今日のひとネタ

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「Gメン'75 DVDコレクション」ですって

2021年05月22日 | ドラマレビュー
 
 DeAGOSTINIのDVDコレクションで、「Gメン'75 DVDコレクション」の発刊が開始されました。DVD1枚に各3話ずつ収録し、全199号集めると放送された355話を完全にコレクションできるのだそうです。

 75というくらいなのでこれは1975年開始のドラマですが、当時私は小6。前番組の「バーディー大作戦」が好きだったので、これも見てました。「ハードボイルド」という言葉を知ったのはこのドラマが初めてだったと思います。とはいえ、当時はまったく意味は理解してませんでした。

 私としては、丹波先生とかドラゴン倉田保昭とかドデカの藤木悠さんなど、「バーディー大作戦」と出演者が共通していた部分もあり、同じような雰囲気になると思ってたのですが、第一話ではかなりの違和感。「これってコメディーの要素はないの?」と。

 とにかく出演者みんな怖い顔してるし、やたらと人は死ぬし、まだ一般男性以下のおこちゃまにとってはかなり刺激が強かったと言えます。しかし、初回の号の解説によると、土曜夜の「キーハンター」が終わって「アイフル大作戦」「バーディー大作戦」になるにしたがって視聴率が下降傾向にあり、ここで好転しないとこの枠は終了というまさに背水の陣だったと。

 そういう意味で、小6のガキが「ん?」と思った部分では大人が「お、今度のはなんかかっこいい」と思ったことが推察され、これが長年続いたことを考えるとコンセプトとか演出方針は大成功だったのでしょう。当時のスポーツ新聞で見た記憶があるのですが、「太陽にほえろ」は関東で視聴率が高く、このGメンは関西の方が視聴率が高いとの事でした。それが本当なのか一時的なことなのかはわかりませんが、なんとなくわかるようなわからないような。ただ、私はどっちかというと「太陽にほえろ」派です。

 ちなみに各号DVD付きで1,799円ですが、創刊号は特別価格で499円。そりゃ買いますよね~。そして驚いたのは、第三話に出てた子役の女の子は幼い頃の伊藤つかささんなんですって。おじさん、知らなかったなあ。

 なお、Gメンという言葉を初めて知ったのはスペクトルマンの「公害Gメン」ですが、あのドラマではそれがいきなり「怪獣Gメン」になって、幼心にも「いくらなんでもそれは安易なのでは?」と思いました。

 このGメンという言葉をWikipediaで調べると、「英語圏における、公務員の俗称。」との事でした。ということは、このドラマの流行った頃は、市役所の職員があちこちの飲み屋さんで「Gメンだ! ワッハッハ。」と丹波先生のように笑ってたと思われ、それはそれでいい時代でしたね。

 ちなみに、新潟の万人家というラーメン屋は「G麺」というのがウリです。ゲンコツ、極太などのGだったと記憶してますが、それはまた別の機会に。結構うまいです。