は相対的)。

アイナメ流1本針か相対結び、O西流の下ゴロ針主体の胴付き2本仕掛けで投げ続けました。引き潮になりかかってから、養殖を兼ねて先週の提灯ゴロをつぶし、コマセを団子10個ほど一度にばらまきました。この戦法は先週の追試。また、崖の昇り降りを考え、竿2本、それも並継にしたのも正解でした(その5、攻め方)。相対針は、フナ釣りの戦法の一つですが、1本のハリスの両端で針を対面するように結び、仕掛けに結び、カジカを狙う際には上の針はゴロの硬い部分、下針は柔らかい部分に埋める。沖に投げようと思う時には、両方の針に身エサや虫エサを付ける、という結び方です(写真上3枚参照)。色々と努力しています。リサイクル店で仕入れたアジ針16号をレッドファイタの7号で巻いて見やすくしました、皆さんは好きな針、ハリスで適当な長さになるように工夫してエンジョイして下さい。

鷲の木

2013-11-17 17:41:31 | 釣り
交綸会参加者は、私を残してみな山越近辺で下車した。岩見沢釣遊会の参加者は、落部に2名、残りは皆、鷲の木桂川に下りたので、入漁場所で競合しないように、通称崖下に向かった。バス当番なので、念の為、バスの運転手に私の携帯を知らせ、運転手の携帯番号を聞いておいた。

漁師の生活道路になっている道は、D上さんから聞いた通り、小川にかかる太い柱を平たく削った木の橋のたもとはぬかるみで、足を踏み入れるのは躊躇した。何とか、ストックを使いながら難所をクリアした。上の写真は、崖の上から鷲の木漁港を望む。下は、降りて海岸に出たところ。満潮時。

岩見沢を経由して高速に乗り現地に着いたのが早かった為に、一等地に入ることが出来た。私の竿を出した後に磯釣りクのTさんや大漁会のSさん達がやってきた。先週よりも二まわり大きなカジカと40近いアブのお蔭で優勝することが出来た。

Tさんに、ここは一番大物が出る場所、誰でも入りたいと願うとこだよと羨ましがられた。場所のせいを実感した。アイナメさんや、名人会のKさんにも言われたのを思い出していた。入賞者、中央は、鷲の木崖下、私1660点。左は準優勝のアイナメさん、こと岩本さん(交綸会)1386点、山越。右は3位の吉井さん(岩見沢釣遊会)1367点、落部。4位は、前野さん(岩見沢)1332点、鷲の木桂川。5位は、阿部さん(交綸会)1310点、山越。身長賞は、嵐さん(岩見沢)アカハラ41.4cm、落部。


鷲の木辺り

2013-11-16 10:39:30 | 釣り
札幌からは交綸会のメンバーが午後6時に乗車して岩見沢に向かいます。岩見沢の残雪の状態で乗ってくる岩見沢の釣り会からの参加者の数に増減がでるでしょう。ゲストもおりますから最終点が読めませんが、恐らくミステリーツアーの目的地は、今日の天候で鷲の木辺りになると思います。

榎本武揚らの江戸幕府軍が、蝦夷地に上陸したのは鷲の木です(上の写真)。干潮に上陸した盤が大きなもので2-3本海面に顔を出すでしょう。晴れが続くと漁師の日常使用している崖道をストックを使うことにより安全に降りることが出来ます。ここら辺りに数人が向かうことでしょう。鷲の木海岸に出て北を見ると羊蹄山が遠望できます(下)。

昨日の午後から雨が止んで今日の快晴、明日の午後に再び雨の予報です。汐は大潮で干満が大きく動きます。着いた時に干潮で明け方まで潮込み、その後、引いていきます。南の方を見ると駒ヶ岳が見えます(下の写真)。このように天気が良いのが竿上げまで続くといいのですが。

