今日のひとネタ

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そりは違うのでは?その2

2005年08月30日 | ドラマレビュー
 1年ぶりのパート2です。生島ヒロシ氏が、漢方薬のラジオCMで「お気楽に電話ください」と言ってたのですが、これって「お気軽に」の方がよろしいのでは? ん~でも意味としてはいいのかなぁ。生CMじゃなかったから、間違ってるのならとり直しもできるでしょうし。でも、なんか違和感あったので。

 で、違和感あるといえば昨夜のドラマ。TBSで「涙そうそうプロジェクト 広島 昭和20年8月6日」というのをやってました。録画しようかと思ってたけど忘れちゃって、家に帰ってきたらもう始まってて結局後半の30分ほど見ただけなのでストーリーはわかってません。ただし、最後はもちろん原爆投下のシーン。

 違和感というのはその後。焼け野原のシーンから現在に時間が移って、西田敏行が学生を相手に話してました。で、慰霊碑の「あやまちは繰り返しませんから」という文字が映ります。それ見たら「なんで広島の人は、原爆落とされて30万人も殺された上に、自分が反省せにゃならんのだ?」と思ってしまったというわけです。

 先日CATVで「私は貝になりたい」というドラマを見ましたが、あそこでは上官の命令で捕虜を虐待してB級戦犯で死刑。一方エノラゲイの操縦士なんかは、一般市民を30万人殺しても戦争に勝ちゃのうのうと暮らしてるわけです。そうなると、今回のドラマの教訓は「戦争するんなら負けちゃいけん」ということですか。

 そう思ってたら、TBSのサイトでの“ご意見・ご感想”の掲示板には同じように「勝てば官軍、負ければ賊軍 改めてその意味を噛みしめました」という書き込みがありました。そういう人も多いのでしょうね。

 ということで、「あやまちは繰り返しませんから」というならブッシュ大統領や小泉総理に言いませんと。あとは、ドラマ作るにしても「なぜあの戦争が始まったか?」というあたりを学習しないと、「二度と戦争を起こさない」ということにはつながらないのでは? もっとも国際法上で「戦争」がどのように定義されているかということも学習せねば。

 うまく言えませんが、誰も好きで戦争するわけじゃないので、なぜそういう事態に陥ったかというのを考える機会をもっと子供たちに与えるべきだとは思います。とはいえ、ごく最近の例えばイラク戦争にしても、「なぜ?」「大義は?」と子供に説明しきれないところが問題なのですが。