今日のひとネタ

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すばらしき世界/ベッチ・カルヴァーリョ

2016年11月20日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 久しぶりにHMVに行ったら、ベッチ・カルヴァーリョのCDがあったので買ってきました。「BRASIL CLLECTION 1000」というシリーズで、その名の通り1000円ポッキリ。

 このアルバムは1976年の録音で1978年に国内盤LPがリリースされたそうで、ほぼ40年前の作品なんですね。ベッチ・カルヴァーリョは「サンバの女王」とか「パゴーヂの母」といった称号でシーンに存在感を示し続けた存在だということですが、私はアルバムを買ったのは初めて。というか、サンバのコンピレーションアルバムは買ったことありますが、サンバのシンガーのアルバムを買ったのは初めてだったりします。

 実は高校生の頃にミルトンバナナトリオの「コパカバーナの誘惑」というアルバムをたまたまラジオで聞いて以来、衝撃というか凄く気に入ってそのアルバムは愛聴盤にしています。これはサンバの有名な曲がメドレーで2曲ずつくらい演奏されているものなのですが、なにしろ当時はインターネットも無い時代なのでサンバとかブラジル音楽に関する知識はまったくありませんでした。が、収録されていた曲のタイトルはなんとなく覚えていたということで。

 で、聞いてみたら収録曲の半分くらい知ってました。ということは、そのミルトン・バナナのアルバムに入ってたという事で、当時はベッチ・カルヴァーリョが超売れっ子だったんですね。彼女は1946年生まれということですから、日本の歌手の年代でいうと都はるみよりはちょっと上で、同い年なのは中尾ミエ、木の実ナナ、など。

 ちなみにこの「BRASIL CLLECTION 1000」というCDのシリーズは、リオ五輪開催記念として今年の7月に全30タイトルが発売されたものだそうです。amazonだけ見てたらまったく気づかないわけですが、色々あったんですね。もっと早く知っておけばよかったと。