先週、この道を降りたD上さんからストックが必携だよと言われています。友人が森の病院に喘息の静養を兼ねて勤務していた病院スタッフの釣りキチから写真が届いたのが鷲の木でした。私は何回か彼の病院の留守番をしに行ったことがあります。彼が亡くなってから5年程断ちます。奥さんも元気を取り戻してゴルフをやれるようになっていると嬉しいのですが。



今週の釣り場はミステリー旅行

2013-11-15 17:03:26 | 釣り
今月末に我が家にホームステイーする外人さんは、北海道の雪と戯れたいとの仰せである。キロロでソリに乗る位は出来るだろうとなり、防寒長靴の希望するサイズをメールで尋ねたところ・・・奥さんは24-5センチの防寒靴を所望したがご主人はなんと素足で29センチという。

気楽に探しておきますよ、とメールで返信したはいいが、探してみてびっくり。大型スーパーやホームセンターに28センチが入る3Lまではあるが、それ以上のサイズは見あたらなかった。或るところには有ったが、1週間も履かないで捨てるには、一桁安価なものを探していた。

スポーツ店や釣り具店を彷徨したが、せいぜい3Lどまりであった。今日も半日7軒を探しまわって、今はやりのリサイクルショップを5軒程梯子したが、季節の買いが多くどのサイズの防寒靴すら少なくなっていた。行き付けの創成川筋の釣り具店で話をすると、それならば、ここの北側に4Lがそのまま名前になったキングサイズ専門の店が出来たから、そこで探してみては・・・

で訪れると長いブーツは無く、踝までのスノートレーしか見つからなかった。お洒落な店造りなので雪かき用の靴はお呼びがないのであろう。困って西に住む幹事の一人に頼むと長靴工場が近所に有って29センチの長くつを確保できたという。これで安心して釣りモードにはいることができる。降りる場所も決まっている。ミステリー旅行よろしく岩見沢からの参加者の希望する最終点が私の入漁ポイントになる。

バス当番

2013-11-14 22:45:16 | 釣り
医釣会では、年間の例会長を幹事の中から選出し、各例会の責任者として活躍して貰っております。審査に関しては、身長の計測には、その年度においては、やむを得ない事情で参加できない場合を除いて同じ幹事が計測するようにしています。

ベスト5回のポイントが同点であったり、接近しているのが続いております。審査時の身長測定が異なる人物による場合に死後硬直で曲がっている魚を伸ばす筋力などの差異によって僅差で順位が変わることが起こる可能性もあります。そのような疑義を無くそうとの意味も有ります。

できるだけ多くの会員で、審査時の種々の仕事を分担することによって釣り会への想いも深まります。だんだんと場数を踏んで行くと、バスの道案内もできるようになります。帰り、道端に立ってバスを待つ会員を見逃さずにバスに乗っける役割を受け持つことによって国道からの釣り場への道程も見えてきます。

今週私は、所属する別の釣り会である交綸会のバスに乗ります。岩見沢の釣り会との共同運行ですが、当番幹事が交綸会ですので、終点まで希望の釣り場近くの国道で参加者を降ろして行き、帰りには乗せて審査場までバスを案内します。幹事は、参加者にいろんなわずらわしいことをさせないように、収める役割があります。勝負に執着しない心がけを習得するのです。交綸会では、会員が少ないので、例会長を定めず、前回の優勝者が審査長となり参加会員全員で役割分担します。

抵抗力

2013-11-13 11:41:55 | 釣り
勤務の無い日の朝は、きまってカミさんのアッシー君を務めて近くの地下鉄の駅まで送り届けている。昨夜、高齢者の栄養失調についてのTVを見ている時に、娘からがん患者が肉を食べなければ抵抗力も落ちて風邪をひいたりして好きな釣りにも行けなくなるよ、と脅された。

