東京オリンピックの予算が当初の見込みから6倍になりそうだとか。2割オーバーくらいなら「まぁ仕方ねえなぁ」という感じですが、6倍ともなると関係者は笑うしかないでしょうね。
で、予算が6倍になった時の夢を見てみましょう。私の前のメインギターはアリアのイーグルモデルで定価10万でした。これが6倍になると60万ですから、B.C.リッチの本物というか80年くらいの中古でなおかつ状態のいいものを選んで買えます。今のメインギターはオービルのレスポールで定価7万5千円ですが、6倍だと45万なので本家ギブソンが買えるかも。でもどうせなら国産でNavigatorが欲しいかな? 45万では買えんかもしれんけど。
こうなると、Squierのストラト買いに行ってFender Custom Shopを買っちゃったようなものです。こういうのを衝動買いすると家族に「なにやってんの! お金どうするの!」と言われそうなものですが、「6倍くらいいいじゃない」と言って許してもらえる時代が来るかと思うとギタリストにとっては夢のような話です。
なにより今年の年末ジャンボは一等前後賞合わせて10億ですから、東京オリンピック記念としていっそこれを6倍にして欲しいですね。60億当たれば当面の悩みは大体解消されます。さっそく宝くじ買いに行かなくちゃ!(?)
フジのドラマ「無痛」が終了しました。原作は読んでおらず予備知識まったく無しで見始めたのですが、まぁまぁ面白かったです。とはいえ、そもそもが「犯因症」とか、見ただけで病気がわかる特殊能力という設定がとんでもない発想なので、脚本が無茶苦茶という感想は酷な評価でしょうか。
最後の方は無痛症のイバラが不死身の男的な位置づけになってましたが、痛みを感じないとはいえ、脚の骨が折れたり靭帯が切れてたりすると歩けないんじゃないかなぁと思います。原作はどんな感じなのか知りませんが。
で、このドラマで白神院長の秘書役の女優さんがすっごく綺麗に見えて、「あれは誰?」と思ったら宮本真希さんという人でした。調べてみたら宝塚出身の人らしく、結構キャリアは長いのにこれまでの出演作はやたらと土曜ワイド劇場が多いんですね。どおりで見たことないと思ったら。なんかもったいないですね。
そして、ドラマのキーとなる「無痛症」ですが、これは完全な創作かと思ったら、なんと先天性無痛無汗症というのがあるそうです。驚きですが、神経障害の一種と考えれば糖尿病の人が足先を怪我してもわからないことがあるというのに似てるかも。そこからヒントを得てのドラマなのかもしれませんが。
どっちにしても刑事役の伊藤淳史の行動が無茶苦茶だったり、捜査のやり方も全体的におかしかったり、金髪のパーカーちゃんのイメージが「問題のあるレストラン」と被ったり、犯因症がわかる場面が気持ち悪かったりするので、保存版にしたり再放送で見たりすることはないでしょう。こういうドラマがあってもいいと思うし、まずまず力作だとは思うのですが好みではないと。まぁ一般受けはしないでしょうね。
モト冬樹氏がNHKスタジオパークにゲスト出演し、生演奏もあるということで録画して見ました。さすがのキャリアなので色々な話がありましたが、「以前は沢田研二さんのヒット曲とか、小学生からお年寄りまでみんな知ってたけど、今のヒット曲はある年代にしかわからないから、コミックバンドがネタをやりにくくなった。」と言ってて、まさしくそうだなあと思いました。コミックバンドでも音楽漫才でも、まず登場して誰でも知ってるヒット曲を歌って「つかみはOK」という感じでしたし、レツゴー三匹も最初に長作さんが一曲歌ってましたしね。
