市内のハードオフでは、私の狙っているクラスではONKYO、DENON、KENWOODなどが並んでおり、ヤマハのNS-10は無かったため憧れの(?)白いコーン紙には出会えませんでした。で、できるだけ状態の良さそうなもので値段の手ごろなものということで、結局ONKYOのD-102Aというのを買いました。これがネットショッピングで無茶苦茶安く出てたらショックなのですが、数品出品されてるうち私が買った値段を希望落札価格にしてたものもあったので、まぁまともな値段なのでしょう。
家に帰って早速セットしたのですが、私の場合スピーカーを設置したときに必ず聞く曲がありまして、一つは渡辺みさっちゃんの「MY REVOLUTION」で、もう一つはEW&Fの「IN THE STONE」(「I am」の1曲目のやつです) 「MY REVOLUTION」を聞くのには理由があって、あのイントロのタン!タン!というバスドラの音で低音の響き具合と締まり具合をチェックしやすいということで。
実は独身寮にいた頃に、最初もらい物のスピーカースタンドにスピーカーを置いてたのですが、なんかグラグラしてて具合が悪かったので自分でブロックを買ってきて設置したところ、オーディオにはまったく関心の無かった相部屋の奴が「なんか、音変わったねぇ」と言った事がありました。それくらい変わるときゃ変わるもんなんですね。
で、今回の結果はまぁまぁという感じですか。前よりウーハーがかなり小さくなったので低音の響きが足らんのは覚悟してましたが、結構締まった音はします。もちろんビデオの音もアンプを通してスピーカーから出るようにしたので、早速CROSS OVER JAPANも見ましたが、お目当てのAB’Sは渡辺直樹氏のベースの音がちゃんと聞こえてニンマリ。当日の会場で見た人からは結構厳しい声の多かったステージですが、テレビで見るとあら不思議。ちゃんと各楽器の音もボーカルもコーラスもクリアに聞こえて、グッドパフォーマンスと思いました。(藤丸さんのボーカルはちょっと腰が入ってなかったというか上ずってたような気がしましたが、ギターは素晴らしい音してました。)
今日はいろいろな音源を聞きましたが、周波数帯域というかその辺の問題でボーカルものを聞くのがいいようなシステムになったような気がします。ちょうど妻が図書館から「と・1980」というニューミュージック系のCDを借りてきてましたが、これがバッチリでした。ただしこれで慣れると、普通にテレビのスピーカーだけで歌番組見るのが物足りなくなってしまうのですが、まぁいいか。
なお、CROSS OVER JAPANの放送については全般的にかなり楽しめました。特によかったのはAB’SとクリエイションとT-スクエア。T-スクエアのステージに登場したマリーンの歌を聞いて「凄いなぁ。かっこいいなぁ」と思ったり。彼女はライブで映えるタイプですね。他にナニワエクスプレスもよかったですし、ネイティブサンも「なんで1曲だけやねん?」と思いました。
なお、20年以上経ってあらためてわかった事もありました。AB’Sはまず「コレスポンデンス」という曲が放送されたのですが、この曲は随所で「カンカン!」というスネアの音がアクセントになってまして、どう聞いても普通のスネアじゃないしと思ってたら、やはりハイハットの左横に別のスネアがセットしてあり、これを思いっきり両手で叩いてました。それが凄くかっこよかったです。ただ、この曲は初めて聞いた場合「なんじゃこりゃ?」と思う人が多いと思われるので、あのステージで一般聴衆にどう受け取られたのかはわかりません。
なんにしても、そういう事情なので今日は夜7時から11時までテレビはつけずに食事中もず~とCDを聞いてました。ああ幸せ。