かあさんは、昼間ボランテイア仲間とランチ巡りをしてたっぷり肉を食べているんだから、夕食の時には反省してウエイトを落とすんで、肉は出ないよ。自分で肉類を買ってきて自衛するしかないでしょ、と戦略を告げられた。ある夜のボランテイアとホームステイの皆さん方。


確かに、貧血がひどい時にはアルブミンも低く体重が54キロまで落ちていて手足が冷たく中々寝付けなかった。リュックを背負って歩くのがやっとの状態だった。術後は徐々に体重がアップして健常時の59キロ前後になると身体が暖かく、力も出て来た。

娘のいうように、昼間にそばを食べていて、夕食にカミさんのダイエット食に付き合うと私のアルブミンは減少に向かう。肉を買おうとカミさんを送ってから、早速スーパーに入ったが、開店時間が10時。世間知らずなこと。時間潰し後にハンバーグを造り置こうと挽き肉を探したが、肉屋のないスーパーだった。宇都宮ギョーザの冷凍物を仕入れて帰ってきた。

釣り会の年間優勝

2013-11-12 21:44:40 | 釣り
医釣会の今年度の年間優勝は、最後の納竿会で逆転したササデンさんが初優勝に輝きました。おめでとうございます。以下に説明しますが、苦節何年という物語もあります。ここで、年間優勝の計算方法を述べてみます。他の釣り会も似ています。どのような審査方法をとっても皆勤者が有利です。

4月から月に1度、年間7回、決めた日時に集合し釣りバスで決めた釣り場範囲に入漁します。締め切り時間にバスが迎えに来て、審査場所で、審査に出す5尾の魚の重量を測ります。次いで、長い魚2尾(同種可)の身長を測定し、身長は1cmが10点、重量は100gが10点に換算し総合点数をはじき出します。

総合点数の点数順に順位をつけ順位点も記録します。優勝は1点で魚を審査に出した最後の人が15人目なら15点。釣れなかった方や審査に出さなかった方には、均等に最後の方にプラス1点を加えた点数が与えられます。この場合には16点になります。欠席者は均等に30点とします。年間7回のうち、順位点の少ないベスト5回分の点数で年間賞を決定します。

同点の場合は、総合点数の順位で決定します。私が術後自宅で療養中に納会の席から電話がかかってきました。接戦なので、各例会の3人の点数を教えて欲しいという釣童さんからでした。この年・2011年度、会長、釣童さん、ササデンさんの3人の順位点が同点(20点)でした。総合点数で、ササデンさんは、高校の同級生の会長(5872点)、釣童さん(5491点)に敗れ3位(5456点)になっておりますので、カンムリョウでしょう。詳しい点数の経緯は医釣会のHP(リンク有り)をご覧ください。

雨に打たれて

2013-11-11 15:25:51 | 釣り
納竿会で前線が通過する前後の風雨にもめげず、参加者はよく頑張りました。長万部のMK旅館は流し放しの温泉、濡れたからだを暖められたのは幸せでした。入賞者の笑顔が如実に物語っています。

胸までの胴付き長靴を履き、登山用の厚手の合羽を着ているのに中に着ているチョッキまでがびしょぬれになりました。A先生も合羽の下の外着を胴つきの中に入れたのが失敗と言っていましたが、私も同感でした。

魚を外したり、エサをつけたりしてひゃがみこむと外着を汚します。汚さないように普段は胴つきの中に外着に入れています。雨が降ってきたなら、その上に合羽を着ます。横殴りの風雨の場合、雨が外着より伝い胴つきの中に侵入したものと思われます。

首周りに雨水が浸入しないようにタオルやマフラー、ネックウオーマーなどを用意しますが、外着のフードの上に被る合羽のフードが脱げているのに気が付かないことも多かった。やみいさんからも言われたように、袖口からの侵入にも腕抜き他に心配りが必要と痛感しました。冷たい雨だけでなく、根雪になるような雪の勢いですが、降雪に対しても釣りの最中には同じ心配りが要りますね。