また、渡辺香津美氏は学校の後輩で、モト氏が学園祭でギターを弾くのを見て憧れてギターを始めたのだとか。ただしモト氏は「それを言うとキミの経歴に傷がつくから言わない方がいい」と諭したものの、実際はモト氏がこの話をネタにしてしゃべりまくってるので意味がないとか。
それにしてもMCの竹下景子さんが「モトさんは話芸がありますから…」というと、「え、ハゲですか?」と即座に突っ込む自虐ネタのキレはさすがです。「もうツルの恩返しでもムッときますから。」ですって。
で、ギターの生演奏はエレキギターでベンチャーズあたりを弾くのかと思ったら、意表を突いてアコギでした。それも「ミッド・ナイト・イン・パリ」という映画の音楽で、映画の中で流れるのが気になってサントラを買って耳コピしたそうです。かなり複雑な曲ですが、モト氏曰く「結構苦労して、コピーして音を取るのは1~2週間で出来たんだけど弾くのが難しくて。弾けるまでに半年から一年くらいかかっちゃって。」だとか。あれだけの人でも1曲こなすのにそれぐらいかけるんですね。実際人前でこれを弾くまでに1年かかったのだとか。
そしてそれはすっごく複雑な曲でしたが、演奏はさすがでした。演奏後も「リハーサルの時にモニター見たら『え、オレこんなにはげてるんだ!』とびっくりして間違えちゃったから、本番はモニター見ないようにした」とキッチリ自虐ネタで締めました。
さらに私生活では59歳で結婚したそうで、これはおっさんでも薄毛でも大丈夫ということで世のすべての中年男性に希望を与える存在ですね。いや、それにしてもいいハゲ…もとい、いい演奏を見せて貰いました。1年くらいかけて1曲コピーするというのは素敵ですね。私も頑張ろうっと。
CSの番組表で「宇宙からのメッセージ」を最近よく見かけます。多分、スターウォーズの最新作が話題なので、あちらのパクリとしておなじみのこの映画も関心を集められるだろうという便乗商法でしょう。私はこの映画に興味があって、一時はDVD買おうかとも考えてたのですが、CSで見られるならもういいです。
と思ったら、放送は東映チャンネルでした。これは契約してないので当然見られません。しかし、DVD買うくらいなら1ヶ月だけ東映チャンネル契約して録画した方が安いのか? うむ~。
CSのTBSチャンネルでの「大映ドラマ総選挙」で、「夜明けの刑事」が第3位だったとか。実は最終回の放送が結構面白かったので、私もこれに投票しました。このドラマは、コント55号の坂上二郎さんが刑事ドラマに主演するということで当時話題になったのですが、うちの田舎ではリアルタイムで放送してなかったので、放送の何年かあとに見たと記憶してます。
で、昔は特に違和感なかったのが、いま見てみると捜査課長の石立鉄男の暴走ぶりが凄いです。もっともドラマの中でも「令状なしで逮捕するんですか?」とか現場の刑事がびびってるところを、課長が「それが俺のやり方だ!」って言って押し切ってるくらいなので、そういうのが売りだったんですね。なんか、二郎さん演じる人情派刑事がメインのドラマだと思ってたのですが。
それにしても、令状なしでボコボコにして連れてきた容疑者を取調室でなく、刑事部屋でさらにボコボコにするあたりがしびれます。こういうのを考えると、やはり取り調べは可視化しないとだめだと思った次第です。あ、ドラマだから可視化されてるのか。(って、そういう問題か?)
