今日のひとネタ

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2015年のブックレビュー

2015年12月29日 | ブックレビュー

 しばらく読書量が減ってた時期があったのですが、今年はまずまずペースが戻ってきました。で、今年読んだ本は以下の通り。

開国/津本陽
聞き出す力/吉田豪
教科書が教えない日本史/井沢元彦
チェゲバラ伝/三好徹
新戦争論/小林よしのり
末裔/絲山秋子
タイガース世界はボクらをまっていた/磯前順一(新書)
マルクスの逆襲/三田誠広(新書)
僕らが作ったギターの名器/椎野 秀聰(新書)
赤猫異聞/浅田次郎
ちばてつやが語るちばてつや/ちばてつや(新書)
幕末維新を「本当に」動かした10人/松平定知(新書)
まんが トキワ荘物語(新書)
自分なくしの旅/みうらじゅん
転移/中島梓
らもチチ私の半生/中島らも・チチ松村
南沙織がいたころ/永井良和(新書)
誰にも書けないアイドル論/クリス松村(新書)
向き合う力/池上季実子(新書)
幕末開陽丸/石橋藤雄
安井かずみがいた時代/島崎今日子
司馬遼太郎が書かなかった幕末維新/一坂太郎(新書)
アマゾネスのように/中島梓
旅の終わりは/吉村龍一
蝶舞う館/船戸与一
非合法員/船戸与一
日本の運命について語ろう/浅田次郎
赦す人/大崎善生
卑怯者の島/小林よしのり
百年法(上・下)/山田宗樹
パイロットフィッシュ/大崎善生
砕かれた鍵/逢坂剛
神々の山嶺(上・下)/夢枕獏
運命の人(全4巻)/山崎豊子
戦争する国の道徳/小林 よしのり、宮台 真司、東浩紀(新書)
ぼくは戦争が大きらい/やなせたかし
逆説の日本史20/井沢元彦
ゲバラ最期のとき/戸井十月
キューバ危機・ミラーイメージングの罠/デイヴィッド・A・ウェルチ/ドン・マントン 著 田所昌幸/林晟一 訳
やくざと芸能と/なべおさみ
逆説の日本史21/井沢元彦
セックス・ドリンク・ロックンロール/みうらじゅん
「テロリスト」がアメリカを憎む理由/ 芝生瑞和
笑いの現場/ラサール石井(新書)
ボケてたまるか/伊東四朗
逆説の日本史19/井沢元彦


 数でいうと46冊。今年は年初めから新書に目覚めて、一度に何冊も買ってきたりしました。新書というと「中身がない」とか「ハウツー本ばかり」というイメージだったのですが、実際色々探してみると興味深いものがありますね。ただ、新書は旬なものでないとつまらない気がして、ここ何年かの割と新しいものを買ったと思います。

 この中で特に面白かったのは「マルクスの逆襲」「新戦争論」「誰にも書けないアイドル論」「赦す人」「神々の山嶺」「運命の人」で、ベスト3は「神々の山嶺」「マルクスの逆襲」「運命の人」です。「神々の山嶺」は映画化されるようですが絶対見に行きます。「マルクスの逆襲」は、資本主義の宿命であるこの格差社会の時代に「資本論」でも読んでみようかと思ったところ、この本を見つけて読んでみて目から鱗でした。面白いです。あとは「運命の人」はドラマでも見たのですが、原作の方が面白いですね。沖縄の基地問題が話題になる昨今、この本の賛否は別にしてこれを読んでない人とは沖縄の基地問題は語り合いたくはないです。

 とにかく来年も年間50冊を目標に頑張ります。ちょっとはかしこくなれるかも。