ちなみにキャロルがゲストで出て、永ちゃんがステージから穂積ペペに語り掛けるシーンがあるのは第2話でした。これはさすがに私も記憶してました。それにしても穂積ペペが弾いてたストラトはどこのメーカーなのでしょう???(って、興味はそこか)
水木先生追悼企画で「ゲゲゲの女房」の総集編を再放送中。放送当時は見てなかったのですが、水木先生の生涯には興味があるので見てみましたがつまらない…。考えてみれば、水木先生の生涯ではなくて奥さんが主役なので戦争前とか戦時中の悲惨な体験は出てこないんですものね。
そもそも、朝ドラの総集編を面白いと思ってみたことがありません。あの「あまちゃん」でも、総集編は確か「落武者」の話がなかったように記憶してますので、本編に比べるとガタ落ちで。
それを考えると、総集編というのは本編が好きだった人が反芻するためなのか、見てなかった人が一応話題にできるためだけに見るのかどうなんでしょうね。ちなみに反芻ということでいうと、「あまちゃん」のようにセリフの一言一言が面白いドラマは少しでも端折ってしまうとダメなので、「あまちゃんは総集編で見たけど面白かった~」という人とは話が合いません。あしからず。
ドラマ「下町ロケット」は、なんかやたらと俳優が本業じゃない人が出るので疑問なところが多いのですが、今回の高島彩は認めます。ジャーナリスト役なので淡々と話す場面とか、そもそもアナウンサーの時に経験したであろう取材の場面だったりで、そんなに違和感なかったし、アップで見ても充分可愛いし。
で、許すと言えば世良公則の悪役教授役もいいですね。昔はボギー刑事だったのに、すっかり悪い人になってしまいました。ま、別に俳優じゃない人は全部だめってわけじゃないですが、物語のキーを握る人はちゃんとした人でやって欲しいなと。
こういうのって、何年か経ってから再放送で見たりDVDで見たときに「なんで当時はこの人を使ったん?」とか思うことありますし。とはいえ、私は特にこのドラマは保存版にしませんけどね。
TBSラジオ「たまむすび」での話。スタジオでトーク中に「あの曲かけよう」となってから、CDを用意し実際放送されるまでに何分かかるのか?というのをやってました。
今回はスタジオゲストがリクエストした曲を、番組ADがコンピューターで社内の保管場所を検索し、資料室まで取りに行ってオンエアするというもの。
結果、一回目は2分38秒、二回目に違う人がやって3分弱でした。どっちも戻ってきてから息切れしてたので、かなり走ってこれです。
ということは、フリートークの最中に「なんでタイミングよくこの曲がかかるんだ?」という場合、話題になってから2分半以内ならその曲をかけるのが打ち合わせ済み、すなわちフリートークと言いながら実は台本ありということが想定されます。
まあまったくの偶然で関連のある曲がかかることもあるわけで、どっちにしてもあまり役に立たない知識かも。局によって仕組みも違うかもしれないし。
映画「杉原千畝」を見てきました。「ギャラクシー街道」を見に行った時に予告編を見て、「これは見ねば!」と思った次第。感想としては凄く面白かったです。まだ見てない人が多いと思うのでネタばらしはしませんが、第二次大戦前のヨーロッパの世界情勢を勉強しておくと理解は早いかもしれませんね。ポーランドとかリトアニアとか。
で、唐沢寿明は英語のセリフが多いので大健闘ですが、画面も字幕が多いので見る方もそれなりの覚悟が必要です。というか、ほとんど字幕という感じでした。洋画感覚だったり。
今週は、ドラマ「偽装の夫婦」が最終回でした。序盤はすっごく面白くて毎週楽しみにしてたのが、最後の2回で完全にこけたという印象。実は保存版にしようと全話録画したままとってあったのですが、最終回見た瞬間に消しました。
家族のうち3人がこれを見てたのですが、3人とも同じ感想で「純と愛」も見てた娘1号は「あの人はドラマの最後がダメ」とまで言いだす始末。(脚本家の話です)
で、ネットでも同様の感想が多いので、誰が見ても最後の2回はダメダメだったのでしょう。なんでこんなことになったのでしょうか。ダメなのはストーリーというか明らかに脚本ですし。ドラマの最終回って、たいした話じゃないのは多いですが、これはラス前からでしたしね。
ただ、その中でも「好きな言葉は世界平和とライス大盛り無料」「嫌いな言葉は見て見ぬふりと消費税別」「ハグしていいか? って、もうしてるけどな。」というセリフが受けたのが救いでした。あとは佐藤二朗の「サプラ~イズ」も面白かったです。そんな話のタネがあっただけよしとしましょうか。